1,800円以上の注文で送料無料

論理トレーニング101題 の商品レビュー

4.2

75件のお客様レビュー

  1. 5つ

    36

  2. 4つ

    13

  3. 3つ

    16

  4. 2つ

    3

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2023/01/04

「文と文をつなげる接続詞はどれが適切か。」 受験科目としての国語ではよく目にする問題だ。私はこの類の問題は苦手ではなかったが、感覚でなんとなく解いていた。間違った場合も、なぜ、どういう理由で間違ったのかを突き詰めて考えてこなかった。 本書はそれを「論理トレーニング」と題して体系...

「文と文をつなげる接続詞はどれが適切か。」 受験科目としての国語ではよく目にする問題だ。私はこの類の問題は苦手ではなかったが、感覚でなんとなく解いていた。間違った場合も、なぜ、どういう理由で間違ったのかを突き詰めて考えてこなかった。 本書はそれを「論理トレーニング」と題して体系的に学ぶことができる。しかも試験問題のような形式で出題されるので、こちらもまず考えて自分なりの答えを出す。少し複雑な構造になると頭の中だけで覚えながら考えるのが難しくなり、メモを取りながら問題を解くことになる。その姿はまるで受験生そのものだった。 若い頃に積み残したものを拾っていく。そんな楽しみ方を思い出させてくれる本だった。

Posted byブクログ

2022/12/04

大学時代の読み残しを今さら読了。接続表現や論証の構造の捉え方を解説した上で101題の練習問題に取組む内容。文章の論理を掴む訓練。書いてあることそれぞれはそう難しくないはずなんだけどまぁみんな文章読めないよね。SNSの不毛な論争見てると大切な本だと感じます。

Posted byブクログ

2022/12/01

論理的思考力を鍛えるため購入。 文章が硬すぎて途中からお手上げ状態。もちろん理解したら説明力とか読解力は上がるんだろうけど、苦行感が否めない。もう少し自分が円熟味を帯びてきたら再読します笑

Posted byブクログ

2022/11/06

すごく面白くて勉強になった。難解な内容と聞いていたけど意外にもすっと入ってくるような文章になっていた。なんかこの感想を書くのもいちいち躊躇してしまうくらいに感じられる。 1章は接続詞の活用、これはわかりやすくて導入としてありがたかった。2章は文章の骨格、枠組みと役割を理解ふるには...

すごく面白くて勉強になった。難解な内容と聞いていたけど意外にもすっと入ってくるような文章になっていた。なんかこの感想を書くのもいちいち躊躇してしまうくらいに感じられる。 1章は接続詞の活用、これはわかりやすくて導入としてありがたかった。2章は文章の骨格、枠組みと役割を理解ふるには助かる。3章は論証、推測、演繹、こっから結構難しい...。4章は逆裏対偶が出てきたけど、仮説や主張のところで撃沈。5章は1番みた方がいいかも。どのように批評、質問するべきか、より会議やプレゼンの場を意味あるものにするかを握ってる気がする。

Posted byブクログ

2022/10/30

 一読するだけでは難しい。わかったような、わからないようなモヤモヤした読後感が残る。だが、それがいいのかもしれない。  前作みたいに解答が省略されておらず、一問一問解説がついているのが良い。

Posted byブクログ

2024/04/19

接続詞の使い方、論証のやり方など、改めて日本語の使い方、書き方を学ばせてくれる。例題も多く、非常に良いトレーニングになった。(本間)

Posted byブクログ

2022/02/03

一般に、「すなわち」はほぼ同じ内容の言い換えであるから、ひっくり返しても成り立 ちやすい。 このことはまた、「そして」や「しかも」についても言える。論点の付加の場合も、順 序をひっくり返すことがそれほど無理なくできる。 逆に、ひっくり返すと奇妙になる場合には、その論理関係は言い換...

一般に、「すなわち」はほぼ同じ内容の言い換えであるから、ひっくり返しても成り立 ちやすい。 このことはまた、「そして」や「しかも」についても言える。論点の付加の場合も、順 序をひっくり返すことがそれほど無理なくできる。 逆に、ひっくり返すと奇妙になる場合には、その論理関係は言い換えや付加ではないと いうことである。 【目次】 1 議論を読む 第一章 接続表現に注意する  第二章 議論の骨格をつかまえる 2 論証する 第三章 論証とはどのようなものか  第四章 演繹の正しさ・推測の適切さ  第五章 論証を批判的にとらえる

Posted byブクログ

2021/06/06
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

序論の「一般に新聞記事は接続表現が乏しく、これといった論理的構造がない」/「自分と異なる意見の相手と対話する。それこそ、論理が要求されるもっとも重要かつ典型的な場面である。独善的な精神に論理はない。」はこの本をじっくり読み込む上で最高の煽り文句ではないかと感じた。そして、朝日新聞には人の論理性を破壊させる呪いが、各々の記事に練り込まれているのではと疑いたくなった。しめの論理トレーニングの成果を発揮する場面についても納得。

Posted byブクログ

2021/04/19

ひたすらトレーニングの問題が載っている問題集といった感じの本。後半に行くに従って難解。前半はまだ接続詞を選ぶ問題で、クイズ感覚で解けたが、演繹か推測かあたりでなかなか苦しくなり、最後の質問せよ、批判せよあたりになるとお手上げ。 そういう意味では、少しづつしっかりレベルアップされて...

ひたすらトレーニングの問題が載っている問題集といった感じの本。後半に行くに従って難解。前半はまだ接続詞を選ぶ問題で、クイズ感覚で解けたが、演繹か推測かあたりでなかなか苦しくなり、最後の質問せよ、批判せよあたりになるとお手上げ。 そういう意味では、少しづつしっかりレベルアップされているのであろう、よく出来た構成だなとは思う。 中学、高校の国語の授業でもこういうものを使ったら面白いんだろうなと思った。

Posted byブクログ

2021/04/12

論理トレーニング問題集みたいな感じ。案外自分の読み方がいい加減だったと思い知らされ若干ショックだった笑 接続語の意外と学校とかで習わなかったりするから非常にためになった。むしろこういうのは文章を組み立てる上で重要だから、教えて欲しかったなあとも思う。

Posted byブクログ