蒼路の旅人 の商品レビュー

上橋菜穂子(著者),佐竹美保

2012/08/05

バルサを中心とした「守り人」に対し、「旅人」シリーズはチャグムの話です。
新ヨゴ皇国皇太子チャグムは、そのまっすぐな気性の為、実の父親からも疎まれています。
タルシュ帝国の新ヨゴ皇国への侵略と共に動き出した、父親のチャグム暗殺命令。
罠と知りながら、新ヨゴの港を出港したチャグムはある決心をします。
これは次の三部作「天と地の守り人」への出発点でした。
「精霊の守り人」の時のチャグムから成長を追ってみていくと、チャグムの心の変化、周りの状況などよくわかり、胸を締め付けられます。いさぎよく、かしこく・・・・心がやさしい。彼の選ぶ道を見届けるためにも次作に期待したいです。

2009/10/04

チャグムの冒険譚だが「虚空の旅人」をしのぐ面白さ。この続きがどうなるのか？「天と地の守り人」への期待が高まる。

2009/10/04

上橋菜穂子さんの守り人シリーズの1冊。とうとう最終章「天の守り人」が出ましたから、その前に読まなきゃ･･･と言う事で読んでみました。チャグムもいいけど、個人的にはバルサが登場しないと物足りない気分。アニメにもなったことだし、人気がでるかな？学校図書室にも置いてみよう。

2009/10/04

精霊の守り人の副主人公？チャグムの立派に成長している姿が読める作品。

まっすぐ純真な皇太子チャグムが、綺麗事だけではやっていけない国の統治にどう向き合っていくのか。罠にはめられたチャグムが選んだ道は？「天と地の守り人」に続く外伝的１冊。
こういう駆け引き的な話とその魅力故に疎まれる皇太子という設定がツボ。

ただ、チャグムの名前からどうしても、某韓国ドラマの主人公を思い出してしまい、苦しかった。（余談）

2009/10/04

裏切られ、見捨てられ、それでも優しく逞しく生きる少年。彼は優しすぎる故に盲目なのか、それとも世界を揺るがすほどの大器なのか。まだその先は見えない。広がるのは蒼い路。かつて出会ったあの世界に、あの人たちを思い、少年は旅立つ。

2009/10/04

通称『守り人シリーズ』の外伝。精霊の守り人・夢の守り人に出てくるチャグムが主人公。人の欲と希望が渦巻き、陰謀が図られると言う話ではあるけれども、チャグムに初めて同年代の友人が出きるお話。

2009/10/04

＜旅人シリーズ＞2巻。まだ続いてる・・・のかな？チャグムの皇太子としての成長っぷりがよくみれる。星3つなのは、前作や＜守り人シリーズ＞に比べると、いまいちな感じがするため。

2009/10/04

チャグムが大人になっています。必然的に物語も大人になってます。大人になる＝優れてる、ではないです。空気が大人です。（意味不明）

2010/02/26

2005.10.13.　小学生の時から読んでるのに、頭固くなってんのか。この世界にはいるのにかなり手間取ってしまった。すごい時間がかかったよ。「守り人」シリーズ2作目。予想以上にチャグムが立派になっていて、しかも勇敢で、小学生の頃読んだあの情けない弱いチャグムを思い出して…。辛いラストだけど、まだまだ続くんだね。国を背負うチャグムが心配だけど、頑張って欲しい。

2009/10/04

登場人物個人より世界がどうなるかが気になるこのシリーズ。今回チャグムの好感度大幅アップ。君頭いいな！
関係ないけど
シュガって名前が出るたびに魔女っ子脳になって困りました