白夜行 の商品レビュー
幻夜を先に読んでいたので、そのルーツを探るような形になりました。あぁ、これがその起源なのか、と驚かされつつも恐ろしいストーリーだなーとブルブル震えながら読んで読んで読み終わってしまいました。 んー、恐ろしや。
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850ページは長いけど登場人物の陰質な魅力に じっとりと引き込まれたんたんと読める ストーリーの良さというより登場人物の良さ 主人公達の視点では描かない所が陰を強調させる 単純に非常に面白いでした 余韻が最も素敵です
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一気に読み終えた。動機など私の苦手とするシーンも多々あったが、それをさっぴいても面白い作品である。ドラマも見たくなった。
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【ネタバレ】 『容疑者Xの献身』で人気作家としての地位をさらに強固にし、ますます忙しくなるであろう東野であるが、僕自身が読んだ彼の作品はまだ2冊である。(映画で容疑者Xを)この作品と『仮面山荘殺人事件』だ。僕としては最初に読んだ後者の作品と映画で東野の作品性のイメージをだいたい固...
【ネタバレ】 『容疑者Xの献身』で人気作家としての地位をさらに強固にし、ますます忙しくなるであろう東野であるが、僕自身が読んだ彼の作品はまだ2冊である。(映画で容疑者Xを)この作品と『仮面山荘殺人事件』だ。僕としては最初に読んだ後者の作品と映画で東野の作品性のイメージをだいたい固めていた。理系出身の小説家による心理トリック小説。彼の罠の特徴は容疑者Xに象徴されるような「ひとつずらす」ことにあり、思わず声をあげてしまいたくなる(それが映画館であっても)展開が待っている。とくに仮面山荘なんかはその「ひとつづらす」的逆転劇が話題を呼んだ名作である。さらに前にダンブラウンに凝っていた時期があり、一人の推理小説家から生まれる小説には何かしらパターンがあると考えていた。だから、東野の作品を読むにあたって意識すべきことは、人間関係や言動、さらに文章の雰囲気であると思っていた。が、ものの見事にそれは裏切られた。これはまったく違う作品である。まったく別の東野である。不覚にも僕は『百夜行』の表紙を見た瞬間から先入観にとらわれ、まったく的外れな空間に向かってジョブを繰り返し、ものの見事にカウンターパンチを食うハメになったのだ。違う意味で「ひとつずらされた」ことにもなるか。 もう一度この作品を読み直す必要がある。その時僕の顔に流れるものは思考の汗ではなく、感動の涙であろう。 その巧妙な作戦を、実に感情的なバイアスに乗せて稼働させるということが、東野の最大の魅力である。
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19年前の大阪の質屋殺し。 迷宮入りしたこの事件に関係した少年と少女が歩んだ道は…。 絶望の白い光の中、魂の荒野を行く男と女を、 叙事詩的スケールで描く傑作ミステリー長篇。 女の子が かわいそうなような・・・ ぞっとするような話(´・ω・`) ドラマの最終回を 最後の十分だけ...
19年前の大阪の質屋殺し。 迷宮入りしたこの事件に関係した少年と少女が歩んだ道は…。 絶望の白い光の中、魂の荒野を行く男と女を、 叙事詩的スケールで描く傑作ミステリー長篇。 女の子が かわいそうなような・・・ ぞっとするような話(´・ω・`) ドラマの最終回を 最後の十分だけ見たけど ドラマとは やっぱりちょっと違うのかしら?(´・ω・`) 相思相愛ストーリーだと思ってたのに あっさり男の子が裏切られちゃって 心底かわいそうになりましたヽ(;´Д`)ノ 女ってこえぇ(て私も女だけどもw)
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とても長い小説でしたが、スラスラ読むことができました。 雪穂、亮司の揺るぎない強さが印象的な作品でした。 純愛とはまた違う二人の絆というのが垣間見れたと思います。 亮司の方は雪穂を愛していたっぽいですが、雪穂の方はただの足蹴にしたという解釈もできます。 それにしても、主人公2人の...
とても長い小説でしたが、スラスラ読むことができました。 雪穂、亮司の揺るぎない強さが印象的な作品でした。 純愛とはまた違う二人の絆というのが垣間見れたと思います。 亮司の方は雪穂を愛していたっぽいですが、雪穂の方はただの足蹴にしたという解釈もできます。 それにしても、主人公2人の感情の描写が少ない。 というか、ない。 様々な出来事における二人の葛藤はすべて想像してくれ。 というのが作者の意図なのかもしれませんね。 様々な用途で使われるハサミの伏線も良かったですね。 続きと言われる幻夜を読みたいです。
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★2008/10/31〜11/02読了 TVドラマでやっていたそうですが、観てなくて読みました。 ドラマとは視点が異なっているようですね。 小説では主人公の二人の心理についてはまったく描かれてなく 第三者の視点で描かれていて、そこがかえって読者の想像を掻き立てて ぞくぞくしました...
★2008/10/31〜11/02読了 TVドラマでやっていたそうですが、観てなくて読みました。 ドラマとは視点が異なっているようですね。 小説では主人公の二人の心理についてはまったく描かれてなく 第三者の視点で描かれていて、そこがかえって読者の想像を掻き立てて ぞくぞくしました。さすが東野圭吾さんという感じの作品だと思いました。 ドラマ版も借りて見比べようかな。
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友人が東野圭吾の本は外れがないと言っていたけど、私も同感。 よく作りこまれた話だなぁと、変な感心をしてしまった。 すごく入り組んだ話なのに、破綻なく、きれいにまとめられているのがすごい。
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毎日、通勤のバスの中で夢中で読んだ。 次の展開が気になり、仕事中もそのこと考えたりして5日間で読み終えた。 ただ〜、私的には「めちゃはまりまくり!」ではなかった。 時々突っ込みたくなる場面とかあったし。 え、そういうキャラクターが、ここでそういうことするのはどうなのか?とか。 ...
毎日、通勤のバスの中で夢中で読んだ。 次の展開が気になり、仕事中もそのこと考えたりして5日間で読み終えた。 ただ〜、私的には「めちゃはまりまくり!」ではなかった。 時々突っ込みたくなる場面とかあったし。 え、そういうキャラクターが、ここでそういうことするのはどうなのか?とか。 最後もあっけなくって、そして物足りなかった。 あの終わり方だからこそ、この小説が生きるのだ、と言われるかもしれないけど。 でも、全体的には、おもしろかったよ〜〜。 また彼の小説買おうかな。
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時代背景とかがものっそい細かくてすごい。 大阪の下町感がなんかものすごい懐かしい。 そして、雪穂の魔女っぷりがかなりのもの。 最初から最後まですごいSっぷりやった。 読後ちょっともの寂しい気持ちになってしまう。。。
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