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少年H(上巻) の商品レビュー

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109件のお客様レビュー

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あくまで「都市史観」

中学校の国語の教科書にも使われていたこともある作品ですが、あくまで都市に住む人から見た「戦争」であることに要注意です。 さも自分が見た事象が普遍的だったような書きぶりですが、エピソード的にもかなり偏った書き回しをしており、戦後の「平和主義」をもって戦中の事象を断罪してるよう...

中学校の国語の教科書にも使われていたこともある作品ですが、あくまで都市に住む人から見た「戦争」であることに要注意です。 さも自分が見た事象が普遍的だったような書きぶりですが、エピソード的にもかなり偏った書き回しをしており、戦後の「平和主義」をもって戦中の事象を断罪してるような印象も受けます。 自伝的作品なため、仕方ないという側面もありますが、平和教育など学校の授業等で取り入れる場合は、この「都市史観」と断罪じみた書き回しに関しては十分に注意を払う必要はあります。 ただ、子どもでも読みやすい、という点では評価に値しますが、この文面をそのまま受け取った場合間違いなく戦時中に対する考え方や見方が偏ります。

十文字

結構よんでる人が多い…

結構よんでる人が多いこの1冊。ぜひ読んでみたほうがいいよ!!

文庫OFF

少年Hの眼から見た理…

少年Hの眼から見た理不尽な戦争時代の話。子供から大人まで読める著者の自伝的作品(上下巻)

文庫OFF

戦争の現実が、真っ直…

戦争の現実が、真っ直ぐで正義感の強い少年の視点で描かれています。ただ悲惨さを描写しただけとか、大人の言い訳の香りがしたり、そういうものでは全くなく、まっさらな状態で「あの戦争はなんだったんだ?」と考えることが出来る作品。これからは、もうこういった作品が生まれないのではないかと思う...

戦争の現実が、真っ直ぐで正義感の強い少年の視点で描かれています。ただ悲惨さを描写しただけとか、大人の言い訳の香りがしたり、そういうものでは全くなく、まっさらな状態で「あの戦争はなんだったんだ?」と考えることが出来る作品。これからは、もうこういった作品が生まれないのではないかと思うと、非常に貴重です。また、戦争を通して友情や家族についても考えさせられ、泣かされます。

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著者の母親の生き方が…

著者の母親の生き方がとてもステキです。それに対する少年Hの反応にも同感できます。平和にどっぷりつかっている現代、是非読んで欲しい一冊です。

文庫OFF

これから戦争体験者が…

これから戦争体験者が減っていくと思う。まわりにそんな方がいらっしゃらない人には特に読んでほしい

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こんな母親いるのか?…

こんな母親いるのか??って面白いキャラが出てきます 笑

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一気に読めました!幼…

一気に読めました!幼い頃の楽しい日々とともに戦争の暗い影が、一人の少年にどんな影響を与えたのかを感じれる作品です。

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作者が少年時代に体験…

作者が少年時代に体験した太平洋戦争。ぜひとも戦争を知らない人に読んでもらいたい!

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少年時代を戦争の中で…

少年時代を戦争の中ですごした主人公。悲惨さより、その中でいかに自分らしく生きるかを模索している少年H。現代を生きる少年たちはどう感じるか?疑問を持つことがいかに大切なことかがわかる。

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