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黄色い目の魚 の商品レビュー

4.1

394件のお客様レビュー

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  2. 4つ

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  3. 3つ

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2009/10/07

佐藤多佳子は、「一瞬の風になれ」よりも 「しゃべれどもしゃべれども」とか「サマータイム」の方が好きだった。 登場人物の一人ひとりが個性的で、それぞれ魅力がある。 というか、みんな生き生きしてる。 すごいなぁ… 語りが口語にかなり近いから大半が読みやすいけど、気になるところもいく...

佐藤多佳子は、「一瞬の風になれ」よりも 「しゃべれどもしゃべれども」とか「サマータイム」の方が好きだった。 登場人物の一人ひとりが個性的で、それぞれ魅力がある。 というか、みんな生き生きしてる。 すごいなぁ… 語りが口語にかなり近いから大半が読みやすいけど、気になるところもいくつか。 でも、主人公二人が出会ってからのシンパシーとすれ違いは、凄く引き込まれた。

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2009/10/04

みずみずしい感覚、思春期の心の揺れ、小さな恋。 すべてがみずみずしい。何度でも読んでしまう。 実はこの表紙も大好きなのです。

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2009/10/04

いつもイライラしている女の子の描写が痛々しくて秀逸。自分の気持ちがコントロール出来ない感じが、とてもよく伝わる。佐藤多佳子さん好きなのかも。「しゃべれどもしゃべれども」に続き、がつっと読ませていただきました。

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2009/10/04

周囲と溶け合わずイラストレーターの叔父にだけ心を許すみのりと、赤子のときに生き別れた父親に小学生の頃に一度だけ絵の描き方を教わった木島。ふたりは海辺の高校で出会う。 純粋、真っ直ぐ、ピュア。キレイな小説でした。もしかしたら10代のうちに、彼らと同世代のうちに読んでおけばよかったと...

周囲と溶け合わずイラストレーターの叔父にだけ心を許すみのりと、赤子のときに生き別れた父親に小学生の頃に一度だけ絵の描き方を教わった木島。ふたりは海辺の高校で出会う。 純粋、真っ直ぐ、ピュア。キレイな小説でした。もしかしたら10代のうちに、彼らと同世代のうちに読んでおけばよかったと思う小説。大人が入れない領域を生きてるふたりだから。でもこの小説をキレイなラブストーリーと呼べないくらい稚拙な、けど真っ直ぐさを純粋な目で見れるのはもう過去のことだからかもしれない。 私も書けないけど本の傍にはいたいから、みのりの気持ちはよくわかる。描ける人が描かないなんてあってはならないように思えるもの。

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2009/10/04

すごい小説に出会ってしまった。 この小説が、ただの恋の物語とかそんな類なら絶対に読んでなかったと思う。 どんどん、惹きこまれていく小説は初めてだった。 悟とみのり、美術の時間にお互いの絵を描くことが発端で、やがて二人は、その絵という共通の事項から恋に発展していくんだけ...

すごい小説に出会ってしまった。 この小説が、ただの恋の物語とかそんな類なら絶対に読んでなかったと思う。 どんどん、惹きこまれていく小説は初めてだった。 悟とみのり、美術の時間にお互いの絵を描くことが発端で、やがて二人は、その絵という共通の事項から恋に発展していくんだけれど、『16歳』という多感な年頃の二人にはいろいろな不安や悩み、不器用さや弱さ…。 う〜ん、やっぱりこの小説はあまりに凄過ぎて感想が書けない。 ただ、とても懐かしいような、そんな、なんとも言えない気持ちにさせてくれる。 決して、ただの恋物語ではない。じゃあ青春小説?いやなんか違うなぁ…。 読まないと、分からないのだよ。

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2009/10/04

読みとめることが出来ずに徹夜で読みました。 佐藤さんの文章はグイグイ惹きつけられて ある意味怖い。

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2009/10/04

面白い。久しぶりに引き込まれる小説でした。 自分の中にもあって、長い間見ないようにみないように、避けて通ってきた傷口やささくれを、思い出してしまう。 この話の中の二人が、そういうものから逃げずに、いつも真正面からぶつかっていくからなんだと思います。 そばにいてほしい。 すごく素直...

面白い。久しぶりに引き込まれる小説でした。 自分の中にもあって、長い間見ないようにみないように、避けて通ってきた傷口やささくれを、思い出してしまう。 この話の中の二人が、そういうものから逃げずに、いつも真正面からぶつかっていくからなんだと思います。 そばにいてほしい。 すごく素直にまっすぐそんな風に誰かのことを想える気持ちって、きっと人生にそう何度もない。 綺麗な気持ちを見せられて、私も恋がしたくなりました。青春っていいなーー。

Posted byブクログ

2009/10/04

とてもいいところと平凡なところが共存した作品だと思う。 ドキッとする強いフレーズがあると思えば、いらいらとさせられる展開もあったり。 全体的には面白い。もう一度最初から読み直したくなる作品。

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2009/10/04

みのるちゃんと木島君の二人の関係がとても好き。 木島くんの絵も通ちゃんの絵も見てみたい。 鎌倉に一度いってみたいなぁ〜 通ちゃんからみたミンと、木島くんからみた村田は描くと違うふうなんですね。面白い。 「マジになるのってこわくない? 自分の限界とか見えちゃいそうで」 すごくわ...

みのるちゃんと木島君の二人の関係がとても好き。 木島くんの絵も通ちゃんの絵も見てみたい。 鎌倉に一度いってみたいなぁ〜 通ちゃんからみたミンと、木島くんからみた村田は描くと違うふうなんですね。面白い。 「マジになるのってこわくない? 自分の限界とか見えちゃいそうで」 すごくわかる。恐いですよ。本気でやってできなかったら、って。 でも、マジになるのが大事なことなんですよね。マジになろうって思いました。 めったにこういう本は読まないですが良かった

Posted byブクログ

2009/10/04

 読み始めたばっかりの頃は、ちょっと主人公が若すぎる...もう高校生のおはなしは読めないのかな...年とったなぁ。と思いながら読んでいたけど、どんどん引き込まれて最後には目が離せなくなりました。

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