PLUTO(1) の商品レビュー
非常に面白く全て読みきってから、原作のアニメを見たらキャラクター設定など詳細にまで手が込んでいることがわかり圧巻。 ここまで壮大な漫画あるのか!? もちろん満点です。
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お正月のオススメ漫画番組で見て読んでみました。アトムのトリビュートと言う事で、アトムのお話です。アトムの底に流れる悲しさやりきれなさは、まんま盛り込まれてました。アトム世代では賛否あるそうてすが、何も知らない私には素晴らしいエンターテイメントに思えました。多分読破すると思います
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再読。全8巻。『20世紀少年』や『YAWARA!』などの作品で有名な浦沢直樹さんが描いた『鉄腕アトム』「地上最大のロボット」のリメイク。浦沢直樹さんの作品として浦沢さんの絵柄で描くことを条件に手塚眞さんが快諾したという。主人公がアトムではなくドイツのロボット刑事ゲジヒトであること...
再読。全8巻。『20世紀少年』や『YAWARA!』などの作品で有名な浦沢直樹さんが描いた『鉄腕アトム』「地上最大のロボット」のリメイク。浦沢直樹さんの作品として浦沢さんの絵柄で描くことを条件に手塚眞さんが快諾したという。主人公がアトムではなくドイツのロボット刑事ゲジヒトであることにびっくり。モンブラン、ノース2号、ブランド、ヘラクレス、エプシロン、アトム、ゲジヒト、プルートゥ、それぞれのエピソードが切なく悲しい。最後のアトムとプルートゥとの対決、身を挺して地球を救う姿に感動した。アトムとお茶の水博士の最後の会話が印象的。 「博士......憎しみがなくなる日は来ますか?」 「わからない............そういう日が来るのを願うだけだ......」 「きっとみんな 祈っています......そんな日が来ることを......みんなが......」 心に残った言葉 ・断ち切らなければならない!憎しみの連鎖を...... (エプシロン) ・人を殺すかもしれないほどの強い憎悪こそが......人工知能を育てるのだ。(天馬博士) ・アトムは......失敗作だよ。(天馬博士) ・ロボットも人間と同じように悲しみ、涙を流すんだ。(伴校長先生) ・心に、高性能もへったくれもあるか‼︎ (伴校長先生) ・ゲジヒトの言った通りです。日本の空気には、ほんの少しお醤油の成分が含まれているって。 (ヘレナ) ・憎悪からは............何も......生まれないよ...... (ゲジヒト) ・一番大好きな人のことを考えるんだ。 そうすれば勇気がわく。 (ゲジヒト) ・地球が終わっても............おまえを離さないぞ。 (ゲジヒト) ・どうせ死ぬとわかっていても、最後まで希望を捨てないのが人間だ。アトムのようにね。 (お茶の水博士)
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記念すべき第一巻だが、作品全体の評価は別の機会に置いておくにしてもこの一点だけを。 収録されているノース2号のエピソードは、漫画誌に残る名作だと思う。
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原作の良さを存分に活かした浦沢直樹の作品っていう感じ。映画みたいにゾクゾクする描写、作画が素晴らしい。社会的な内容はもちろん、サスペンス要素がしっかりしててとても良かった。
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連載当時にコミックスを買って読んでいたんですが、内容を綺麗に忘れているので非常に楽しめます。 ノース2号。。。
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ストーリーも面白いけど、所々で人間とロボットの境界線とか共存とかが出てきて色々考えてしまう。ノース2号の話が悲しいけど好き。反則だよあんなの。あと、あの”モグリの日本人医師”ってやっぱりBJ先生なのかな。最後に出てきたアトムが普通の男の子すぎてびっくり。
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ロボットが死ぬ、とはどういうことなのだろうか、と考える。 ソフトウェアや記憶バンクはバックアップを取っておけるだろう。処理ユニット(ハード)は替えが効くだろう。(この時代、製造コストは大幅に下がっていることだろう) だから、たとえこなごなに破壊されたとしても、一部記憶が飛ぶにせ...
