星降り山荘の殺人 の商品レビュー

倉知淳(著者)

2010/07/11

確かに嘘は言ってない、前ふりは。
あっと言わされる感は十分だけど、私の頭では、アンフェアとも思わないけど、
後味がすごくいいわけでもないなー。
人を選ぶ作品かな。びっくり系としてはいいかも。

2010/07/06

「果たして犯人は誰なのか!?あくまでもフェアに読者に真っ向勝負を挑む本格長編推理。」との裏表紙の文句に反することなく、真っ向勝負を挑んでくる。ご丁寧に各章の頭で箇条書きで「この推理は正解である」等のヒント付きで…。

推理小説というジャンル自体、体質に合わないんじゃないかと気づかせてくれた作品。

2013/01/29

雪に閉ざされた山荘。ある夜、そこに集められたUFO研究家、スターウォッチャー、売れっ子女流作家など、一癖も二癖もある人物たち。交通が遮断され、電気も電話も通じていない陸の孤島で次々と起きる殺人事件……。果たして犯人は誰なのか!?　あくまでもフェアに、読者に真っ向勝負を挑む本格長編推理。

初読の時は怒った気がします。
でも再読してみたらフェアなんですよね…まんまとやられました。

2010/05/07

こちらも書評にて読みたかったどんでん返しの一冊。
自分で推理をしなきゃいけないので読むのに意外と時間がかかりました。

最後はおぉ！ってなったけど、ストーリー自体はささらず。ごめんなさい。。

最近これだ！の一冊になかなか出会えないのがもどかしい(T_T)。。

2010/04/06

初めての作家さんです。
こういう書き方を見たのは初めて。
囲みで解説が付いてるんですよ。
「主人公は語り手であり事件の犯人では有り得ない」とかね・・・

キャラの濃い面々が雪に閉ざされた山荘に閉じ込められ
殺人事件が起こるんだけど、最後のどんでん返しにやられました。
犯人が名指しされてるのに信じられないの。
完全に騙されましたよ。

偏った読み方をしているので、もの凄く複雑な気分ですよ。
最悪の状態でモヤモヤが残りました。
自分が悪いんですけど・・・

2010/03/12

見事に騙されました。
しかし、実に爽快な騙され方で、トリックを知った瞬間爆笑してしまいました。
謎解きシーンで笑えるミステリーも珍しい。

2010/02/11

ギリギリだ。
いかにも犯人当てを装って…というかこれは犯人当てなのかもしれないが。それにしてはかなりギリなラインだろう。

例えば･･･

『明日は晴れる！』

と言われたとしよう。
しかし実際次の日は雨だった。
晴れるって言ったじゃないか！て抗議に対して

『エジプトは晴れてるよ』

こんな感じだ（違うか？！）。

いきなり不満のようなコメントになってしまったが、決して本書を悪く言うつもりはない。むしろある意味すがすがしく騙されて満足。

全体的に癖がなくあっさり読めて推理小説マニアじゃない人にもお薦めです！

KEY WORD>>星降り山荘の殺人（著：倉本淳）
推理小説お馴染みの設定。俗に言われる嵐の山荘パターン。
奥地の山荘を訪れたスターウォッチャー、UFO研究家、リゾート開発会社社長と小説家などなど。
そこで起こる殺人事件。
犯人はいったい？犯人当て推奨のため(？)各章の冒頭には著者による解説付き。
さあ、あなたには犯人を指摘することができるかな？

しかし読み終わったあと怒ってはいけない･･･。

2010/12/19

　あらすじ

　謎の職業スターウォッチャーとして絶大な人気を誇る星園詩郎とその付き人の杉下。星園は近々オートキャンプ場として経営予定の埼玉県秩父郡のはずれに、ＰＲキャラクターとして一泊することとなる。キャンプ場にきていたのは開発業者社長とその秘書に加え、星園と同じくＰＲキャラとして呼ばれていた作家やＵＦＯ研究家などなど。冬のシーズンで陸の孤島と貸したコテージで、殺人事件がおこるクローズドサークル系ミステリ。

　いわゆる吹雪の山荘系のミステリ。キャラはともかくトリックと論理の追い方は面白かったです。　

　題材としてＵＦＯや地球外生命体の話が出てきます。ＵＦＯ研究会かなにかと一般の人からよく勘違いされる、われわれにとっては逆にＵＦＯを押し出すことで斬新な気持ちになれる作品なのでは、と。

　キャラに愛着がもてないので、あまり好きでもないんですが、ミステリーサークル出現のトリックはすばらしいと思いました。(出てくる女子大生がビッ〇過ぎるんだよ…)

　ひょっとしたらこのトリックを出すがために、題材がＵＦＯなのかもしれません。トリックのために題材が決まってしまうのはよくあることですので。

（漢字帳）

2010/01/17

これはね！たいていのひとはダマされると思うよ。イヤこれはやられました。
たぶん、事件による謎はそんなに突飛なものでもないし、解ける人もいると思うんですが…、私は深読みしながら読んでいったにもかかわらずダマされましたね（笑）
個人的には、この名探偵が出るシリーズを読んでみたいんですけどね。でも、もうこの手は使えないからねえ…。

2010/01/11

粗筋（アマゾン引用）

雪に閉ざされた山荘。ある夜、そこに集められたUFO研究家、スターウォッチャー、売れっ子女流作家など、一癖も二癖もある人物たち。交通が遮断され、電気も電話も通じていない陸の孤島で次々と起きる殺人事件…。果たして犯人は誰なのか!?あくまでもフェアに、読者に真っ向勝負を挑む本格長編推理。