1,800円以上の注文で送料無料

not simple の商品レビュー

4.3

167件のお客様レビュー

  1. 5つ

    86

  2. 4つ

    43

  3. 3つ

    21

  4. 2つ

    7

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2013/03/26

普通じゃない人ほど 自分の事を普通と思っているものですよね 自分の中で当たり前なだけで そう タイトルが示す彼のように 友人が言ってた 映画のような漫画 興味を惹く言葉だ 人からすすめられるもの 自分でたまたま興味を持って見たり聞いたりするよりもちゃん...

普通じゃない人ほど 自分の事を普通と思っているものですよね 自分の中で当たり前なだけで そう タイトルが示す彼のように 友人が言ってた 映画のような漫画 興味を惹く言葉だ 人からすすめられるもの 自分でたまたま興味を持って見たり聞いたりするよりもちゃんと租借しようとする傾向あり この漫画のような話しの展開・構成をとると何処が話しの終わりか分からないですね 読者に漫画の終わりを委ねる漫画 そんな印象を持ちました 話しの内容もなかなかでした ・・・上から目線ですみません 彼にとって美しい時間で漫画を終わりにさせた所に著者の人間性を勝手に感じ取ります ネットサーフィンでこの漫画について 悲しくて、切ないけれど、暖かいお話 って感想をブログで書いている人がいた あなたが誰だか僕は見当もつかないけれど 僕が思うにあなたがそう思うのは あなたが人のために悲しくなれたり切なくなれる暖かい人だからなんですよ 普段だったら気にも止めない他人の感想をこんな風に思えるのは 物語がそうさせたのかもしれない

Posted byブクログ

2013/01/12

前にブックオフで見つけたので買っていたんですが、 読んでなかったので読みました。 ちょっと厚みのある1巻まるまるの読み切りです。 一つのミニシアター系の映画みたいな作品です。 とっつきにくいことはありませんが、 全体的に、静かな澄んだ優しい虚しい空気が流れてます。 冬の空気に似...

前にブックオフで見つけたので買っていたんですが、 読んでなかったので読みました。 ちょっと厚みのある1巻まるまるの読み切りです。 一つのミニシアター系の映画みたいな作品です。 とっつきにくいことはありませんが、 全体的に、静かな澄んだ優しい虚しい空気が流れてます。 冬の空気に似た感じです。 not simpleというタイトルが、 not simpleだなぁと思うものの、 同時に、simpleだなと思うし、simpleってなんだろうとも思う。 作品によく合ったタイトルだと思う。 読み始めると、ページを静かにめくっていきたくなる、 ひとつの作品として出来てる作品だと思います。

Posted byブクログ

2012/11/09

オノ・ナツメさんの漫画でいちばん好きです。ただむなしくて、ただ悲しい。でも読み終わった後に、人に優しくできるようになった気がして。これからも何度でも読みます。

Posted byブクログ

2012/11/03

神様に見放された主人公イアンの悲劇の物語。 外国の無声映画を見ているようなカラッとした漫画でした。 内容はドロッとしてるんだけど。 全ての登場人物が、誰かを想うが故に誰かを傷付けて、すれ違う。 話自体は多分好きな方なんだけど、 このパワーパフガールズ的な絵がどうもしっくりこな...

神様に見放された主人公イアンの悲劇の物語。 外国の無声映画を見ているようなカラッとした漫画でした。 内容はドロッとしてるんだけど。 全ての登場人物が、誰かを想うが故に誰かを傷付けて、すれ違う。 話自体は多分好きな方なんだけど、 このパワーパフガールズ的な絵がどうもしっくりこないかなぁ。 自分勝手な発言をお許し頂けるのなら、 松本大洋に描いてほしい感じ。

Posted byブクログ

2012/10/28

読んだのはだいぶ前ですけど、読んだあとの虚無感が半端なかった。主人公なんもいいことない・・と泣きたくなった。これ以来オノさんの作品ちょっと怖くて読めてないけど、また読みたいと思う。

Posted byブクログ

2012/10/15

はじめに読んだときはよくわからなかった。 二回目に読んで、時系列がすっかり理解できたときに、この作者の大ファンになった。 それからずっと、全部単行本を買っている。 オノ・ナツメの入り口にぜひ。

Posted byブクログ

2012/08/29

切ない。 その一言。 青年イアンと 彼を見守る人たちのお話。 どうして、どうして。と言いたくなりますが これが彼の現実なのです。 これを悲劇と呼ばずして何と言おう。 そうはっきりと言えるのに、 絶望で終わらないのは イアンの底抜けの明るさと純粋さのせいだと思います。

Posted byブクログ

2012/08/02

希望がないとこからはじまって、 過去に遡り、ひたひたと悲しみに近づいていく、 けして救いがあるとは言えない話なのだけど。 最後の最後に、そこにいた二人以外誰も知らなかった、救いの時間が描かれていて、少しだけ、胸がいたくなりました。 そのときになにげなく口にされた、ともすれば...

希望がないとこからはじまって、 過去に遡り、ひたひたと悲しみに近づいていく、 けして救いがあるとは言えない話なのだけど。 最後の最後に、そこにいた二人以外誰も知らなかった、救いの時間が描かれていて、少しだけ、胸がいたくなりました。 そのときになにげなく口にされた、ともすれば読み流してしまいそうな言葉が、全体をおおうタイトルになってるのが、とてもよい。 オノナツメの作品て、悲しみも幸せも、外国のおしゃれっぽさも、化粧をおとした後のよな日常も、ぜんぶぜんぶ人間のすぐ横にあるものなんだなって感じられるから、よいと思う。 毎日繰り返す日常にも、素敵な出来事にも、ふってきた悲しみにも、すべてにリアルがある。 なんでだろ。 その瞬間瞬間を劇的に演出するんじゃなくて、登場人物が、そのぜんぶを受け止めながら、日常を過ごし、言葉を発する姿を、あまりそのひとの主観に入り込まず、客観的に淡々とかいてるからいいのかな。

Posted byブクログ

2012/07/06

子と親の関係の大切さをあらためて痛感した。 「家族だから側にいたい」ってなんのためらいもなく純粋に口にできることがどんなに素晴らしいことか。

Posted byブクログ

2012/05/13

リスパラは読んでいたものの、五葉からオノ先生にはまった身としては、表紙だけ見てどうなの?と思っていた一作。 しかし、これは1、2を争うお気に入り作品。 作中作のような形になっており、アメリカのロードムービーを彷彿させる。 シンプルではない人生を登場人物たちは必死に走っている。 そ...

リスパラは読んでいたものの、五葉からオノ先生にはまった身としては、表紙だけ見てどうなの?と思っていた一作。 しかし、これは1、2を争うお気に入り作品。 作中作のような形になっており、アメリカのロードムービーを彷彿させる。 シンプルではない人生を登場人物たちは必死に走っている。 その切なさと、悲しい結末まても温かく包み込む作者の優しさ。 もっとたくさんの人に読んで欲しい作品。

Posted byブクログ