岳(1) の商品レビュー
自分自身は体力がないので登山はしませんが、雄大な自然に挑む登山という行為そのものや、遭難者に対して真摯に接する主人公の姿には、胸を打たれるものがあります。
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数年前に読んだが、店に置いてあったので待ち時間に読破。数年前の読んだ印象といま読むと、感動する作品だと。良かったぁ。
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夏の登山はしたことあるけど 冬の雪があるようなところの登山の経験は 全くありません。 こんなに簡単に 死ぬ時は死ぬんですね どうすれば死なないで生きられるのか 登らなければいいのに でも 登らないというわけにはいかない あの山頂を見てしまっては もう一度 もう一度 何度でも 目指したくなる場所がここに
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読みたい!と思っていてやっと読めた。 三歩の精神力の強さには圧倒される。 何が起きても冷静かつ生きようとする姿。
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全巻既読です。 ブルージャイアントを読みたいのですが こちらの方から手始めに とても良かったです。 三歩さんの精神性、行動力を見習いたいです。 また著者はかなりの登山家です。 凄いですよ。 ご一読ください。
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たまたまなのだが山に関する小説や 登山をする人の話を聞く機会が多かったもので 山の素晴らしさと厳しさはある程度知ってはいる。 ボランティアで山岳救助をしている青年が主人公 というのは目新しく、 彼が明るくて、というか山男は大抵実際はどうあれ 見える部分はそんな感じの人が多い印象だけれど 山が本当に好きで山に来る人は仲間という感じなのが良い。 遭難した人にも頑張ったねと声をかけてくれるのが良かった。
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おなじみの、ゆかいな仲間の「ヤサイクン」が段ボール箱を抱えて日曜の夜やってきた。 「はい、これ。」 「なに?あっ、『岳』やん、どうしたん?持ってないっていうとったやん。」 「買った。読んだことないゆうてたやろ。」 「ヤサイクンも読み直してんの?」 「うん。風呂でな。」 「ご飯は?チビラちゃんたちはどうしてんの?コユちゃんは帰ってきた?キャンプ、面白かったゆうてた?一緒に来んかったん?」 「ああ、たべた。お祭りや、お祭りや、ゆうて三人そろって出ていった、岩屋公園。コユが帰ってきたから、元気復活や、ふたりとも。」 「須磨スイ、行っとったんやろ、昨日。写真来てたやん。」 「今日は夏祭り?盆踊りか?」 「岩屋公園てどこらへんやの?」 「西灘駅、阪神の、海側、ちょっと西側やんな。通りかかったことあるで。」 「アーちゃんがついていってんの?」 「うん、そう。家からもすぐやな。これ、やっぱ、エエで。全巻泣ける。」 (註:コユちゃん=チビラ1号・アーちゃん=チビラ軍団のママ) 2008年小学館漫画賞「岳」全18巻。10年前の作品だ。読みはじめたら、やめられなくなった。ただ、10巻にたどり着くころから、どうやって終わらせるのか気になり始めた。 最近のぼくの目は、続けて文字を読み続けるのが、なかなか難しい。カスミ目というのか、乱視というのか、ピントが合わなくなって、強烈に眠くなる。作品の内容とは関係ない。液晶の画面の見過ぎという説もある。そうだろうなとも思う。しかし、不便なことだ。Astigmatic bearと名乗ってきた結果、文字通り、その通りになってきたのだから、しようがない。 しっかり泣けた。落語に人情噺というのがあるが、あれと似ている。ただ、物語を支えているのが「山」だ。 いっとき流行った「構造分析」的批評をやりたい人には、こういうマンガはうってつけの対象なのだろうと思った。「山」なんて神話作用を描くにはもってこいの素材だろう。 16巻まで続く日々の描写は読者を飽きさせない。「山」の高さとすそ野の広さがマンガを支えている。北アルプス連山に対して、読者が持っている「神話」的イメージの多様性、美しさ、恐ろしさ、苦しさ、楽しさに対して、一話完結的にマンガ家が絵付き物語を与えていく。読者は一話ごとの小さな違いに納得し、泣き、笑い、ほっとすることができる。しかし、やがてマンネリに陥るに違いない。 マンネリを打ち破るために作者が用意したのは「新たな高い山」。より高い山を求めた主人公は、残念ながら元の山に戻ってくることはできない。神話化の次元をあげれば、もとの神話の場所は、ただの生活の場所になるほかない。 「山」の物語は時を経て、北アルプスの現場で同じように繰り返しているように見えるが、新しい神話は生まれない。すべてが後日談となるほかないからだ。作者はそれをよく知っていて、マンガはそこで終わりを迎える。傑作マンガだと思った。 (S)
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ブラックジャック形式。短編一つ一つに人生ドラマがある。 ボランティアの主人公が、山で生死をさまよう遭難者を救う。 山の厳しさと人生が二重写しになり、そこに一見楽天的でいそうな主人公が厳しい現実に対して光を与える。その陰影にこの漫画の肝がある。 きれいごとにまとめずに、死ぬも...
ブラックジャック形式。短編一つ一つに人生ドラマがある。 ボランティアの主人公が、山で生死をさまよう遭難者を救う。 山の厳しさと人生が二重写しになり、そこに一見楽天的でいそうな主人公が厳しい現実に対して光を与える。その陰影にこの漫画の肝がある。 きれいごとにまとめずに、死ぬものは死ぬことを表していることで、人間の尊厳が表されていると思った。
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ナンガパルパット 関内 昇格 マイホーム 夕日 月 雪庇=雪のひさし 島崎三歩。長野県出身。 ワイオミング州ティートン ワシントン州シアトル 奥穂高岳 槍ヶ岳 デブリ=雪崩れ落ちた雪塊 エアーポケット 前穂高岳 クランポン シェルンドいこ雪渓にできる割れ目 屏風岩 岩に落ちた雷は...
ナンガパルパット 関内 昇格 マイホーム 夕日 月 雪庇=雪のひさし 島崎三歩。長野県出身。 ワイオミング州ティートン ワシントン州シアトル 奥穂高岳 槍ヶ岳 デブリ=雪崩れ落ちた雪塊 エアーポケット 前穂高岳 クランポン シェルンドいこ雪渓にできる割れ目 屏風岩 岩に落ちた雷はクラックを走る 夏山常駐 松本市内病院屋上ヘリポート 滝谷 死んだ人間は航空法上ヘリ機内で運ぶことはできない 浅間山の火口 北穂高岳3106m常念岳 遺書 山にビールの自販機 ホーリーシット ラッセルをザックに頼む 冬の槍 登頂記念名簿 塩尻の人間 筑波山 奥秩父の小川山 西穂高岳のロープウェイ ボランティアで山岳救助 むしむし≠もしもし ウミ≠クミ 居酒屋ケルン みんなもくればいいのに…
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楽しいはずの山。けれど危険に遭遇することもある…。山を愛する人すべてに捧ぐ、山岳救助物語!!ビッグコミックオリジナル本誌に掲載された読み切りが好評だったため、増刊で連載開始となった石塚氏の出世作。大自然のなかで繰り広げられる感動の山岳救助物語が、ついに単行本化!!(Amazon紹介より)
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