ハッピーバースデー 命かがやく瞬間 の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
心に深い傷を持つ母親は、娘に対し辛く当たってしまう。 娘は家族の誰にも愛されないことに絶望し、声を喪う。 彼女の異変を察知した兄や担任が手を差し伸べ、祖父母の力を借り、彼女の声を、心を、生活を取り戻す。 学生の頃に読んだ作品ですが、何かの折に触れて思いだし、今でも心の隅に残っている作品です。
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児童書とは思えない深い一冊。 かなり泣けます。 結婚するとき、子供をもったとき、家庭にトラブルが生じたとき等などに、是非読んでほしい1冊です。 心に深く響くものがあるはずです。
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大人になってから読んだほうが感動しますね。 前半は読んでいてとても悲しくなりますが・・・、メッセージ色を感じられる本だと思います。 人は悲しみのぶんだけ強くなれるんですね。
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小学校の時からなぜかずっと好きだった1冊。本当に久しぶりに再読。主人公を支えた祖父母の温かさに、涙>
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個人的に、西の魔女が死んだに似ている気がします。 主人公(あすか)は少しずつ積み重なりやがて心に大きな傷を負い、 それを祖父や祖母と一緒に自然と触れながら癒していくところが。 あすかが喋れるようになることを、 期待するでもなく、期待しないでもない、 おじいちゃんの姿勢がとても好...
個人的に、西の魔女が死んだに似ている気がします。 主人公(あすか)は少しずつ積み重なりやがて心に大きな傷を負い、 それを祖父や祖母と一緒に自然と触れながら癒していくところが。 あすかが喋れるようになることを、 期待するでもなく、期待しないでもない、 おじいちゃんの姿勢がとても好きです。 何も焦ることはない。ゆっくりでいいんだよって。 これは、私の中に、とても、響きました。 誰もが間違いを犯している。 それさえも認めて、包み込むような、温かい作品でした。 いつか、「生まれてきてよかった」って、 心の底から、呟くように言えたら、 幸せな人生だと言えるのでしょうね。
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必要とされないことがどれだけ辛いのか、逆に人に必要とされているという事がどれだけの強みになるのか。 思春期の子どもたち、そして親になる人たちにも是非読んでほしい。
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「誕生日おめでとう」 声をなくした少女は、その言葉が欲しかった。 「生まれてくれてありがとう」 厳しかった母親も、その言葉を欲しがった。 母と、子。子と、親。兄弟というつながり。 人はみんな、自分の親に愛されたい。
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小学生に本を薦めるならば、一番に挙げたい。 家族に見捨てられたあすかが、 声を失い、家族から離れ、 友達にも見捨てられる。 それでも助けてくれる人がいたから、 最後には「ハッピーバースデイ」と 言ってもらえた。 きっと涙なしでは、読めない作品。
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長女を妻のベットに寝かし就ける際に、何となく手に取った児童書。 小説仕立てですが、どちらかと言うと大人に対する啓蒙書、といったところでしょうか。随所に、『ありのままの子供を受けとめよう』といった感じのメッセージが散りばめられています。 私も妻も面白い本だと思ったんですが、肝心...
長女を妻のベットに寝かし就ける際に、何となく手に取った児童書。 小説仕立てですが、どちらかと言うと大人に対する啓蒙書、といったところでしょうか。随所に、『ありのままの子供を受けとめよう』といった感じのメッセージが散りばめられています。 私も妻も面白い本だと思ったんですが、肝心の児童真っ盛り(小学校5年生)の長男は『いや、イマイチ。』と言ってました。もしかしたら、男の子向きでは無いかも知れません。
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大人版と子ども版を両方、購入。 大人版はなつきさんは出てくるのに、子どもの方には出てこない…。 それ以外はどちらも同じ内容。 同じ本を2回読んでも泣けます。 今、いじめが問題となっておりますが、これを読んで乗り越えてほしいです。私も、いじめられていた時に見つけて立ち直れた本...
大人版と子ども版を両方、購入。 大人版はなつきさんは出てくるのに、子どもの方には出てこない…。 それ以外はどちらも同じ内容。 同じ本を2回読んでも泣けます。 今、いじめが問題となっておりますが、これを読んで乗り越えてほしいです。私も、いじめられていた時に見つけて立ち直れた本です。 特に、おじいちゃんとあすかちゃんの場面が印象的でした。
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