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夜市 の商品レビュー

4.1

321件のお客様レビュー

  1. 5つ

    105

  2. 4つ

    132

  3. 3つ

    49

  4. 2つ

    7

  5. 1つ

    2

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2023/09/24

ホラー小説ですが、そんなに怖くなく不思議な世界の不思議なお話という感じでした。 「夜市」も「風の古道」も悲しい話ですが情景が浮かんで映画やドラマなど映像を見ているようで一気に読んでしまいました。 忘れた頃にまた読みたい1冊です。

Posted byブクログ

2023/09/13
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ホラー2作品目読了、少し前に読んだ「黒い家」の緊迫感のある、場面事に時間の流れが速くなったり遅くなったするのとは違ってゆったりとした時間にじわりじわりと怖さの来る作品でした。表紙の金魚が優雅に漂って泳ぐ感じと合っていると思いました。 夏の終わりにピッタリな作品で、面白かったです。血なまぐさい表現は少ないのでホラー苦手でも楽しんで読めると思います。

Posted byブクログ

2023/09/07

チーニャさんのレビューを拝見して、ホラーとゆうよりダークファンタジーとゆうことで安心したのですが、このタイトル何処かで見覚えがあると思い息子のホラー本棚を覗いたらありました。とゆうことでちと拝借して、パラパラめくってみると先生へって書いた2つ折りのメモ書きが挟まれていたんです。可...

チーニャさんのレビューを拝見して、ホラーとゆうよりダークファンタジーとゆうことで安心したのですが、このタイトル何処かで見覚えがあると思い息子のホラー本棚を覗いたらありました。とゆうことでちと拝借して、パラパラめくってみると先生へって書いた2つ折りのメモ書きが挟まれていたんです。可愛らしい丸文字で明らかに女子からの手紙。これは世にゆうラブレターに違いないと思い。罪悪感を感じつつも好奇心の方が勝り開いて読んでみましたら、どうもこの本を生徒に貸したようでそのお礼と感想がかかれており息子にも春がきたと思った私は少し期待外れでしたww。 まあ、ちゃんと教師しているようで親には見せない一面を覗くことができてちと嬉しかったです。 さて、この本は「夜市」と「風の古道」の短編2つが掲載されているのですが、どちらも異界に紛れ込み情景がとても怪しげでいて懐かしく異界から帰れなくなってしまう展開。 こうゆうのって緊張するしどちらかとゆうと苦手なんです。 読了後も悪い夢でも見てたような感触で内容もはっきり思いだせないのですがモヤモヤ感だけが残ってます。 生と死の間でもがいていて歩いているのに前に進まないそんな感覚だけが残ってるんです。 「夜市」のほうはちょうど御嶽山に登った時に賽の河原あたりでガスが立ち込めで視界不良の中を歩いていると急に標識や石積みがあらわれてきたときの感覚と重なりました。 私は「夜市」より「風の古道」のほうがよかったかな。 里山とか登ってると神社を境にして雰囲気が変わるんですよね。古い石杭にも山界とか刻んであってこの先は人界と異なる領域なんだって身構えてしまいます。白装束の修験者とすれ違ったときの場違いな感覚、ちょうど大峯奥駈道歩いてるようなイメージでみてました。

Posted byブクログ

2023/08/03

怖かった度★★(最高は★5) ひまわりめろんさんが苦手ホラー克服のために本友さん推薦本を読みまくる『魁ホラー塾』第七弾はみんみんさん推薦の『夜市』です 日本ホラー小説大賞受賞作ということで期待大でした うん、不思議系ですね 不思議系ホラー そんなジャンルあるか知らんけど い...

怖かった度★★(最高は★5) ひまわりめろんさんが苦手ホラー克服のために本友さん推薦本を読みまくる『魁ホラー塾』第七弾はみんみんさん推薦の『夜市』です 日本ホラー小説大賞受賞作ということで期待大でした うん、不思議系ですね 不思議系ホラー そんなジャンルあるか知らんけど いいねーなんかこうフワッとする感じ 話の筋としては凄い好きな奴だったんだけど、文体が好みじゃなかった それいる?って言葉が多かった気がするんよね自分的に あとそこまで怖くなかったかなー いろいろ読んでホラーでもなんとなく自分の得意不得意が見えてきた気がする なにもかもダメってわけじゃなさそうだな、当たり前だけど ということで次は『残穢』『黒い家』とみんなが口を揃える超弩級ホラーに行ってどうなるか見てみよう 何気に怖かった度★5はまだ付けてないんよね あれ?そんなに苦手じゃなかったかも?で普通に読むようになるのか うわー、やっぱ無理やー!今後もなるべく読まないようにしようとなるのか 『魁ホラー塾』はラスト2回!(急に決めた)

Posted byブクログ

2023/05/20

恐ろしいのにどこか懐かしい、どこか懐かしいのに恐ろしい。この相反する二つの印象が強く前面に出ている作品である。 ある夜に開かれる市場、夜市。そこで売られている奇妙な品とは。悲鳴をあげる怖さではないが、じっとりとしていて得体の知れない何かがそこにいるような恐怖を感じる。もう一作の「...

恐ろしいのにどこか懐かしい、どこか懐かしいのに恐ろしい。この相反する二つの印象が強く前面に出ている作品である。 ある夜に開かれる市場、夜市。そこで売られている奇妙な品とは。悲鳴をあげる怖さではないが、じっとりとしていて得体の知れない何かがそこにいるような恐怖を感じる。もう一作の「風の古道」も秀作。夏の蒸し暑い日に一人で読みたい作品である。

Posted byブクログ

2023/03/28

あちらとこちらを行き来する短編が2篇。 表題作の夜市の契約と約束の重さが前と後とでひっくり返るの良い。約束は契約と違って後々まで心が残るものね。

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2023/03/18

読んでいると頭の中に不思議な世界の情景が浮かび、実際に映像化されたものも見てみたいなと思った。 「風の古道」は表題作に比べて期待せずに読み始めたがこちらも伏線が張られた内容で面白く読めた。

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2023/02/12

ホラーと言うには少しもの足りない感じがしたけど、言葉の表現なのか何なのか、、状況や情景が目に浮かぶようで、映画を見てるような気分だった。独特の世界観に引き込まれてしまってあっと言う間に読めた。

Posted byブクログ

2023/02/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

短編2集 夜市と風の古道。 両方とも短い作品ではあるが、伏線が張ってあり、非常に面白かった。 SFかつホラーでもある、特に風の古道は助けられなかったカズキと彷徨い続けるレン、そして自分自身もレンと同じ様に、大切なモノを失い行方もなく歩いていくストーリー、面白かった。

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2023/01/09

普段ホラーはあまり読まないけれど、面白いと聞いて。怖さよりも不思議な世界を1日旅した感覚で、情景を浮かべながらさくさく読み進められました。あとの“風の古道”も、異なる世界線だけど同じ世界観を感じられて面白かった。ファンタジーだけど、もしかしたら本当に存在する世界かもしれないという...

普段ホラーはあまり読まないけれど、面白いと聞いて。怖さよりも不思議な世界を1日旅した感覚で、情景を浮かべながらさくさく読み進められました。あとの“風の古道”も、異なる世界線だけど同じ世界観を感じられて面白かった。ファンタジーだけど、もしかしたら本当に存在する世界かもしれないというリアリティも楽しめる作品でした。読んでいく中でなんとなく展開が読めてしまい、“やっぱりな”と楽しめた部分と、自分としてはもう少しサプライズ感を味わいたいなと思った部分とがあったので星4つです!

Posted byブクログ