1,800円以上の注文で送料無料

童夢 の商品レビュー

4.6

86件のお客様レビュー

  1. 5つ

    49

  2. 4つ

    24

  3. 3つ

    4

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2019/08/25

大友克洋氏の作品『童夢(1983)』を読んでみた。 とうとう、読めた。 まさしく、名作&傑作ですね。 世界観や物語の展開や描写など、ドープでした!! また、大友克洋氏の短編を読みたいな。 でも、なかなか読むチャンスがないんですよね・・・

Posted byブクログ

2019/05/13

当時、大友克洋の表現に違和感を覚えるとともに芸術の可能性を垣間見た気がします。今回、書籍の整理をしていて奥付をみたら「初版本」でした。

Posted byブクログ

2018/10/10

この作品で大友克洋の名前を知ったのが、1983年、24年前。初めて読んだときは緻密な書込みに衝撃を受けました。雑誌連載をこんなペースでできるの?と思いました。後に「童夢」は連載ベースの書き直したものと聞きましたが、「AKIRA」は連載してましたもんねぇ。 「子供が超能力者」「子供...

この作品で大友克洋の名前を知ったのが、1983年、24年前。初めて読んだときは緻密な書込みに衝撃を受けました。雑誌連載をこんなペースでできるの?と思いました。後に「童夢」は連載ベースの書き直したものと聞きましたが、「AKIRA」は連載してましたもんねぇ。 「子供が超能力者」「子供に戻った老人」というネタはそれほど新鮮とは思わなかったけど、今まで読んだなかで最高のマンガです。

Posted byブクログ

2018/10/01

ミもフタもないジャパニーズ!!が ミもフタもないその辺の集合住宅!!にゐる。  この本は「なので こんなん買わんわ」ではなく、脊椎反射で買ふのである。  認知症でボケボケにぼけちゃったぢぢいが蒐集した夥しい何かは、一々なんだか判明する。てふかそれを一々描く。このモチベーションがす...

ミもフタもないジャパニーズ!!が ミもフタもないその辺の集合住宅!!にゐる。  この本は「なので こんなん買わんわ」ではなく、脊椎反射で買ふのである。  認知症でボケボケにぼけちゃったぢぢいが蒐集した夥しい何かは、一々なんだか判明する。てふかそれを一々描く。このモチベーションがすごい。  超能力の描写、「椀状に窪む」とかは、なんかありさうで、「石飛ばす」と言ふのは、さう言ふの描いておけば超能力ぽく見えると言ふのが、中沢厚説だけども、ソレ勉強して書いてますっぽく見えない。

Posted byブクログ

2018/08/10

初めて漫画家を「神」だなと思ったマンガ。とにかく描き込みがすごい!超能力マンガ?とは言い切れぬほど大友克洋のテクニックがひかる作品。後の「AKIRA」につながっている。。。

Posted byブクログ

2018/02/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

1990年頃、作者は「村の寄り合い」に「イタコが来た」旨を言っていたが、そういう環境で育った人が、手塚治虫とかメビウスなどを読み、みもふたもない日本人を書いて衝撃を与えたもの。  超能力の表現で、岩とか飛ばすというのは、これ以降凄まじい数が出るには違いないが、そういうハッタリ、演出は中沢厚氏のつぶて論における、「スピリチュアルなモノとしての投石」とどこかで通じてる気がする。

Posted byブクログ

2017/12/20

子供に超能力を持たせるとこういう悲惨なことになるということか。30年ぶりの再読だが、色あせていないと思う。 再刊してもいいんじゃないか。

Posted byブクログ

2017/05/25

NHK BSで放送されていた「BS漫画夜話」で紹介されていてずっと気になっていた漫画。 連続不審死事件が発生している巨大団地。 そこに越してきたある女の子が犯人に立ち向かう話。 エッちゃん、1人で立ち向かっていってすごいな。 1人1人は平凡なのだけれど超能力は当たり前ではな...

NHK BSで放送されていた「BS漫画夜話」で紹介されていてずっと気になっていた漫画。 連続不審死事件が発生している巨大団地。 そこに越してきたある女の子が犯人に立ち向かう話。 エッちゃん、1人で立ち向かっていってすごいな。 1人1人は平凡なのだけれど超能力は当たり前ではない世界なのだと思います。 それでも違和感はありません。 大友以前の漫画は読んだことないので表現の方法が本当に変わったのかどうかはわかりません。 でもおじいさんが押しつぶされて壁も砕ける表現は今もよく見ます。 それだけ影響があって定番化しているんだな、とわかってすごさがわかります。 ナレーションもないのに状況がわかるし写実性もすごい。 これは確かに伝説になるな、ってわかりました。 ぜひAKIRAも読んでみたい。

Posted byブクログ

2017/04/25

前人未踏、そして30年経過した今でも未だに最高峰、というのがすごい。敗北感、無力感を味わうために時折読み返している。

Posted byブクログ

2016/06/24

言わずと知れた大友作品! 非現実的な出来事をこれだけ現実性を持たせて描けるのは、まさに大友ワールド!登場人物の見た目はみんなどこにでも居そうな人々。どこにでもありそうな団地。人と団地の持つ言い表し辛い独特の不気味さが、なんとも小気味良い。現代社会の日常に隣接する狂気を見事に描いて...

言わずと知れた大友作品! 非現実的な出来事をこれだけ現実性を持たせて描けるのは、まさに大友ワールド!登場人物の見た目はみんなどこにでも居そうな人々。どこにでもありそうな団地。人と団地の持つ言い表し辛い独特の不気味さが、なんとも小気味良い。現代社会の日常に隣接する狂気を見事に描いてあります。絵の格好良さ、構図の格好良さ、ストーリーの面白さ、どこを切り取っても素晴らしいと思います。

Posted byブクログ