さらい屋五葉(1) の商品レビュー

オノ・ナツメ(著者)

2009/12/05

長屋住まいの気弱な貧乏侍・秋津政之助が流されるまま、
弥一率いる"さらい屋"の仲間になっていくお話。

この人の絵で和モノってどうかな？と思いましたが、
案外マッチしてますね。
政がほんと結構情けないやつで…でもなんかかわいくて。
弥一は飄々としていて何を考えてるのか分からない男。
だけど最高に色っぽい！表情とかしぐさがすごくセクシー。

2009/12/04

全体的な雰囲気が、心地よく。
ゆったりとしているが間延び感はなく。静かに、続きを待っていたい感じ。

2009/11/25

なよなよなお侍さんが事件に巻き込まれてゆく。この時代にもこんな人いたら、時がゆるりと進んで、いいな。

2009/11/08

さらい屋、五葉。
ただ拐かしをし、金を得ていただけの一味。しかし政之助の介入によって何かがすこしずつ変わりだす。
彼らがさらい屋をしている訳とは。

2009/10/07

とても洗練された絵、及びストーリーです。
知人に勧められて1冊目を読み終えましたが、次が気になります。

2010/11/05

オノナツメ特有の力強い描線が時代物によく合います。
人物描写も今までに無く深く、ダーク。
政、タケ、梅、松、イチ。
5人が何をして、何を考えて生きてきたか。少しずつ読み解く一冊。

2009/10/04

頼りないけど、いざとなったら（人前以外では）かっこいい政が好き！
そして男の色気たっぷりのイチさんも好きっ！

2009/10/04

剣の腕はあるが、引っ込み思案で口下手なために故郷の藩から暇を出された秋津政之助。
江戸で日雇いの生活をするが、力があるわけでもなく、弁才があるわけでもないため、なかなか仕事が決まらない。
そんな折、偶然出会った男に用心棒を頼まれ引き受けたが、なんとそれは拐かし一味の用心棒だった。
金は手に入ったが、罪悪感に駆られる政之助だったが、ズルズルと行動を共にし、一味の一員となってゆく。

2009/10/04

友人の影響ですが…。
惚けてるけど人のことをよく見てる主人公がいい味出してます。
今後の展開が気になる！

2009/10/04

こんなに気弱な武士がいたろうか。
政之助が加わったあとの五葉のみんながちょっとづつ変わっていくのが、
うれしいようなおしいような。
オノさんとの出会いの一冊。
ちなみに私は松が好きです。よ。