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戦争論(1) の商品レビュー

4.1

102件のお客様レビュー

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2010/05/24

GHQによるステレオ・タイプな戦後教育を受けている私たちにとって パラダイム・シフトする為に必要な一冊。 全てが正しいとは思いませんが、知っておくべき事実がそこにはある。 若人必読の一冊。

Posted byブクログ

2010/05/23

若林さんがダ・ヴィンチで言ってたので買った本。 まだ途中ですが、色々と考えさせられたりしてます。

Posted byブクログ

2010/04/22

1巻~3巻まで一気に読んだ。 戦争に対して、新たに知識と新たな解釈が見えてた。 今までの私はポチであったかも知れない。テレビや新聞から聞こえる大きな声を聞いて、それが本当の歴史だと思い込んでいた。一面だけの情報をもとに判断していたのだ。ところが、もとの知識に加え、自分で集めた情報...

1巻~3巻まで一気に読んだ。 戦争に対して、新たに知識と新たな解釈が見えてた。 今までの私はポチであったかも知れない。テレビや新聞から聞こえる大きな声を聞いて、それが本当の歴史だと思い込んでいた。一面だけの情報をもとに判断していたのだ。ところが、もとの知識に加え、自分で集めた情報を付け加えると、今までに無い結論が見えてくる。そんなことが改めて分かった。 新たに違う歴史を知ってしまった以上は、もともとあった「道徳」とはじめ「伝統」などを思い出し、公として振舞うことと同時に祖父たちの歴史の上に日本があることを重く感じて生きたい。

Posted byブクログ

2010/04/02

 「戦争論」というクラウゼヴィッツの向こうを張るような題名だから多少は理論的なものかと思ったけど、その意味ではガッカリした。本書で著者が言おうとしているのは平和ボケした日本の現状を憂い、戦前戦後を通じて時代の空気みたいなものに逆らえない、という風潮を嘆き、殊に戦後民主主義という「...

 「戦争論」というクラウゼヴィッツの向こうを張るような題名だから多少は理論的なものかと思ったけど、その意味ではガッカリした。本書で著者が言おうとしているのは平和ボケした日本の現状を憂い、戦前戦後を通じて時代の空気みたいなものに逆らえない、という風潮を嘆き、殊に戦後民主主義という「サヨク」的な空気が戦争を悪だと決めつけてきている、という認識に立っている。その上であえて「大東亜戦争肯定論」を書いたというのだ。で、どの程度の大東亜戦争肯定論なのか、というとあの戦争は欧米の人種差別と戦ったスケールの大きな戦争であり、そこには一定の正義と公に殉じた人々の物語があったのだ、という程度の論旨でしかない。だから戦争で戦った祖父たちを貶めるな、祖父たちは立派だった、というのにつきている。戦争の動機づけも政策としての是非もさほどどうでもいい問題のようなのだ(一四七頁)。要するに一生懸命がんばったんだから誉めてあげよう、みたいな歴史観で戦争を肯定されたんじゃかなわないんだよな。そしてそれを正当化するために南京虐殺や強制連行や戦場でのいろんな非行を否定しようという言い訳をたっぷり述べるくせに(第11章、第12章)「戦争は承認された暴力と言われる。本来的には略奪も、強姦も、虐殺も、あらゆる暴力が承認された状態。人間の消費と無秩序への欲望をはらみ政治の継続としての戦争が遂行される中で承認された暴力が展開する」(一一四頁)などと戦争における非行を当然のものであるかのようにも言う。著者自身の中でいくつも論旨が矛盾してくるのである。暴力を正当化するなら最初から「虐殺やら、略奪やらやってないよ」とか「日本より中国やアメリカのほうが残虐だった」なんていい訳する必要はないのに、そんな弁明を繰り返しているのはなぜだろう(第10章他)。そういう一方で、加えて「日本兵を慰めてくれた慰安婦たちに感謝」(三八頁)とか「沖縄やサイパンで女・子供を守れなかったことをわしは恥じる」(二八一頁)とか言われても不愉快になるだけなんだな。  少なくともこの人には殺された側の、もしくは被害を受けた側の憎しみや悔しさなんか感じられないようなのだ。確かに著者は戦争が暴力であることは承知している。それゆえに時には理性が効かなくなり、残虐行為や強姦もあったであろうことを小さなコマで説明している(三一七頁)。しかし、こういう描き方は、殺され、犯される人間の気持ちより殺し、犯す側からしかものを見ていないことを象徴している。それを正当化するのが公=国家だと言うのだ。結局は加害者の傲慢(まさしくゴーマニスト)でしかない。何十万もの人間が死んだ沖縄戦を漫画の一コマ以下で済ませ(二八一頁)、「痛快な戦争体験」(第15章)に六十余頁を費やす神経こそゴーマン以外のなにものでもない。そんな我田引水な描き方ができるのも著者自身が自由主義史観の名を借りた人たちに「洗脳」されているからなのだろう。「だまされていたのではない。信じていたのだし、今も信じられる。すべて日本人が自ら決断し、戦って敗れてなお、我に正義はあったのだ!」(三一二~三頁)と著者が信念をもって語る言葉こそ、この人が「洗脳」されていることを示しているんじゃないかな。   反面教師として平和教育の教材に使えるかも、マジで。 ☆☆

