“It"と呼ばれた子 幼年期 の商品レビュー
児童虐待。 日本でも時折この言葉をニュースで聞きます。 ただ、これはあまりにも悲惨すぎて 残酷さにページを捲ることが辛い。 名前は両親からもらう一番最初のプレゼント。 そして幼い子供にとって母親とは 愛の象徴であり、すべてです。 その母親から名前を呼んでもら...
児童虐待。 日本でも時折この言葉をニュースで聞きます。 ただ、これはあまりにも悲惨すぎて 残酷さにページを捲ることが辛い。 名前は両親からもらう一番最初のプレゼント。 そして幼い子供にとって母親とは 愛の象徴であり、すべてです。 その母親から名前を呼んでもらえない。 「It」 日本だったら何になるんでしょうね? 「そこの」みたいな? 発売当時私は21歳でしたが あまり深く考えずにこの幼少期と少年期を購入し 自室にこもって読み終えた後 母に大真面目な顔で 「今まで大切に育ててくれてありがとう」と ちょっと半泣きでそう言ったのを覚えています。 虐待をしない子育ては当たり前であるべきなのに それなのに、これを読み終えた後 虐待せずに自分を育ててくれた両親に 心から感謝したくなる、そんな作品です。 どうか今、デイヴさんが 笑顔で最高の毎日を過ごしておられますように。
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実は小学校の時初めて手に取って、あまりにも苦しくなって途中で投げた作品。高校生になって3作一気に読みました。こんなに読み進める度に苦しくなる作品は初めてだった。
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・虐待被害者が自らの経験を書いた内容。壮絶な虐待がひたすら続く様子に強い嫌悪を覚えつつも、著者がこの虐待を生き抜いたと知っている事が支えになって、目を逸らすことも出来ずに一気に読んだ。 ・殴る蹴るは言うに及ばず、飢え、コンロで焼く、アンモニアを飲ませる、塩素系洗剤で毒ガスを発生さ...
・虐待被害者が自らの経験を書いた内容。壮絶な虐待がひたすら続く様子に強い嫌悪を覚えつつも、著者がこの虐待を生き抜いたと知っている事が支えになって、目を逸らすことも出来ずに一気に読んだ。 ・殴る蹴るは言うに及ばず、飢え、コンロで焼く、アンモニアを飲ませる、塩素系洗剤で毒ガスを発生させた部屋に閉じ込める、など信じられない虐待の内容。何が狂うとこうなるのか全く理解できない。今後自分の子を叱る時に、これらの描写が頭に浮かぶに違いないと思った。 ・母親の家に行ったら転がっていたので借りて読む。この巻は警察に保護されるまでで、その先あと3冊続くらしい。
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アメリカのカリフォルニア州史上最悪と言われた虐待を生き抜いたデイヴ・ペルザーさんの自伝その1です。 日本でも今いろんな虐待が報告されているけど、結局卵が先か鶏が先かで、虐待されていた子供が親になって自分の子供を虐待する「チェーン」現象とか、もう何だかよくわからない。 ま、らじ家はみんな仲良しなので幸せだな…って思いました。
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さわりを立ち読みして、即買いした一冊。 幼い頃に母親から受けたあまりにもひどい虐待について。 内容が衝撃的すぎて、途中から想像するのも信じるのも難しくなったほど。 よくぞ、生き抜いた。。。 幼かった、子どもだったからこそのひたむきさで、生き抜くことができたのかもしれない。
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児童虐待について書かれた本。 逆滝の内容があまりにも酷くて、なんでこの子はこの家を出ていかないんだろうと思いながら読んだ。 親からどんなに酷い目に合わされて、親が怖いって思っても、それ以上に親に認めてもらいたいって気持ちの方が強いんだなぁ。2冊目の内容の、いろんな里親のもとで暮ら...
児童虐待について書かれた本。 逆滝の内容があまりにも酷くて、なんでこの子はこの家を出ていかないんだろうと思いながら読んだ。 親からどんなに酷い目に合わされて、親が怖いって思っても、それ以上に親に認めてもらいたいって気持ちの方が強いんだなぁ。2冊目の内容の、いろんな里親のもとで暮らすようになっても、元の家族のことを考えている主人公を見ると、そんなことを思った。
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著者が本来ならば無条件の愛情を注いでくれるはずの母親から惨い虐待を受け、痛ましい少年時代をすごした、その壮絶な半生を赤裸々に綴ったノンフィクション3部作の第1部である。過去の暗闇を辿り、乗り越えた勇気と強さがそこにある。
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話題になってた本、と括っていいのか…という内容ですが、 学生時代に結構取り上げられていた本です。 どこまでが実話なのか、という疑問はあるにせよ(親族が否定しているらしい) こういった虐待が日本や世界の各地で起きているのも事実なんですよね…。
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子供好きの人は見ないほうがいいかもしれない。読んでてだんだん辛くなってきた。 実話と思うと何とも言えない。
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「本物の家族がいて、とっても幸せだから泣いているのよ。」 どうして、あんなに優しかった母親が、あのような"姿"になってしまったのか、僕はそこが知りたいですね~。 「ふつうの人だったら顧みないようなことでも、ぼくはきちんと価値を認めることができると信じている。」 この子(人)がなぜこのような奇行をするようになったのか、その理由を考えることは本当に大切な事っすよね。一緒に考えてあげることで、その子が自分の人生の価値を見出すことに繋がるのではないかなぁ。 「ぼくが何より求めていたのは、ほんのちょっとの敬意、人間としての尊厳のかけらを与えてもらうことだった。」 少しでもいいから、人間として扱ってもらうことが、当時の彼の一番の望みだったようですね・・・。
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