るきさん(文庫版) の商品レビュー
高野さんの、この独特の『飄々感』は いったいなんなんだろう…。 この不思議な間。 一度目にするとなぜか後を引く この間。 どうってことない日常が、パラレルワールドへ飛ぶ。 るきさんの頼りなくも力強いおもしろさが後を引きます。
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肩の力を抜きたい!と思ってぱらぱら見ていたら、 一冊読み終わっていました。 大好きな1冊です。 シンプルで、それでいて的確なイラストによって つづられているゆるゆるとしたマンガ。 郵便局のドアを開けるシーンとか、 切手をぺろりと貼るシーンとか、 髪の毛のゴムをとるシーンとか、 ...
肩の力を抜きたい!と思ってぱらぱら見ていたら、 一冊読み終わっていました。 大好きな1冊です。 シンプルで、それでいて的確なイラストによって つづられているゆるゆるとしたマンガ。 郵便局のドアを開けるシーンとか、 切手をぺろりと貼るシーンとか、 髪の毛のゴムをとるシーンとか、 「こういう行動してるよなあ」と思わず唸ります。 デフォルメの秀逸さに感服します。 色づかいもとても素敵。 こういう本が枕元にあるだけで生活が豊かになると思う。 ちくま文庫さん、感謝です。 高野文子先生は3年ぐらい前に 「鶴を折る」を雑誌で見たばかりなのですが、 その後、作品を描かれているのでしょうか… ご自身のペースで創作をされて欲しい方です。 しかし、雑誌のみ掲載の作品は、 早く単行本に纏められても欲しいです。
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昔、hanakoに連載されていたもの。 オールカラーなり!色のセンスがもう、すばらしい。 お風呂の友、のんびりマイペースに眠りたいときの友。最終回がまた良いのです。えっちゃんのこけ具合が。
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のんびり、きままに。毎日を小市民的に楽しく過ごするきさん。 一見ほのぼのマンガに見えるが、これがan・anに掲載されていたと知ると、その風刺っぷりが急に際立ってくる。 流行のファッションを紹介する雑誌に、1日中エプロンとカッパで乗り切る話を載せるなんてすごいな。
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貯金と読書と切手蒐集 われらがアイドルるきさんの趣味です。センスのいい趣味です。 るきさんになりたいおんなのコはたくさんいるけれど、結局 みんな、るきさんの親友、えっちゃんになってしまうのでした。
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んにゃーさいこう!るきさん大好き。 この話の中の世界見てると、生きるのが楽しくなりそうに思えてくる。 るきさんが実際近くにいたら大変そうだけど。 色もいい感じ。
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いや、それにしてもるきさん。って様々なレビューの大半はこんな書き出しですが、 ほんとにるきさん。せりふことばの美しいこと。線の、奇跡のようななめらかさ。 バブル華やかなりしころの、カラートーンの色づかい。高野文子の自然体。 給料日にめかぶをご飯にかける夕食、バーゲンでもまれたあと...
いや、それにしてもるきさん。って様々なレビューの大半はこんな書き出しですが、 ほんとにるきさん。せりふことばの美しいこと。線の、奇跡のようななめらかさ。 バブル華やかなりしころの、カラートーンの色づかい。高野文子の自然体。 給料日にめかぶをご飯にかける夕食、バーゲンでもまれたあとの駅前屋台のおでん、 でも住まいは、えっちゃんもるきさんもとっても広い。夢だけは壊さないで。 最後にるきさんが突然イタリアに行っちゃうのだけが納得いかないままですが、 いつか今より年をとったとき読み返して、深く納得できる日がくるような気もする、 「今しか描けない作品」がどれほど後世に影響を与えることか。傑作です。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
同じ「HANAKO」誌・同じ新潟出身ということで「るきさん」に続いたのかもしれませんが。 本家「るきさん」と「ハルチン」、Sクラスのメルセデスと25年落ちの軽ほどの開きですね。 高野文子と魚喃キリコの違い…? 頭悪いとか性格悪いとかの類でなく、無理矢理描かされてたの?と思うほど他の魚喃作品と比べて異質というか浮いてるというか… 「blue」とか「Water」とかを神の声のように崇めてる人が哀れに思えてくるというか… (という風に私も見えるんだろうな〜(´ー`;) 「ハルチン」で見るべきなのは、ハルチンがさりげなく新潟の積雪の厳しさを伝えたシーンと、民話の後に言う締め文句(?)だけでしたね。 魚喃キリコ批判はしないつもりだったのについ… 「るきさん」は異質じゃないですよ。 るきさんとえっちゃんは小人じゃないけど「東京コロボックル」に見える。
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ひょうひょうとしたるきさんと、現実派のえっちゃん。 毎日が楽しそうです。気のおけない女友達はいいね。 しかしまあ最終回にびっくりしました(笑)
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2009.02.07. 好き。何回も読む。でも全然飽きない。色褪せない。 2006.09.20. 大好きだ!この本棚にコミックは入れないでおこうと思ってたんだけど特別にるきさん。高野さんのコミックを読んでみたいとずっと思っていて、やっと邂逅。もーう、すごくいい。読んでいると肩の...
2009.02.07. 好き。何回も読む。でも全然飽きない。色褪せない。 2006.09.20. 大好きだ!この本棚にコミックは入れないでおこうと思ってたんだけど特別にるきさん。高野さんのコミックを読んでみたいとずっと思っていて、やっと邂逅。もーう、すごくいい。読んでいると肩の力が抜けていく。30歳くらいのるきさんとその友達のえっちゃんが繰り広げる些細な毎日を、微妙な視点から描いていて共感するところ多し。大胆な色の使い方も好き。読んでいて、魚楠キリコの「ハルチン」を思い出した。
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