ひとつ上のプレゼン。 の商品レビュー
出た当時、パッケージデザインから新しいと思った記憶がある。話しのプロたちが語るプレゼンの秘訣は、通常の教科書と異なり読み物としても面白い
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コピーライター眞木準が編纂した「プレゼンテーションとは何か」を伝えてくれる書。 現代の仕事がプレゼンを軸に回っていることから、「プレゼンテーション」とのタイトルを持つ書籍は数多くある。実際に私たちが読みたいのは、実践で即、使えるPowerpointのテクニック。しかし、...
コピーライター眞木準が編纂した「プレゼンテーションとは何か」を伝えてくれる書。 現代の仕事がプレゼンを軸に回っていることから、「プレゼンテーション」とのタイトルを持つ書籍は数多くある。実際に私たちが読みたいのは、実践で即、使えるPowerpointのテクニック。しかし、それらの書籍の多くは、Powerpointの基礎的な内容に終始しているが残念だ。 そして、他人のプレゼンを見ると、どうも、小学生の頃の模造紙に書いた研究発表から一歩も出ていないように感じる。それ以上のこと、つまり、プレゼンの仕方はどこでも教わっていない。 そもそも、私たちが日常行っているプレゼンとは何なのであろうか? そうしたモヤモヤに本書は答えてくれる。 確かに、題材に挙げられている18名のフィールドは、1件当り数千万から億単位のお金を動かすプレゼン。しかし、それだけに、真剣であり、経験則からの真実やノウハウは、金言とも取れる。 「プレゼンは知のプレゼントである」と眞木氏は説く。 そのためには、自分の意見を伝えるのではなく、相手の気持ちに立った考えを伝える、と、きわめて日本的な「心」を説く。 巻頭は、眞木氏による「プレゼン」の定義からはじまり、続けて、さまざまな広告に関連したクリエイター達が自身のプレゼンについて語る。 テクニックの問題は、ツールのヴァージョンが上がれば変わっていくものだが、ここに書かれている経験則は普遍で、誰もが、いつでも応用できるものだ。 さらに多くの実例を知りたければ、本書籍に続けて出版された『ひとつ上のアイディア』、『ひとつ上のチーム』が参考になる。 残念なことに眞木氏は2009年、突然他界された。 もうあの微笑みと、親父ギャグのようなコピーに会えないかと思うと悲しくて仕方が無い。
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プレゼントとは、魅力ある人が常識ある語り口で良いと信じることを誠実に伝える行為、つまりはそういうことなんだなと思いました。 広告業界(正確にはクリエイターとしてかな)という特殊性はありますが、至極当たり前だけど語られることの少ない事実が書かれています。プレゼンの場数(する側/さ...
プレゼントとは、魅力ある人が常識ある語り口で良いと信じることを誠実に伝える行為、つまりはそういうことなんだなと思いました。 広告業界(正確にはクリエイターとしてかな)という特殊性はありますが、至極当たり前だけど語られることの少ない事実が書かれています。プレゼンの場数(する側/される側)を踏んでいないとなかなか分からないことですが、たしかに「ひとつ上のプレゼン」というタイトルに偽りなしです。 王道からキワモノまで一通りプレゼンをこなして、もう一度基本に立ち返るときに是非読んでほしい本です。個人的には岡康道さんと宮崎晋さんのお話がオススメです。
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広告業界を中心とした各著名人のプレゼンにおける考え方が記載されている。 業界が違うので、そのままスキルを引用出来るものではないが、そもそも「スキルを紹介するので、それを使ってみてくださいね」というものではない。 あくまで、考え方や経験を語っていることを読者がいかに感じるかというこ...
広告業界を中心とした各著名人のプレゼンにおける考え方が記載されている。 業界が違うので、そのままスキルを引用出来るものではないが、そもそも「スキルを紹介するので、それを使ってみてくださいね」というものではない。 あくまで、考え方や経験を語っていることを読者がいかに感じるかということが重要なのだと思う。 6年も前の本なので現在とプレゼンスタイルは変わっていると思うが、本質的な考え方は変わらないのだろうと思う。
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コピーライター中心にクライアントへのプレゼンの際の考え方が書かれている。私にはあまりしっくり来ない感じでしたが、この業界の方にはいいのかもしれません。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ペラペラめくってみただけで、すごく読みたくなった本。 ===メモ=== ・プレゼンは説得の場ではない。 * 受け手が妥当な判断を下せるような状態をつくること。 ・プレゼンは商品である。 ・プレゼンの「準備」 * ゴールイメージ * 相手(意思決定者)を知る 相手はあくまで個人であって、組織ではない。 * コンセプトを「ひとこと」で表現する。 ひとことでいえないようなプレゼンのコンセプトは 十分な咀嚼がなされていない。 * 頭の中は整理しづらいので、「頭のなか」を書き出して 目で見ながら整理する。 ・プレゼンの「組み立て」 * 「序破急」もしくは「破急」 * エレベーターでプレゼン 結論は何なのか。 なぜそうなるのか。 * 1枚に1フレーズ。 1枚ごとに小さな納得を勝ち取る。 * シンボリックデータ データを見れば一目瞭然。 大前提を共有し、提案の視点や考え方を 直感的に理解してもらう。 * 案は2つ。 既定課題と自由課題。 * 2回、壊す。 アイデアの開発は2回壊して ・プレゼンの「現場」 * 場。 練りに練ったストーリー展開も、状況によっては崩して対応。 * プレゼン後のプレゼン。 代行者が再現できるわかりやすい論理。 フレーズ+シンボリックデータ * 反論するな。 ・プレゼンの「学び」 * 敗因分析。
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プレゼンの本質を学んだ。 手法論を語る本よりもこの本を読むべきだと思う。 ―プレゼンは「知のプレゼント」である。 この本から学んだことはこの言葉に凝縮されているように思う。 ビジネスの現場で盛んに使われる「プレゼン」という言葉。 私的には、あまりに軽く使われることに疑問を...
プレゼンの本質を学んだ。 手法論を語る本よりもこの本を読むべきだと思う。 ―プレゼンは「知のプレゼント」である。 この本から学んだことはこの言葉に凝縮されているように思う。 ビジネスの現場で盛んに使われる「プレゼン」という言葉。 私的には、あまりに軽く使われることに疑問を抱いていた。 この本でそれがクリアになる。 プレゼンの語源はプレゼント。 プレゼントとは、「贈り物」のこと。 本来のプレゼンは贈り物でなくちゃならない。 ということは? その答えは本の中に。 贈り物に対するスタンスが、一流の企画マンたちの話の中から読み取れます。 (How toが書いてあるわけではないですヨ) この本により、 私は企画書の書き表し方やシナリオ(構成)が変わり、そして チェック(添削)する時の視点をしっかり持つことができるようになりました。 社会人になりたての頃に手にし、その時は読み込めず終い。しっかり読んだのはそれからだいぶ時間が経ってからだったけど、現場経験を積んでから読んだのはある意味よかったなと思う。
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一流はこう考える、と見た方がいい。自分にはまねできないや、自分には合わない⇒だから今のままなんだ…とは思わないで生きていこうと思った。
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人と同じ事をしてはだめです。 プレゼンでも少しエッセンスを加えるだけで、素晴らしいものになります。 まあ、素材よりも最後は自分自身の能力が必要ですが、見栄えのあるプレゼンも重要な要素です。
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クリエイターではないので、直接は使えないのですが、プレゼントとは?論はさすがに各界のカリスマ の言葉、重みが違います。
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