ロボットが死ぬ、とはどういうことなのだろうか、と考える。 ソフトウェアや記憶バンクはバックアップを取っておけるだろう。処理ユニット(ハード)は替えが効くだろう。(この時代、製造コストは大幅に下がっていることだろう) だから、たとえこなごなに破壊されたとしても、一部記憶が飛ぶにせよ復元は可能なハズである。 ところが、この物語ではロボットがどんどん「死ぬ」。 記憶をたどる(メモリを共有する)ことはできても、もう帰っては来ない。 ということは、ロボットそれぞれには、固有の認識・・・何というか「魂」?(Ghost in the shellっていうか?)が存在し、個体が破壊されるとそれは復元不能だということなのだろうか。 ロボットは夢を見るか。 ロボットは近しい人(配偶者や友人)を失って悲しむか。 ロボットは闘いを忌み嫌ってピアノを習いたいと思うのか…。 鉄腕アトムの「地上最大のロボット」、これは人間の奢りや虚栄心がテーマであった。(たぶん) 素朴なヒーローものに終わらない、手塚世界の白眉とも言える作品だった。 (子供の頃、ドキドキしながら読んだそれがリアルタイムであったことはナイショである(^^;)) さて一方このリメーク版、まだ第1巻が出たばかりなのでストーリーやテーマがこれからどう進展するかはナゾだが、人間型のロボットが現実味を帯びて来たこの時代にあって、機械が心を持つのか否かに鋭く迫っていくらしい。
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連載中は何となく途中で読まなくなってしまったので、 改めて最初から読み通すことにしました。 初巻ではまだ何が起こっているのかわからない状態ですが、 サスペンスタッチの展開にぐぐっと引きこまれます。 ノース2号のエピソードはやはり泣けるなぁ。 そして、いかにも何かが起こりそうなブラ...
連載中は何となく途中で読まなくなってしまったので、 改めて最初から読み通すことにしました。 初巻ではまだ何が起こっているのかわからない状態ですが、 サスペンスタッチの展開にぐぐっと引きこまれます。 ノース2号のエピソードはやはり泣けるなぁ。 そして、いかにも何かが起こりそうなブランドのエピソード…。 アトムも登場して、これから始まる展開にドキドキします。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
浦沢直樹の新作です。このマンガは、単行本がまだでていなかったにも関わらず、マンガのランキングなんかに載っていたこともあって気になっていたマンガでした。特に、浦沢直樹も「YAWARA!」だの「MONSTER」だの好きだったので。 で、なんで話題になっているか、というと原作が手塚治虫だからで。私自身、手塚治虫のマンガも好きなので、読んでみたかったんですよね。「火の鳥」もかなり読んだし、「どろろ」とかも…一番すきなのは「ブラック・ジャック」だったりもして。でも、「鉄腕アトム」は読んだことないんですけど。どうしてもアニメのイメージが強いですから。だから、この原作になっている「鉄腕アトム」の地上最大のロボットも読んだことはないです。そのうちよまなきゃいけませんね。 マンガ自体は、おもしろかったです。「悲しい」っていうのが一番伝わったかな。最初はロビーの奥さん。なんで気持ちが伝わってくるんだろう。 そして、ノース2号。ノース2号が、一番つらかったです。死んで欲しくなかった。ほんとうに、死んで欲しくなかったです。ダンカンさんがかわいそう。やっと人間らしく生きていけそうだったのに。やっと子供みたいな存在ができたと思ったのに。 あとは、期待のアトムですね。アトムには、納得。アトムの役割を考えたら、ほんと、あんな感じになるんだろうな。天馬博士が自分の子供そっくりにつくった自分の子供ですから。生まれた当時には本物の子供みたいに手を焼いているはずですから、ほんとあんな感じになるでしょう。でも、もっと目でっかくても良かった気もしますが。だって、手塚治虫が書く天馬博士はすっごいかっこいいですから。 で、考えてしまうのは、今後のアトムの活躍です。まさかあのレインコートを脱ぐと、アトムヘアーなんでしょうか?まさか、このアトムも空を飛ぶんでしょうか。足から火が出て飛んだりするでしょうか。すっごい力持ちだったりするんでしょうか?まさかまさか。そんなことがあったら…私はきっと大笑いします。
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