1,800円以上の注文で送料無料

MW(ムウ)(文庫版)(2) の商品レビュー

3.7

45件のお客様レビュー

  1. 5つ

    11

  2. 4つ

    12

  3. 3つ

    14

  4. 2つ

    3

  5. 1つ

    1

レビューを投稿

2024/11/15

図書館にて。 こんな盛りだくさんの重ため内容の作品が2冊で終わるなんて不思議。 人間が一番怖い、ということか。

Posted byブクログ

2024/03/23

女編集長とか妙な脇道、意味のないイベントが混ざっていたのは何だったのだろう。 あれいらないよなあ。セクシャル的には必要なシーンだったのだろうか。 オチは途中で見えてしまった。 正直そんなもの程度でそこまで大騒ぎになるかな?としか。 ガスそのままで何十年もほったらかしで保管しない...

女編集長とか妙な脇道、意味のないイベントが混ざっていたのは何だったのだろう。 あれいらないよなあ。セクシャル的には必要なシーンだったのだろうか。 オチは途中で見えてしまった。 正直そんなもの程度でそこまで大騒ぎになるかな?としか。 ガスそのままで何十年もほったらかしで保管しないだろう、どこで何に使うのさそれ。 自分に降りかかりかねないわそんなもの。 時代補正抜きではとても通用しない話だった。 陰謀論がいかに当人以外にはバカバカしい空騒ぎかってのはよくわかるけどさ。

Posted byブクログ

2022/09/19
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

いわゆる「黒手塚」の問題作である『MW』は、ピカレスクものとしての完成度がとても高く、似たような作品に『バンパイヤ』などを思い浮かべますが、それら諸作と比べても、『MW』には特に抜きん出たものを感じます。 なかんずく素晴らしいのはメインとなるキャラクター像で、個人的には『MW』の結城美知夫ほど魅力的な「人でなし」はいないのではないかと思います。究極の自意識過剰者にして蠱惑的な魅力で性別や道理をリベラルに飛び越え跳梁していくその様は、19世紀末の退廃的シンボルとなったヘルマフロディトスのエロティシズムすら思わせるものがあります。彼に翻弄されながらもその魔性に懊悩を繰り返す神父の賀来にしても、それはしかり。とにかく、キャラクターひとりひとりがいい意味で記号化していて、スラスラと読めるわりに満足感が半端じゃないです。(他にも、結城に翻弄されるキャラクターとして最後まで登場する谷口澄子も、とにかく可哀想なんですが、好きなキャラクターの一人です。) 感想を訊かれても、それがパッと浮かばず、「でも凄かった」と言えてしまうのも、手塚作品の魅力だと思います。文庫本2巻でここまですごい作品を読めちゃうなんて、やっぱり、満足感もひとしおです。 「僕の命も長くは持たないだろう 僕が死んでしまえばもうこの地球なんざ用がないよ 「だから全人類に僕につきあって死んでもらうんだ 「悪徳と虚栄にみちた人類の歴史は 僕の手で永遠に閉じるのだ アハハハハハハハ」

Posted byブクログ

2022/03/20

手塚治虫という人のすごさを実感した。 70年代、50年近く前の作品だが、古さを感じさせない。 映画も見たい。

Posted byブクログ

2020/05/21

久しぶりに読んだ。大人になったせいかいまいち。子供の頃に戻りたい。 突然兄が出てくる設定に昭和を感じた。もう繰り返しは読まないと思う。

Posted byブクログ

2020/02/08
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

どっかのレビューで読んだ通り、1巻に比べて大分急いで書き終えた感のある2巻。もうちょっと話の流れがゆっくりだったら、よりどっぷりMWの世界観に嵌まれていいのになぁ。 映画の話を1巻の感想にもちょこっと書いたけど、ラストのシーンは映画もほとんど一緒だった。結城生きてるぜEnd。まぁ、原作と比べると映画はだいぶナチュラルに描かれていて、そのせいで結城の狂気さが中途半端になって、結城がなぜここまでMWに執着するのかがいまいちよくわからない感じがしたけど、原作を読んで、結城は賀来以外の人間を人間とは思ってないのがよくわかった。このくらいグサッとくるものが映像にできたらいいのにねぇ。 MWは同性愛の話と言われてるし、結城と賀来のセックスシーンも沢山あるけど、これは同性愛というくくりに入れていいものなのか?疑問です。

Posted byブクログ

2017/11/07

いつもえ、これで終わり?と思ってインターネットで続きがないか調べちゃうんだけど、続きはない 手塚治虫の漫画はなんか考察とかできない、ただただおもしろい

Posted byブクログ

2016/03/05

前半の上司に対するエグい悪事の方が悪党度は高いように思われる。 大風呂敷になりそうな話をまとめた巨匠の手腕はお見事。

Posted byブクログ

2015/09/18

どんどん残虐さや悪意が表に出てきて、どう終わるんだこれは…と思いながら読み進めていきました。決して後味が良いとは言えないけれど、それもこの作品の魅力の一つだと思います。

Posted byブクログ

2015/01/15

「このぼくをあわれんでくれ。地獄へ何度落ちてもあきたらない ぼくだ」 数々のトラウマを植えつけられた一冊。きっと何度も読み返す度にトラウマを増やしてしまうのだろう。

Posted byブクログ