Posted byブクログ

2015/12/05

最近妙にわーわー言われている小林よしのり。この人、実は僕の大学の先輩にあたるらしい。もともとコロコロコミックのおぼっちゃまくんの時に知ったので、東大一直線とは時代がずれる。この人がごーまんかましてよかですか?と言ったために一躍有名になりました。 小林先輩の論評は非常に明快でナシ...

最近妙にわーわー言われている小林よしのり。この人、実は僕の大学の先輩にあたるらしい。もともとコロコロコミックのおぼっちゃまくんの時に知ったので、東大一直線とは時代がずれる。この人がごーまんかましてよかですか?と言ったために一躍有名になりました。 小林先輩の論評は非常に明快でナショナリズムの復活ですよね。 ただこれだけのことを勝手気ままにいってるのが、左翼やら右翼やらなんやらかんやらに良く思われず、しまいには台湾出 入り禁止なんて言われちゃったりして。 大きな勘違いがあるとすれば、よしりんはそんな大げさなこと言ってないと思います。日本人なんだから日本人を日本を誇りに思えよ。外国と対等に話のできる日本人であろうよ。そんな馬鹿みたいに自分を卑下するのはやめようよ。てなことを主張しているのであって、北方領土を取り返そうとしている右翼の方達のような愛国心とは違うと思う。 でも日本人らしさって実のところなんなんだろう。 GHQのせいにしてもいいんだけど、日本はアメリカナイズされてますよね。でもいつもまにか日本文化はSONYやアニメーションやおたく文化も含め、海外に輸出されてますよね。アメリカさんの方が日本びいきで、台湾や韓国などでも日本の若者文化が流入してきている状況です。 時代なのかもしれないけど、サブカルチャーが日本の本質なのかもしれないです。これは大塚英志の受け売りではなく、本当にそう思うわけですよ。 よしりんたちが力んでナショナリズムを主張しなくても、日本の若者たちは十分海外で評価され、真似されるところにあるんですよね。そういった海外の目に映る日本人が日本人らしさの本質でしかないわけで、いまさら十二単着て、いろはにほへとなんて言ってられないじゃん。 小林先輩の作品を読むにつけ、そう考える今日この頃でした。

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2010/02/28

ボリュームがある。 戦争犯罪をやってない国は一国も無いだろうにもかかわらず、日本だけ悪者呼ばわりされている云々 白人の人種差別はどうなのか云々 日本人はWGIPで洗脳された云々 こんな本ですが、僕はそこそこ面白いと思いました。

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2010/02/08

図書館の本 実家の義妹がなぜかこの「3」をもっていて先行して読んだのね。その前の巻が気になって図書館から借りてきました。 内容(「BOOK」データベースより) 戦後53年間の見えざる呪縛の鎖を断ち切る解放の書か?それとも戦争の悪夢を喚び起こす禁断の一冊か?戦争とは何か?国家と...

