百億の昼と千億の夜(文庫版) の商品レビュー
中学ぐらいの時に読んだ。 正直、物語は難しかったし、よくわからなかった。 でもすごく惹きつけられたのを覚えてる。
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大昔から気になってた小説なので、漫画だけど、だいたいどんな話かわかってよかった。60年近く前の小説なので、、この時には革新的な設定、ストーリーだったんだろうなと思う。
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記録によれば2006年に読んでいるが、それは初読ではなく、もっと小さい頃に読んだ記憶がある。 少年期に読んだときは圧倒されっぱなしだったが、大人になって読み返したら判った、 と書きたいところだが、判るはずもなく、またもや圧倒。 とはいえ整理できたのは、 オリオナエ(プラトン)、阿修羅王、シッタータ、ユダ VS 惑星開発委員会「シ」(ポセイドン、弥勒、ミカエル、イエス、梵天) という構図。 とにかく動く、動く、喋る、喋る。 まあ壮大すぎて感想を書こうにも何が何やらだが、 あらかじめ生命に破滅がプリセットされたことに対し、弥勒が徹底的に異議申し立てをする、怒りの表情が美しい。
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最初ちょっと読んで、ずっと積読状態だったけど、やっと読み終えた。 聖人や仏教の仏様達を知らないと読みにくいのでは。イエス・キリストが子悪党みたいな感じで意外な扱いされてる。 次々に新たなラスボスみたいな仏様が出てきて、 結局言わんとする所は何だったのだろう? あくなき闘争が仕組ま...
最初ちょっと読んで、ずっと積読状態だったけど、やっと読み終えた。 聖人や仏教の仏様達を知らないと読みにくいのでは。イエス・キリストが子悪党みたいな感じで意外な扱いされてる。 次々に新たなラスボスみたいな仏様が出てきて、 結局言わんとする所は何だったのだろう? あくなき闘争が仕組まれた世界観かな? 解脱した後もこんな世界だったら、がっかりするかも。
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はるか数十年前「週刊チャンピオン」連載時には意味不明でしたが、今回文庫本で通読したら仏教の宇宙の始まりから終わりまで時間単位1劫(約43億2000年)劫を繰り返す壮大な世界観がSF作品として燦然と輝く理由が分かったかも、億劫がらずにならずもっと早く読めば良かったと萩尾望都さんが描...
はるか数十年前「週刊チャンピオン」連載時には意味不明でしたが、今回文庫本で通読したら仏教の宇宙の始まりから終わりまで時間単位1劫(約43億2000年)劫を繰り返す壮大な世界観がSF作品として燦然と輝く理由が分かったかも、億劫がらずにならずもっと早く読めば良かったと萩尾望都さんが描く阿修羅王がとても可愛い
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難解です。マンガですら難解なので、原作はもっと難解なのでしょう。この内容で、ドカベンやがきデカで有名だった「少年ジャンプ」に1977年34号から1978年2号と最後まで連載されていたのですから驚きです。マンガ編集者の慧眼を讃えるしかありません。 それにしても、我々が理解する救世主...
難解です。マンガですら難解なので、原作はもっと難解なのでしょう。この内容で、ドカベンやがきデカで有名だった「少年ジャンプ」に1977年34号から1978年2号と最後まで連載されていたのですから驚きです。マンガ編集者の慧眼を讃えるしかありません。 それにしても、我々が理解する救世主と悪という立場がガラリと入れ替わる着想は秀逸です。「人間は自ら滅亡に向かっている」というテーマも、経済を回すための過剰生産、それに伴って引きおこる環境汚染、自国を繁栄させるという大義名分で土地や資源や民族までも収奪する身勝手な論理と際限のない軍備拡張、一度に使えば人類の滅亡を可能にする核兵器の数など、地球外生物がみたら「なぜ?」と思うような、共生とは真逆の矛盾に満ちた存在が我々地球人の姿です。山本真巳の解説もいい。
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ギリシャ神話と仏教とキリスト教を混ぜ合わせたSF漫画。 スケールが壮大で、内容もカオス。 科学技術を進歩させながらも、ディストピアへと向かっていく人類。 イエス・キリストと、イスカリオテのユダの人物像の書き方が、聖書での印象とは違っていて、面白かった。
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原作の小説は意外にすんなり頭に入ってこなかった。漫画も結構SF的素養が前提になっている箇所があって、そうしたところは最初は「えっ」となるので、書評に書かれていることもすごくわかる。でもめげずに何度か読み直してほしい作品です。
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SFに馴染みがないせいもあってか、すんなり入り込めませんでした。 登場人物もシッタータ、阿修羅、キリストなど、すごいメンバーだし、話も壮大。ちょっと苦手な感じです。
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2008年3月3日読了。 30何年ぶりとかに読み返してみたけど、やはり難解で壮大な物語。だがちっとも古びていない。 プラトンがオリオナエでアトランティスは沈み、オリハルコンが残る。悉達多がシッタータで(これは少し判り難い)阿修羅王と共に弥勒の元で、何を知ったのか。長い年月まさに百億千億。彼らが得たものは。 神も仏もあったもんじゃないってのはまさにこの話のための言葉か?
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