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ブルースカイ の商品レビュー

3.4

86件のお客様レビュー

  1. 5つ

    10

  2. 4つ

    27

  3. 3つ

    27

  4. 2つ

    12

  5. 1つ

    3

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2011/07/28

桜庭 一樹さんが受賞した他作を読んで 「どれ、自分も話題の作家さんの本を所持ってみんとす」 と思い至り探した本。 SFなのと、「空」買い。 中世の話だと思いきや、SFだったり 哲学的な内容の趣もあったりでとても楽しめた。 舞台は 1627年ドイツ、2022年シンガポール、そし...

桜庭 一樹さんが受賞した他作を読んで 「どれ、自分も話題の作家さんの本を所持ってみんとす」 と思い至り探した本。 SFなのと、「空」買い。 中世の話だと思いきや、SFだったり 哲学的な内容の趣もあったりでとても楽しめた。 舞台は 1627年ドイツ、2022年シンガポール、そして2007年日本。 まったくばらばらなこれらの国、時代はしかし 少女と青い空によって一つに繋がっている。 どこまでも、どこまでも

Posted byブクログ

2011/07/23

ありきたりなラノベかと思って舐めくさって読んでたら違った。哲学的。 三つの話の中でマリーの部分が大きすぎてアンバランスな感じがするのはちょっと。 幼形成熟って流行りなのだろうか…最近よく見かける気が。

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2011/06/13

何が言いたかったのか・・・。 中世ドイツ・未来のシンガポールを辿って現代日本に戻ってきた少女の話? 少女の存在しない時代から少女が絶滅した時代へ向かう現代の少女。 各時代の話を1冊として掘り下げたらもう少し面白そうだけど、こういうまとめかたをしたせいでなんかいまいち~になったんじ...

何が言いたかったのか・・・。 中世ドイツ・未来のシンガポールを辿って現代日本に戻ってきた少女の話? 少女の存在しない時代から少女が絶滅した時代へ向かう現代の少女。 各時代の話を1冊として掘り下げたらもう少し面白そうだけど、こういうまとめかたをしたせいでなんかいまいち~になったんじゃないかと・・・

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2011/06/04

面白かった だけどなにかがもったいない 3つの別々の方舟が一つに重なる 作者の描きたかった”繋がり”は理解できるのに 最後の最後の着地に失敗してしまった感じ 読み始めて、 これはいままで読んだなかで一番おもしろいかもしれないと 私は感じていた なのに最後まで読んですこしがっか...

面白かった だけどなにかがもったいない 3つの別々の方舟が一つに重なる 作者の描きたかった”繋がり”は理解できるのに 最後の最後の着地に失敗してしまった感じ 読み始めて、 これはいままで読んだなかで一番おもしろいかもしれないと 私は感じていた なのに最後まで読んですこしがっかり 全体的な印象としては 初めの方からだらだらと書きたいことを書きたいように 書いていったが、途中で疲れてしまったのかペースダウン・・・ 最初の細かい説明と綺麗な世界観はどこへ行ったのかと 1の方舟に話しを詰め過ぎて 2,3の方舟にすっかすか感が増してしまった感じ これなら1の話をもっとひっぱって思い出話として2、3を語らせた方がいいのではと わざわざ主人公のことを移動させる意味があったのかと そして結局おんなのこはどうなった・・・ それだけきちんとしていれば 今まで読んだ桜庭作品で一番くらい好き ひとつひとつの話は面白いのでとても好評価だが これをひとまとまりに物語として受け入れるかどうかは 少し悩むところ

Posted byブクログ

2011/06/07

6/2-6/6 すごくファンタジーなストーリーでわくわくしながら読めた。 GOSICKはまだ読んだことがないのだけれど、こんな感じの設定なのかなーと勝手に思ったり。 とても私好みな世界観でした。 男女のあれこれの話も好きだけれど、こういうファンタジックなのもいい。

Posted byブクログ

2011/05/25

タイムトラベル物でしょうか。 マジックリアリズムの手法が使われてます。 魔女狩り、青年の「少女」化 と取り扱っているテーマに興味をもてました。 でも、1話目の伏線が未消化なのですが・・・。 2・3話目が作品としての完成度が高くて、面白いのですが、作者が書きたかったのは1話目...

タイムトラベル物でしょうか。 マジックリアリズムの手法が使われてます。 魔女狩り、青年の「少女」化 と取り扱っているテーマに興味をもてました。 でも、1話目の伏線が未消化なのですが・・・。 2・3話目が作品としての完成度が高くて、面白いのですが、作者が書きたかったのは1話目のような気が。 無理に3つの世界について語らず、1話目に専念した方が良かったような。

Posted byブクログ

2011/03/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

直木賞受賞と銘打たれていたので、期待していたが、特に心に残ることはなかった。3パートに分かれているが、結び付きが薄く、わざわざ別時代、別人物を持ち出す必要性を感じない。ブルースカイについてもっと描写があっても良かったように思う。

Posted byブクログ

2011/01/29

主人公が不明。文体が全く違うから短編集みたい。短編にしては説明不足。小説に意味を求めないけれど、訴えたいことがありそうなのに読み取れないのでもどかしい。 世界と時代をつなぐ。電脳世界と現実。

Posted byブクログ

2011/10/01

ずーっと読まないでいたのを消化しました "ブルースカイ"・・・。 そういうことだったのね、と。 話の流れにはついていけなくなった。

Posted byブクログ

2010/11/22

SF 本作品はこの定義の中に納まりきる作品なんだろうか 作中にちりばめられた謎や伏線は歯痒いところであやふやにされ 必然的に物語の延長線上を自らの頭の中でひたすら伸ばす作業に没頭してしまいそうだ しかし物語は完結する 「そこで延長線を切るのはあなたの自由だ」とでも言いたげに

Posted byブクログ