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“It"と呼ばれた子 幼年期 の商品レビュー

3.8

248件のお客様レビュー

  1. 5つ

    54

  2. 4つ

    84

  3. 3つ

    77

  4. 2つ

    12

  5. 1つ

    1

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2022/10/03

タイトルだけは聞いたことがあったけど、実話だとは知らなかった。 読んでいて、ひたすら辛い描写の数々…実の母親なのに、何という酷い仕打ちなんだろうと悲しくなった。 しかも、愛されていたのに突然豹変した、他の兄弟は変わらず愛されているのにデイヴだけ虐待されているのが、何で?何があった...

タイトルだけは聞いたことがあったけど、実話だとは知らなかった。 読んでいて、ひたすら辛い描写の数々…実の母親なのに、何という酷い仕打ちなんだろうと悲しくなった。 しかも、愛されていたのに突然豹変した、他の兄弟は変わらず愛されているのにデイヴだけ虐待されているのが、何で?何があったの?!と疑問すぎる。近所の人や親類や学校の先生がもっと早く通報できなかったのか…と思うけど、虐待ってそういうものなのかもしれない。外からはわかり辛いものなのかな。 続きも読んでみたい。

Posted byブクログ

2021/12/06

読んでいるとどんどん辛くなる作品でした。 日本の児童虐待件数は毎年増え続け、知られていない虐待ももっと多くあると思います。 私は虐待をしない、傍観しない大人になりたいです。

Posted byブクログ

2021/11/28

紹介されて読んだ本です。おそらく自分から読むことはなかったと思います。読書の幅を広げるにはいいとことだと思っています。 内容は、幼少期にひどい虐待を受けた子どもの実話が書かれています。自分の過去の痛みを赤裸々に書くことはかなりの痛みを伴ったことだと思います。それでも、児童虐待の現...

紹介されて読んだ本です。おそらく自分から読むことはなかったと思います。読書の幅を広げるにはいいとことだと思っています。 内容は、幼少期にひどい虐待を受けた子どもの実話が書かれています。自分の過去の痛みを赤裸々に書くことはかなりの痛みを伴ったことだと思います。それでも、児童虐待の現実を知ってもらうために書いた作者には敬意を払います。本当に目を背けたくなるような内容です。一つだけ疑問が残ったのは、なぜ、母親は他の兄弟ではなく彼だけを虐待したのか?、ということでした。

Posted byブクログ

2021/08/17
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

読んでてずっと、なんで、って思うことだらけだった。なぜお母さんは変わってしまったの。なぜ兄弟の中でデイビッドだけをこんなに憎み標的にしたの。なぜ父親や、周りの大人はたったひとり、イカれた母親を止めることができなかったの。なぜ学校はもっと早く対応できなかったの。なぜ周りの子どもたちはこんな悲惨な状況を知っていながら彼をいじめることができたの。なぜ死なずに生き抜くことができたの。なぜ父親は出て行くときに連れていかなかったの。これが現実に起きたことで、もしかしたら他の何処かでも起きていることなのかもって思ったら怖すぎる。本当に本当に、世の中から児童虐待がなくなってほしい。

Posted byブクログ

2021/08/02

「なぜ、ぼくだけがこんな目に?」―母親に名前さえ呼んでもらえない。“That Boy(あの子)”から、ついには“It(それ)”と呼ばれるようになる。食べ物も与えられず、奴隷のように働かされる。身の回りの世話はおろか、暴力をふるわれ、命の危険にさらされ、かばってくれた父親も姿を消し...

「なぜ、ぼくだけがこんな目に?」―母親に名前さえ呼んでもらえない。“That Boy(あの子)”から、ついには“It(それ)”と呼ばれるようになる。食べ物も与えられず、奴隷のように働かされる。身の回りの世話はおろか、暴力をふるわれ、命の危険にさらされ、かばってくれた父親も姿を消してしまう―児童虐待の体験者がその記憶をたどることは、きわめて苦痛と困難をともなうものだ。本書は、米国カリフォルニア州史上最悪といわれた虐待を生き抜いた著者が、幼児期のトラウマを乗り越えて自らつづった、貴重な真実の記録である。

Posted byブクログ

2018/12/03

良く生きていたなというのが正直な感想です。 そして誰も止められなかったという事実。 見て見ぬふり、だったのでしょう。

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2018/03/27

壮絶。残酷。 恐ろしい。 自分の子どもをそれほどまでに憎む心が、恐ろしく悲しく、不気味ですらある。 以前はパーフェクトな母親であったらしいのに、何が彼女を変えたのかわからないまま、話は進む。 それがまた、悲しい。 こういう話を読むといつも思うのだけれど、こういう負の心は決して他人...

壮絶。残酷。 恐ろしい。 自分の子どもをそれほどまでに憎む心が、恐ろしく悲しく、不気味ですらある。 以前はパーフェクトな母親であったらしいのに、何が彼女を変えたのかわからないまま、話は進む。 それがまた、悲しい。 こういう話を読むといつも思うのだけれど、こういう負の心は決して他人ごとではない。 何かを憎む心や、弱いものを虐げる心は、誰しもが持っているのだと思う。 何かの拍子で、誰しもが加害者にも被害者にもなりうるのだと思う。 だからこそ、知る必要があるのだと思う。 恐ろしい。 しかし、残念ながら、人間にはこのような残忍性が潜んでいるのだ。 そして、いつになってもなくならない虐待が、本当になくなってほしいと、心から願う。

Posted byブクログ

2014/07/06

なぜ母親は自分の子をここまで憎めるのか、本当に怖いです。そしてしたたかに生き抜いていく著者デイヴペルザー、子供は親も環境も選べない。恐ろしい、その一言。

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2013/11/19

10年前に読んだ本。 当時どんな気持ちで読んでたか今となってはわからない。 ただひたすら、辛い話に気分が落ち込む。 なぜデイヴだけ。自分の子どもに何故そんなことができるのか。 何故?がいっぱい沸き起こる話。

Posted byブクログ

2013/11/12

実話だということを忘れてしまう程の虐待でした。親はどんな時でも、子供にとっての見方であり、守ってあげなければいけないはずなのに、このような残酷な虐待はとても信じられません。

Posted byブクログ