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の商品レビュー

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76件のお客様レビュー

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2024/08/23

ツイてない男の子、スタンリーの成長と友情物語。思わずがんばれ!と応援したくなる。児童書ですが、訳者あとがきにもあるように、「かつて子どもだった人」にも楽しめる物語です。

Posted byブクログ

2024/05/31

自分がの運命を受け入れで、例え無実だったとしても、仲間が困ることは主張せず、損するスタンリー。 しかし、へこたれない、諦めない。 そんな、スタンリーが学校ではいじめられていた。 だけど、ゼロとの困難な逃亡中にも関わらず、きらめく夜空を見ながら、幸せを感じ、自分のことが好きにな...

自分がの運命を受け入れで、例え無実だったとしても、仲間が困ることは主張せず、損するスタンリー。 しかし、へこたれない、諦めない。 そんな、スタンリーが学校ではいじめられていた。 だけど、ゼロとの困難な逃亡中にも関わらず、きらめく夜空を見ながら、幸せを感じ、自分のことが好きになっていた。 困難な中での成長と安らぎと、最後には報われたとこが良かった。

Posted byブクログ

2024/02/25

"「子どもの本」を書いておられますけれど、「子どもの」は「子どもむけの」と同義であるとはかぎりません。「かつて子どもだった人」にも楽しんでいただければと思います。" 役者あとがきにもこうあるように、児童書だと侮ってはいけない。 上から読んでも下から読んで...

"「子どもの本」を書いておられますけれど、「子どもの」は「子どもむけの」と同義であるとはかぎりません。「かつて子どもだった人」にも楽しんでいただければと思います。" 役者あとがきにもこうあるように、児童書だと侮ってはいけない。 上から読んでも下から読んでも同じ綴りの不運な主人公 スタンリー・イェルナッツが、まずい時にまずい場所にいたばかりに、有名フットボーラーの靴泥棒と見なされ、罰としてグリーン・レイク・キャンプに送り込まれるところから物語は始まる。 レイクという名前がついているキャンプ地なのに地面は干上がり、水は一滴もない。キャンプに送られた子どもたちは、「根性を養うため」「人格形成のため」にそこでひたすら穴掘りをさせられるが…。 X線にジグザグにイカに磁石、玉ねぎ売りのサムに、おんぼろスニーカーを再利用する方法を見つけようと日々実験に明け暮れる父さん、それにあんぽんたんのへっぽこりんの豚泥棒のひいひいじいさん。 ユニークな登場人物はいつもどこかひと癖がある。 ロアルド・ダール的なブラックユーモアが好きなひとには絶対に刺さるはず。

Posted byブクログ

2024/02/03

母が持ってた名著ということで読了。 もともと海外文学苦手なこともあり、パラパラーっと。じっくりは読めず。 10代にオススメなのはまぁ、わかるかな。映画化されてるとのことで、そちらが気になった。

Posted byブクログ

2023/12/11

小学生の頃に同級生が読んでいたのを思い出して、試しに読んでみた。主人公のスタンリーは心当たりが無いにも関わらず有罪を宣告されて、グリーン・レイク・キャンプで穴掘りを命じられる。穴掘りを通じて他の子供達との交流やカウンセラーとの関係は色々と感じるものがある。タイトルから想像する話よ...

小学生の頃に同級生が読んでいたのを思い出して、試しに読んでみた。主人公のスタンリーは心当たりが無いにも関わらず有罪を宣告されて、グリーン・レイク・キャンプで穴掘りを命じられる。穴掘りを通じて他の子供達との交流やカウンセラーとの関係は色々と感じるものがある。タイトルから想像する話よりずっと深い穴だった気がする。

Posted byブクログ

2023/06/09

 無実の罪で砂漠のど真ん中の少年院「グリーン・レイク・キャンプ」に送り込まれてしまったスタンリー・イェルナッツ。そこでは、人格形成のためだといって炎天下のもと毎日ひたすら穴を掘らされるのだが、どうやら大人たちには別の目的があるようだとスタンリーは気づく…。理不尽で過酷な状況下で育...

