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ピープルウェア 第2版 の商品レビュー

3.9

61件のお客様レビュー

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2024/07/29

読んでるときはちょっと退屈だった。読み終えたあと、続けてデッドラインを読み始めたら認識が変わった。この本に書かれていることが生き生きと誇張気味に書かれていて、先に読んでおいてよかったと思えた。

Posted byブクログ

2023/07/10

ソフトウェアを作るのは、人である。人が働きやすい環境を作ることが、結局のところいいソフトウェアを作ることになるのだ。オフィスに関しての話で、アレグザンダーもでてくるのが、うれしくなった。

Posted byブクログ

2023/04/02

 誰かに頼るしか問題の解決策がないという深刻な場合でさえ、管理者に頼るのは最後の手段である。チームの中から助けの言葉をかけた方が、はるかにうまくいく。これまでにチームワークのよいプロジェクトチームを数多く見てきたが、そういうチームの管理者は、チーム内のお荷物的な作業者に対してどな...

 誰かに頼るしか問題の解決策がないという深刻な場合でさえ、管理者に頼るのは最後の手段である。チームの中から助けの言葉をかけた方が、はるかにうまくいく。これまでにチームワークのよいプロジェクトチームを数多く見てきたが、そういうチームの管理者は、チーム内のお荷物的な作業者に対してどなりたい気持ちをぐっと我慢しているのだ。 ■意外な生産性要因:誰とチームを組んでいるか …同一企業の二人の生産性がほぼ同じということは、サンプル全数で見られた個人のバラツキに関する経験則が同一企業内のプログラマーには適用できない可能性があるということだ。すなわち、同一企業の二人には生産性のバラツキはなく、ほぼ同じと考えられる。これが意味するのは、「優秀なプログラマーはある特定の企業に偏在し、また、そうでないプログラマーも別の企業に偏って分布する」ということだ。1981年に、ハーラン・ミルズはこの現象を次のように予見していた。 「企業におけるプログラマーの能力差は10倍であるといわれている。しかし、企業自体の生産性にも10倍の開きがある。」 ■ホーソン効果:人は、他と違った扱いを受けることに魅力を感じ、注目されることを好み、珍しいものに好奇心を寄せる  →人は何か新しいことをやろうとしたとき、それをよりよくやろうとする ■チーム殺し ・自己防衛的な管理 ・官僚主義 ・作業場所の分散 ・時間の分断 ・品質低減製品 ・さばを読んだ納期 ・チーム解体の方針

Posted byブクログ

2022/05/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

「残業時間が増えると無業時間も増える」、「顧客は品質にお金を支払わない」、「チーム殺し」、「裃を脱ぐ」、「年間最高不服従賞」、「ホルガーダンスク」、「非難から身を守るために残業をする」、「標準化はインターフェイスに」、「混乱」、「会議と儀式」、「コミュニティ、人生の最後に思うこと」

Posted byブクログ

2021/10/03

30年以上前にすでに、 ソフトウェア開発プロジェクトの失敗原因が 社会学(人に関する観点)であること、 プロセス改善の制度化に対する危うさ、 オフィス環境の重要性にも言及している ことが驚いた。 さすが、知名度の高い名著と言われるだけのことはある。

Posted byブクログ

2020/06/07

チームがバラバラになってきたように感じたため、チームとは何か、仕事とは何か振り返りたいと思って読んだ。ずっと積読だったけど、もっと早く読めばよかったなあ。

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2019/11/25

ピープルウェアというタイトル通り、プロジェクトが頓挫しないためには技術的な側面よりも人間的な側面、社会学的な問題の解決の方がずっと重要、という内容です。プロジェクト単位でなくとも、会社として、チームとして、、、いろいろな粒度で読み進めることができます。 楽しく仕事をやる前提は、...

ピープルウェアというタイトル通り、プロジェクトが頓挫しないためには技術的な側面よりも人間的な側面、社会学的な問題の解決の方がずっと重要、という内容です。プロジェクト単位でなくとも、会社として、チームとして、、、いろいろな粒度で読み進めることができます。 楽しく仕事をやる前提は、プロフェッショナルな仕事をすることであり、その環境を提供するためにマネージャーがやるべきことは何か。 管理統制の行き届いた組織で叩き上げた人たちにはファンタジーに思えそうだし、職種によって感じ方は違いそう。ただソフトウェア開発の現場なら、マネージャーがこの本を読んでくれていれば退職率が多少は下がりそうだなと思いました。 退職者の多いWeb事業会社で働いているため、興味深く読了しました。

Posted byブクログ

2019/01/17

トム・デマルコの本は以前一冊読んだ事があった。 彼はユーモアに読んだ文体で、ソフトウェア開発の現場におけるモチベーション、チームワーク、組織の事を語る。 ただ、彼の独特の文体は、受け付けない人もいるかもしれない。明確なハウツー本ではないからだ。 以前読んだ本は、ユーモアのあ...

トム・デマルコの本は以前一冊読んだ事があった。 彼はユーモアに読んだ文体で、ソフトウェア開発の現場におけるモチベーション、チームワーク、組織の事を語る。 ただ、彼の独特の文体は、受け付けない人もいるかもしれない。明確なハウツー本ではないからだ。 以前読んだ本は、ユーモアのある面白い内容だったけど、抽象的すぎる内容で、言わんとしている事がいまいち理解しきれなかった。 本書の内容は、人材、環境、生産性、チームワークであり、より事例が具体的で理解しやすく、また文化的な差も感じないないようだった。 ただ、本書の真の価値は、改定版第2版で追加された第六部「ピープルウェアの小さな続編」だと思う。 この中の「変化を可能にする」は、今の日本で、誰もが感じるであろう「変化と摩擦」について、素晴らしくシンプルに、かつ明確に解説していた。 本書自体はソフトウェア開発者でなくても十分に得るもののある内容だし、正直、第6部 第30章だけを見ても価値のある内容だと思う。 一度、書店でその部分だけでも読んでみたらどうだろう?

Posted byブクログ

2019/01/03

ソフトウェア開発プロジェクトの真の問題点を取り扱った古典的名著。久し振りに読んでみた。 プロジェクト成功の鍵は、どうチームを作り、メンバーのモチベーションを高め、効果的に運営していくかであり、そのために管理者は何をすべきか?を著している。ありがちな落とし穴を数多く例に挙げている...

ソフトウェア開発プロジェクトの真の問題点を取り扱った古典的名著。久し振りに読んでみた。 プロジェクト成功の鍵は、どうチームを作り、メンバーのモチベーションを高め、効果的に運営していくかであり、そのために管理者は何をすべきか?を著している。ありがちな落とし穴を数多く例に挙げていることから、多くのソフトウェア開発者たちの共感を得て、マネージャーに読ませたいと思われている本。 原著の初版は20年以上前に出版されたのだが、その内容は未だ色褪せていない。ということは、20年経っても開発現場の状況はちっとも改善していないということか?!

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2018/10/23

ソフトウエアマネージャ必読。この本に書いてある通り、やる気こそがすべて。ここを無視したソフトウエア開発プロセスにはまったく意味がないと思います。なので、アジャイルが必要なのです。

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