図書館の本 実家の義妹がなぜかこの「3」をもっていて先行して読んだのね。その前の巻が気になって図書館から借りてきました。 内容(「BOOK」データベースより) 戦後53年間の見えざる呪縛の鎖を断ち切る解放の書か?それとも戦争の悪夢を喚び起こす禁断の一冊か?戦争とは何か?国家とは何かそして「個」とは?描き下ろしの超大作。 自国の歴史、成り立ちを知らないのは本当に犯罪なのだと思わされた本。 瀬戸内寂聴さんが「戦前戦中のほうがまだ幸せだったと思う」と現代を評されたことがあって それを改めて認識する1冊となった。 そして右翼左翼のイデオロギー?がきっちりはっきりわかりました。(遅いってね)

Posted byブクログ

2009/12/19

帯裏 嗚呼、史上空前の問題作、ついに全貌を現す!戦後日本53年間の見えざる呪縛の鎖を断ち切る解放の書か?それとも戦争の悪夢を喚び起こす禁断の1冊か?戦争とは何か?国家とは何か?そして「個」とは?構想2年、製作1年、「ゴー宣」闘争最大にして最高傑作。最初で最後、384ページ描き下ろ...

帯裏 嗚呼、史上空前の問題作、ついに全貌を現す!戦後日本53年間の見えざる呪縛の鎖を断ち切る解放の書か?それとも戦争の悪夢を喚び起こす禁断の1冊か?戦争とは何か?国家とは何か?そして「個」とは?構想2年、製作1年、「ゴー宣」闘争最大にして最高傑作。最初で最後、384ページ描き下ろしでなければ表現できなかった超大作!今、日本が分かる!日本が変わる!

Posted byブクログ

2009/11/30

これを読んで決して戦争を正当化しようとは思ってはいない。 だけど海外に対して謝罪ばかりしていても、 祖父の時代の日本人の人たちは報われない。 日本のためにと、愛する人のためにと戦った日本人を 日本人の僕は肯定したいと思う。 人のために死ぬのはバカらしい現代。 そうすることでし...

これを読んで決して戦争を正当化しようとは思ってはいない。 だけど海外に対して謝罪ばかりしていても、 祖父の時代の日本人の人たちは報われない。 日本のためにと、愛する人のためにと戦った日本人を 日本人の僕は肯定したいと思う。 人のために死ぬのはバカらしい現代。 そうすることでしか守れないのならと戦ってた60年前。 批判する権利などもっていない。 むしろ感謝の念が浮かび上がる。 特に印象敵なのは第10章。 悲しく、つらい話。 しかもこれが日本に押し付けられるなんて。 日本がしてきた戦争の見方ががらりと変わる一冊。

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2009/11/19

Kodama's review こちらの「お薦めの本」の紹介で漫画は、初めてかもしれません(笑)。実は著者の小林よしのりさんの書籍は初めて読ませて頂きましたが、大変勉強になりました。第二次世界大戦の敗戦国として、今もなお、多くの議論がなされる訳ですが、自らの意見をしっか...

Kodama's review こちらの「お薦めの本」の紹介で漫画は、初めてかもしれません(笑)。実は著者の小林よしのりさんの書籍は初めて読ませて頂きましたが、大変勉強になりました。第二次世界大戦の敗戦国として、今もなお、多くの議論がなされる訳ですが、自らの意見をしっかりと主張されているあたりは、素晴らしいと思いました。戦争を知らない世代の人たちは、一度は読んでみるととても参考になるのではないかと思います。 (07.7.17) お勧め度 ★★★★★

Posted byブクログ