笑わない数学者 の商品レビュー
推理小説としてはそれ…
推理小説としてはそれほどのレヴェルではないけれど、犀川&萌絵のラブコメ話と森氏の科学・数学に対する考えの開陳がすすんでいく。笑わない数学者の質問はほとんど禅問答で、別に数学を知らなくても楽しめます。
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オリオン像のトリッ…
オリオン像のトリック。ドキドキして読み進めていたら、あんなものだったとは...... ちょっとがっくり。 ですが犀川と萌は相変わらず萌えます。
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オススメ!
S&Mシリーズ第3弾。偏屈な天才数学者・天王寺博士のクリスマスパーティーに呼ばれた二人は、そこで「オリオン像消失の謎」そして殺人事件に遭遇する。トリックとしては簡単だが、実はそこに作者の狙いが……?
abtm
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
不完全な天才数学者と、完全な天才の真賀田四季の対比 物語の最後のおじさんは誰なのかと考えてみる。 中と外は人間が決めたもの。 そもそもこの世界自体、人間は言葉をという発明を用いて勝手に解釈している。別に中外に限った話ではない。 いかにもあの館を作った人間が持ちそうな発想だなと思う。 トリックに関しては他の方の感想をみていると割と使い古された(現在では)ネタのようである。 回転はもちろん、館の内装による高低感の喪失→階層を変える など、いろんな可能性を模索するのは楽しかった。 ただ冒頭で湯川は空からの景色を見たことがある風であった。天才の血筋やそれにまつわる人間たちが何人も集まっているのにも関わらず、果たしてこのトリックを解消できないものなのかと少々自問には思う。 ビリヤードの数珠問題には苦労した。当然脳内だけで解決するのは難しく、紙に書き出してやっと解けた。 まさか小説を読みながら算数に取り組むことになるとは。 負けず嫌いな自分の性格を改めて自覚
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S&Mシリーズ第三弾! 今回は、殺人と、消えたオリオン像という二つの謎がテーマで話しが進んでいく。。 ある建築家が設計した三ツ星館というところに数学者、天王寺翔蔵が住んでおり、家族にある手品を見せる。なんと庭にあったはずのオリオン像が消えているのだ。「この答がわかったら...
S&Mシリーズ第三弾! 今回は、殺人と、消えたオリオン像という二つの謎がテーマで話しが進んでいく。。 ある建築家が設計した三ツ星館というところに数学者、天王寺翔蔵が住んでおり、家族にある手品を見せる。なんと庭にあったはずのオリオン像が消えているのだ。「この答がわかったら、この屋敷を相続する」、そして起こる殺人。 数学者と犀川先生の会話がとても印象に残り、学者や研究者の考え方は私たちとは全く違うんだなぁと思った。 そして犀川先生と萌絵ちゃんの関係、今後どうなっていくのか…!2人とも意識してる感じ(๑˃̵ᴗ˂̵) 今回も面白かった! 〜 太陽のような日常の常識が、あるときは思考の邪魔になるのだ。常識のために見えないものがある〜自由な思考をする事が最も大切なことだ。それが綺麗にものを見るということなのだ。そして、自由な思考のためには、日常を滅却する事が必要だ。 〜
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犀川先生リアルでいたらヤベーやつと思っちゃうけど本で読んだらやっぱりかっこいいよなぁ〜〜 でも、2作目もそうだったけどやっぱり悲しいよなぁ〜
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よく有る系の館ミステリ。 一作目からどんどん奇抜さが抜けて普通のミステリに…笑。それはそれでOK! トリック自体は序盤から予想がつく展開。 ちょっと現在では無理がある設定だけど、そこは小説世界を受け入れる。 萌絵さんもどんどん普通の女の子になりつつ有るな。 その分、犀川の変人天...
よく有る系の館ミステリ。 一作目からどんどん奇抜さが抜けて普通のミステリに…笑。それはそれでOK! トリック自体は序盤から予想がつく展開。 ちょっと現在では無理がある設定だけど、そこは小説世界を受け入れる。 萌絵さんもどんどん普通の女の子になりつつ有るな。 その分、犀川の変人天才ぶりが際立って良かった。 愛すべきキャラがストーリーに彩りを与えお気に入りのシリーズに!
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トリック自体の難易度は低め。 犀川と西之園の掛け合いは変わらず楽しめる。 これで3作目まで読んだが、2,3とwhyのところがやや物足りない。すべてがFになるのwhyは天才真賀田ならではで楽しめた。次作以降に期待。
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果たして死体は誰なのか、事故ったのは誰なのか、死んだ数学者は誰なのか。 読んだ人と意見を話し合いたくなる終わり方でした。 森博嗣ファンの方とデートでプラネタリウムに行く際は「オリオン像が見え無くなる理由は?」と聞きたいです♪
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冒頭から謎が提示されて惹きつけられる始まり方だった。建物の構造も面白かった。個人的に、トリックがすぐに想像できてしまったのが残念で、期待を裏切られることがあまりなかった。
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