ヘウレーカ の商品レビュー
思わず「ウーンうまい」と唸ってしまう構成力の高さ。少ないページ数でこんなにしっかり楽しめてしまうなんて、やっぱり才能なんだろうなぁ~凄いなぁ~。この無機質である意味記号的な絵柄がいいんだよ、また。。。ぜひ一読を!でも表紙はチョット怖い。
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同作者の連載作品「ヒストリエ」以前に書かれた、紀元前のローマの戦争を描く作品。槍合わせの部分よりも知恵を使って戦う部分がクローズアップされている。 対立するカルタゴとローマの間で揺れるシチリア島のシラクサ市。有力者・エピキュデス将軍の一存により、カルタゴにつく意を表明し、ローマからの制圧軍と戦うことになる。 このため、市内のローマ人が捕らえられるという状況にあたり、シラクサに住むダミッポスは、ローマ人の友人・クラウディアの危機を救うため、アルキメデスの兵器や自身の知恵を活かして、敵軍と戦う。 物語がキレイにまとまっていて、さらにまとめるのはなかなか難しい作品です。古代ローマの戦闘を描くコミックであまりないですから、時代に興味のある人にはオススメです。
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ポエニ戦争でアルキメデスの殺戮兵器が大活躍する話。殺戮のグロシーン、老いて痴呆気味となったアルキメデスの悲哀、上官エピキュデスのゲスっぷり、チョイ役のハンニバルの不気味さ、いつもながらの飄々とした切れ者の岩明主人公・ダメッピくん…もといダミッポスなどは楽しかった。が全1巻なのでや...
ポエニ戦争でアルキメデスの殺戮兵器が大活躍する話。殺戮のグロシーン、老いて痴呆気味となったアルキメデスの悲哀、上官エピキュデスのゲスっぷり、チョイ役のハンニバルの不気味さ、いつもながらの飄々とした切れ者の岩明主人公・ダメッピくん…もといダミッポスなどは楽しかった。が全1巻なのでやはりボリュームが薄く、作品としてもものすごく意味のある話というわけだはない。あくまで古代ギリシアの歴史書を換骨奪胎した短編という感じ。
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「あの絵」でキャラクターがふるまうだけで何か満足するところがある。 アルキメデス先生の投石器で投げた石が人にあたるとぶつかったところがきれいに吹っ飛ぶ(体にきれいな穴が開いたりする)描写があるけど、さすがにやり過ぎでしょう。ジョジョのクリームにやられたみたいになってるで…
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ヒストリエの前身って感じかな。古代ギリシアローマ世界が舞台。 カルタゴのハンニバル将軍、ローマのマルケサス将軍。ローマ側からカルタゴ側に寝返ったシチリア島の都市国家シラクサと、ローマ軍の攻防劇。
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研究室の整理中に読む。面白いです。一気に読みきってしまいました。今年は時間があるので、ローマものを読んでみようかな。塩野七生を読んでみるのも悪くない。
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おもしろかった!! 欲を言えば、ハンニバルもっと出てきてほしかったー。話の長さが中途半端ではあった… ヒストリエに続いてよかった。
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古代ギリシアのお話。 「ヘウレーカ」から、アルキメデスが主人公だと思っていたけれど、 アルキメデスに関わった、一人の青年が主人公だった。 話は面白かったし、アルキメデスの発明についても触れられており、 また、歴史も少しだけ分かる。 が、どこか中途半端さも感じた。 「ヘウレー...
古代ギリシアのお話。 「ヘウレーカ」から、アルキメデスが主人公だと思っていたけれど、 アルキメデスに関わった、一人の青年が主人公だった。 話は面白かったし、アルキメデスの発明についても触れられており、 また、歴史も少しだけ分かる。 が、どこか中途半端さも感じた。 「ヘウレーカ」は、 アルキメデスが銭湯に入っているときに、「浮力の原理」を発見し、 嬉しさの余り、「ヘウレーカ」「ヘウレーカ」と叫びながら、すっぱだかで家に帰ったというお話が元になっているらしい。 「ヘウレーカ」の意味は「みつけたぞ!!」 ちなみに、このマンガでは上記の話はまったく関係がない。
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岩明均のは寄生獣以来初。 時代もので、ただどこに重きがあったのかなーって考えちゃった感じ。 ダミッポス?なのかアルキメデスか・・・ でも普通に面白かったな、みたいな感じだった。
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全然本の感想じゃないですが・・・数年前に読んだことがあったんだけど、途中までしか読んでなかったので、ようやく最後まで読めました。 古代ローマを舞台にしてて、来たことがある歴史上の人物が出てきて、不思議な感じです。岩明均さんらしく、ばんばん人が死んでいきます。
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