藤子・F・不二雄異色短編集(文庫版)ミノタウロスの皿(1) の商品レビュー
私が小学生の頃は、まさに藤子不二雄全盛期と言っても過言ではなかったろう。そんな中にあって友人宅で目にした この一冊に心奪われた。藤子Fにおいても心のバランスを取る必要があったと見るべきか。あの絵柄であるからこそ 恐ろしい。
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藤子・F・不二雄[異色短編集]1 13作品掲載 異色短編集の名に恥じない出来で、カバーレイアウト、イラストが存在感を醸し出してます。 面出しして飾りたいですね! 故・藤子氏がSFをして少し不思議と称したことが思い出される逸品です。 劇画オバQが掲載されている奴です(笑)...
藤子・F・不二雄[異色短編集]1 13作品掲載 異色短編集の名に恥じない出来で、カバーレイアウト、イラストが存在感を醸し出してます。 面出しして飾りたいですね! 故・藤子氏がSFをして少し不思議と称したことが思い出される逸品です。 劇画オバQが掲載されている奴です(笑)。 やっぱり表題になっている"ミノタウロスの皿"(SF異星もの)がいいな、と思います。 ちょっとした視点の変換で世界を描くとこうなるんだなーと。 短編集なだけあって、非常に短い品々なのですが、一つ一つが濃い。とにかく濃い。一冊読み終えると「旅をしたなー」って感じがします。 同収録作品"オヤジ・ロック"(サラリーマンもの)、"間引き"(近未来もの)もなかなか印象深くて好きです。 "ドジ田ドジ郎の幸運"(サラリーマンもの)は読後感が爽やか……というか結構幸せなかんじでおすすめ。 少し不思議なパラレル(並行)世界を体験できるそんな本です。
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表題作が好きだといってしまうとそれはどうなのと言われてしまいそうだけど… でも好きです。小学生のときにであって良かった。
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『ドラえもん』『キテレツ大百科』の、メルヘンのイメージが強い藤子・Fさんの方の異色短編集。 単純なHAPPY ENDなんてここにはない。 タイトルの『ミノタウロスの皿』には、特に唸ってしまう。 当たり前だと思っていることへの「どうして?なんで?」ほど答えに詰まる質問はないでしょ?...
『ドラえもん』『キテレツ大百科』の、メルヘンのイメージが強い藤子・Fさんの方の異色短編集。 単純なHAPPY ENDなんてここにはない。 タイトルの『ミノタウロスの皿』には、特に唸ってしまう。 当たり前だと思っていることへの「どうして?なんで?」ほど答えに詰まる質問はないでしょ?
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藤子Fはとても大人な漫画家だと思う。子供に夢を与えるものを書いている反面、夢を壊す物まで書いている。そのどちらも素晴らしい。
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漫画っていう枠組みをはみ出してる哲学書。でも、まるでとんちのようにわかりやすい。暴力もセックスもある。けど、染み入る優しさがあって、押し付けがましさがない。
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