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ポーの一族(文庫版)(1) の商品レビュー

4.6

126件のお客様レビュー

  1. 5つ

    83

  2. 4つ

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  3. 3つ

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2010/09/03

血とバラのエッセンスを主食に生きる「バンパネラ(吸血鬼)」の話です。 これは全三巻ありますが、何度も読み返さないと理解できないかも・・・! 一応続きの話なのですが、一話一話切り離して考えた方が混乱しません! よっぽどの怪我でもしない限り永遠に生き続ける彼らの、永遠の命であるが故...

血とバラのエッセンスを主食に生きる「バンパネラ(吸血鬼)」の話です。 これは全三巻ありますが、何度も読み返さないと理解できないかも・・・! 一応続きの話なのですが、一話一話切り離して考えた方が混乱しません! よっぽどの怪我でもしない限り永遠に生き続ける彼らの、永遠の命であるが故の悲しみが痛いほど伝わってきます。

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2010/08/13

どんなに大人になっても「ポー」だけは手放すことが出来ませんでした。この物語の中では、ワタシも永遠に子供のままでいいのね・・・、はるかな国の花や小鳥を夢見ていてもいいのね・・・と言う壮大な勘違いのもとで。  エドガー、きっとどこかで生きてますよね?(でも永遠の命って、やはり「火の鳥...

どんなに大人になっても「ポー」だけは手放すことが出来ませんでした。この物語の中では、ワタシも永遠に子供のままでいいのね・・・、はるかな国の花や小鳥を夢見ていてもいいのね・・・と言う壮大な勘違いのもとで。  エドガー、きっとどこかで生きてますよね?(でも永遠の命って、やはり「火の鳥」読んだらかなり過酷なものなのだと気づきました・・・。それでもエドガーには生きていて欲しいけど。)

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2010/07/25

萩尾望都原画展で購入した。 初読は30年以上前だろう。 もう何十回、何百回読み返したか判らないくらい。 初めて読んだとき、少女漫画は文学を超えたと思ったのを思い出す。 そのとき読んでいた文学作品ってドストエフスキーのカラマーゾフの兄弟とかだったから、よっぽど衝撃を受けたのだろう。...

萩尾望都原画展で購入した。 初読は30年以上前だろう。 もう何十回、何百回読み返したか判らないくらい。 初めて読んだとき、少女漫画は文学を超えたと思ったのを思い出す。 そのとき読んでいた文学作品ってドストエフスキーのカラマーゾフの兄弟とかだったから、よっぽど衝撃を受けたのだろう。 何十年ぶりかで読んで、自分も歳をとったと思った。

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2010/08/12

少女マンガの超王道。ここまで有名作品だと説明しづらい…。 永遠を生きるヴァンパネラ一族の若いエドガー、妹のメリーベルへの慕情、死ぬものへの眼差し、共に長い時を生きる友人アラン。 すべてのコマが美しく叙情的。 ラストでの疑問。 エドガーとアランが火に包まれて終わるけれど、私は何の...

少女マンガの超王道。ここまで有名作品だと説明しづらい…。 永遠を生きるヴァンパネラ一族の若いエドガー、妹のメリーベルへの慕情、死ぬものへの眼差し、共に長い時を生きる友人アラン。 すべてのコマが美しく叙情的。 ラストでの疑問。 エドガーとアランが火に包まれて終わるけれど、私は何の疑問もなく二人とも死んだのだと思っていた。しかし友人は「アランは死んだだろうけど、エドガーは生きている!」と断言。そうだとするとエドガーは一人でまだ旅を続けてるのだろうか。それはそれで寂しいような、でも希望があるような。

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2010/05/30

家にずっとあったのに幼心故に表紙が怖くて読めなかった作品 今になってもっと早く読んでおけばよかったと思った メリーベルになりたい

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2010/05/26

モー様のバンパイアは血を吸うんじゃなくて血に混じった精気(生気)を吸うとコラムで述べて居ました。なので、被害者は貧血程度で済むんだとか・・・西洋の血をススルって言う表現より柔らかくって好きですねぇ。 ちなみに、ポーの一族のエドガーとアランは[エドガー・アラン・ポー/作家]から取っ...

モー様のバンパイアは血を吸うんじゃなくて血に混じった精気(生気)を吸うとコラムで述べて居ました。なので、被害者は貧血程度で済むんだとか・・・西洋の血をススルって言う表現より柔らかくって好きですねぇ。 ちなみに、ポーの一族のエドガーとアランは[エドガー・アラン・ポー/作家]から取ったんだとか・・・日本の江戸川乱歩は彼のもじりで江戸川コナンは乱歩の(多分)もじり。面白いですね♪

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2010/04/13

全3巻。 吸血鬼一族を巡り、それに巻き込まれた兄妹の物悲しくも美しい物語。 少なくともわたしは泣けました。

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2010/03/09

耽美という言葉をそのまま漫画にしたような作品。 バンパネラという造語は確か萩尾先生がヴァンパイアと勘違いしていて、 そのまま使用したらしいですが、そのおかげで美しい響きの言葉を知ることが出来ました。 永遠の命の儚さと少年特有の危うさが惜しみなく溢れています。

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2010/03/03

トム・クルーズの「Interview with Vanpire」を見た時、こやつら望都さんを読んだな!と思いました・・・ああ、薔薇の紅茶を飲まなくちゃ・・・

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2010/04/29

永遠の時を生きるヴァンパネラと、彼らに出会い、魅せられた人々のおはなし。 思い出の中で生きるメリーベルに思いを馳せるエドガーが悲しく切ないです。 「はるかな国の花や小鳥」がいちばんおきにいり。 余談だけど「春の雪」を読んだ時の読後感に似ている。 エドガーと清さまは似ているのかも...

永遠の時を生きるヴァンパネラと、彼らに出会い、魅せられた人々のおはなし。 思い出の中で生きるメリーベルに思いを馳せるエドガーが悲しく切ないです。 「はるかな国の花や小鳥」がいちばんおきにいり。 余談だけど「春の雪」を読んだ時の読後感に似ている。 エドガーと清さまは似ているのかもしれない。

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