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黄色い目の魚 の商品レビュー

4.1

394件のお客様レビュー

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  2. 4つ

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2009/10/04

なかなか不思議な印象。 高校生の話し言葉とか、 文章のタッチはあんまり好きじゃなかってんけど、 独特の世界がありました。 最終的に恋に落ち着くのは残念やったけど。 ずっと不思議な関係のままで終わってほしかったです。

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2011/09/12

前からタイトルだけは知っていたのだけど、タイトルでなんとなーく敬遠してました。難解にひとりよがりに苦悩する少年少女の話のような印象があって。だって、訳わかんないじゃないですか、黄色い目の魚ってさ。別にそういうのも嫌いじゃないんだけど、時間に余裕のあるときしか読みたくなかったから。...

前からタイトルだけは知っていたのだけど、タイトルでなんとなーく敬遠してました。難解にひとりよがりに苦悩する少年少女の話のような印象があって。だって、訳わかんないじゃないですか、黄色い目の魚ってさ。別にそういうのも嫌いじゃないんだけど、時間に余裕のあるときしか読みたくなかったから。が、この著者の「一瞬の風になれ」が意外によかったので、この本も購入。大当たりでした。みのりの性格がよくわかる。私はここまで攻撃的じゃなかったけど、若いときは周囲の人間をオセロみたいに好き、嫌いに塗り分けてた。なつかしくて、胸が苦しくなった。高校生のころ、いろんなことがうまくいかなくて苦しかったけど、今から考えればいろんなことから逃げていた。そんな自分を思い返して、高校時代をやりなおしたくなった。私にとっては、そんな切なく苦しい作品でした。高校生のときに出会いたかったな。

Posted byブクログ

2009/10/04

人を好きになるってこういうことだったな、と忘れていた何かを思い出させてくれる。ちょっと心が揺さぶられました。こういう、言ってみればすこし青臭い話に弱い私…。冬の鎌倉に行きたい。

Posted byブクログ

2010/10/14

「一瞬の風になれ」はなんとなく読みたくなかった。長いし、なんだか、祭り上げられたベストセラーみたいだったし、だいたい最初と最後読むだけで話が分かるなんて、単純な展開だなー。だから売れるのか。でも、この黄色い目の魚は、どうなるんだろう?という気持ちが強くて急くように読んでしまった。...

「一瞬の風になれ」はなんとなく読みたくなかった。長いし、なんだか、祭り上げられたベストセラーみたいだったし、だいたい最初と最後読むだけで話が分かるなんて、単純な展開だなー。だから売れるのか。でも、この黄色い目の魚は、どうなるんだろう?という気持ちが強くて急くように読んでしまった。今のこの年だから、きっとこうやって落ち着いて客観的に読めるようになったのかな、とも思いました。

Posted byブクログ

2009/10/04

青春の物語である。自分には過ぎてしまった・・・ そうだろうか?この言葉を読んではっとした「マジになったら自分の限界が見えてしまうから、マジになって挑戦するのは怖い」 これは、今の私だ。

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2009/10/04

どこかで読んだ気がする・・・ たぶん高校時代とかに、現代文の問題とかで読んだことのある本。 青春小説です。主人公は二人、男と女。単純な恋愛小説って感じでもなく、友達とか恋人って感じ以上の強い関係が生まれていって・・・

Posted byブクログ

2009/10/04

心が苦しくなくる。 みのりも木島もどうしてこんなに不器用なんだろ。 等身大に切ないってすごくわかる。 「マジになったら自分の限界が見えてしまうから、マジになって挑戦するのは怖い」 って今時の若者なら共感できる人も多いはず。

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2009/10/07

2007/4/27 たなかくんに借りた。 自分のコドモの頃を思い出してみる。チビッコなりにいろいろ考えていたよなぁ。

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2009/10/04

一瞬の・・・もよかったけど同じくらいこの本が好きです。 等身大に切ない。切ないって言葉が文字にするとうまく伝わんなくってチープでやんなるけれど。

Posted byブクログ

2009/10/07

高2の頃、進研模試で「からっぽのバスタブ」が出題され、以降ずっと気になっていた作品でした。もう私には過ぎてしまった高校時代のみずみずしい恋愛。最初は恋とか愛とかそういうのから始まるわけではなく、お互いの興味から始まるんだけど……ま、そういうもんですね恋も愛も。青春小説としてとても...

高2の頃、進研模試で「からっぽのバスタブ」が出題され、以降ずっと気になっていた作品でした。もう私には過ぎてしまった高校時代のみずみずしい恋愛。最初は恋とか愛とかそういうのから始まるわけではなく、お互いの興味から始まるんだけど……ま、そういうもんですね恋も愛も。青春小説としてとても質が高い!切なくなったり、キュンとしたりしたとこも評価したいけど、何よりグイグイ引き寄せられていく筆圧に感動しました。話が変わるごとに視点を交代するやり方っていうのも面白いんでやってみたいなー。ともかく、佐藤多佳子はいいですよおー!

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