蒼路の旅人 の商品レビュー

上橋菜穂子(著者),佐竹美保

2009/10/04

「守り人」シリーズ。第一作「精霊の守り人」から読んでいるものにとって、チャグムの成長ぶりがうれしい。

2010/03/11

チャグムがいよいよ格好良い。彼を取り巻く大人たち（ヒューゴ、シュガ、祖父トーサ、ジン）もよい。特に、今回初登場のヒューゴは、その登場の仕方といい、謎めいた言動といい、今後も活躍が期待できそう。

2009/10/04

ついに北の国々にタルシュの手が…。タルシュの手が迫っている北の大地。ある日、サンガル王国から援軍を求める手紙が届く。新ヨゴ皇国皇太子のチャグムは罠と知りながら、祖父トーサと共に新ヨゴの港を出港する。この船出がチャグムの人生を大きく変えていく。素晴らしく壮大、素晴らしく面白い、そして単純じゃない。自らを天子と考え、民草の声には耳を貸さない帝。民の暮らしを良くしたい、守りたいと考え続けるチャグム。父である帝に疎まれ続けながらも、自らの道を進もうとするチャグムの純粋すぎる心に胸を打たれる。サンガル王国、タルシュ帝国を巻き込み、世界がどんどん変化していくのが本当に楽しい。でも、ただ楽しいだけじゃなく、変化の難しさ、変化により生じる歪、そういったものも描かれているこの本はすごい。

2012/06/04

再読。
チャグムの成長が著しすぎて嬉しいが怖い。
そしてジンがかっこいい…

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・チャグムの冒険第2弾。冒険と言うにはあまりに辛く長い旅路です。
・父に疎まれ命を再び狙われ、強国タルシュの手に落ち、それでも何とか頑張るチャグム。成長していく姿が微笑ましくてなりません。
・ジンが無事で安心した。ああほんと良かった。

2009/10/04

チャグムが好きなんですが、もう切なくて。　チャグムは、本当にしっかりした子です。　自分の国を守りたい、それだけ。
様々な陰謀が絡まる、「旅人」シリーズ。
守り人シリーズとはまた違った、陰湿な戦いのまっただ中に居るチャグム。

2010/10/14

いよいよ、この世界も佳境に来たという印象。チャグムが、自分の行く末を自分で選んで進むと言う点で、この大きな話が最後に向けて動き出すんだなと感じた。それにしても、出てくるキャラクター一人一人が魅力的で、どれも目が離せない。あぁ、いよいよ残りも後３冊か。。どうなるのか、先が気になりまくりですが、図書館で予約したのが来るまで小休止。

2011/08/27

図書館で借りた。前作の「虚空の旅人」を読まずして読んでしまったが、それでも面白かった。続きを期待させる終わり方もヨカッタ。

2009/10/04

このシリーズで、初めて読んでて涙ぐんじゃいました・・
１５歳になったチャグムは、若者たちから圧倒的に指示され、年寄りの中にも彼を帝に・・と望む者が多数いるほど、人智に優れた若者へと成長した・・
しかし、自分の身を危ぶむ帝からは疎まれる身となってしまった・・
彼の成長は、帝にとって脅威でしかない。
一度は我が子の暗殺さえ指示した実の父から疎まれ、宮という閉ざされた小さな世界で帝つきの侍従から監視された生活から逃れられるって意味でも、罠だと知りつつ出向するチャグム・・
この航海で、チャグムはまた一段と人間っぷりを上げて行くのです。
小さな宮の生活しか知らない父君帝の知らない世界を身を持って経験する反面、自分の置かれている立場に違和感を感じるチャグム皇太子・・
そして最後に彼が決断したことは・・・・・以下、天と地の守り人：全３巻へと続く・・・

この巻では女呪術師：トルガイは出てきますが、バルサ、タンダは出てきません。
天と地の守り人を読み始めましたが、どうもオールスターのようです♪
しかし・・１０年という歳月をかけて書かれたこのシリーズ、ほんと凄い！
全部発刊されている今でほんと良かった・・
でも、どうもシリーズ新刊が近々出るようですねぇ・・
まだ天と地の守り人を読み終わっていないので、どうなるのか、想像もつきません。
うぅ・・楽しみだっ！

2009/10/04

守人７巻。チャグムが主人公で虚空の旅人の続きという感じ。戦場に借り出され、捕まり、逃げて、自らの手で国をおうとする。王子という立場を嫌がってたのに国を滅ぼしたくないという思いが育っていく様子が上手い。また敵国のスパイなのにチャグムを助けるその心は･･･？いいところで終ってますね〜〜〜〜

2009/10/19

チャグムの話か〜バルサもタンダも出ないしな〜と思ったけど、いやチャグムもやるものだ。続きが早く読みたい！…やっぱ人間成長しないとな。