 無実の罪で砂漠のど真ん中の少年院「グリーン・レイク・キャンプ」に送り込まれてしまったスタンリー・イェルナッツ。そこでは、人格形成のためだといって炎天下のもと毎日ひたすら穴を掘らされるのだが、どうやら大人たちには別の目的があるようだとスタンリーは気づく…。理不尽で過酷な状況下で育まれる少年たちの友情と成長、ひいひいじいさんまで遡る過去の因縁、枯れた湖の街の悲恋の物語、そして呪いに、臭い足?!などさまざまな要素が絡まり合って見事に構成された王道エンタメ作品。ディズニーが二〇〇三年に映画化しているとのこと(日本では劇場公開なし)、うんうん、映像が目に浮かぶようだ。  語りかけるような文体、先が気になる展開に引っ張られて一晩プラス数時間で早々読了。面白かった。  このあとはただの思い出話。  実はこの本、高校の時の英語の先生が授業中折に触れ激烈におすすめてしてきていたので、数えてみれば刊行後数年以内の時点で知ってはいたということになる。私はその先生の授業は大好きで、科目としての英語が好きでいられたのは半分はその先生のおかげだと思っているし、英語の学力向上のためにその先生がすべきだと言ったことは全て素直に実践するくらい信頼していた。がしかし、雑談等で話題にする事柄などから、人としての趣味嗜好は合わないような気がなんとなくしており、その先生が「とにかくめちゃめちゃ面白いから騙されたと思って読んでみろ」というこの本を、私は先生がいうほどは楽しめないような予感がずっとしていて、何度か手に取りかかったもののずっと読まずにきて、このたびふとしたきっかけで、二十年越しでやっと読んだ。  そういう意味での感想は、確かに先生、とても面白かったですけど、私の直感も間違っていなくて、先生と同じくらい「最高だ!」みたいなテンションにはなれませんでした(ありますよねそういうことって)。でもそれは本当にただの好みの問題で、伏線とか感動とかは私も十分味わいましたが、「テキサスで悪友やガラガラへびに囲まれて穴を掘って唾吐いて寝る」みたいな風景より「賑やかなロンドンの街中を縦横無尽に駆け回る」とか「海辺の街の不思議な洋館と森の奥の秘密の場所」とかのほうが好きかな、というだけのことです。逆にいうと、薦められなかったら自分では出会わなかった可能性が高いわけですから、何はともあれありがとうございました。お元気でいらっしゃるでしょうか…。

Posted byブクログ

2022/06/20

無実の罪で放り込まれたグリーン・レイク・キャンプ(少年院)で、スタンリーは来る日も来る日も直径1.5メートル深さ1.5メートルの穴を掘り続ける‥‥なんという不条理‥‥初めは安部公房の『砂の女』を思い起こしました。 しかし、穴を掘らされている本当の理由が分かった時、大人とはなんとズ...

無実の罪で放り込まれたグリーン・レイク・キャンプ(少年院)で、スタンリーは来る日も来る日も直径1.5メートル深さ1.5メートルの穴を掘り続ける‥‥なんという不条理‥‥初めは安部公房の『砂の女』を思い起こしました。 しかし、穴を掘らされている本当の理由が分かった時、大人とはなんとズルい生き物だろう、という気持ちが沸々と沸き起こりました。 “子どものために“の名の下に、自分の都合の良いように子どもを操作する。 ここで生き抜いていくためには、要領よく(ズル賢く)やっていかなければならないと一瞬思うスタンリー。でも、自分の頭で考えて動くことを選んだスタンリーは、生まれて初めて自分のことを好きになる。 児童書なので、ちょっとコミカルに描かれていますが、人種差別や貧富の差などさまざまな問題が盛り込まれていて読み応えがありました。

Posted byブクログ

2019/08/16

再読 ブクログはじめる前に読んだのだったと思う。 始めはなんじゃこの話と思ったけど結果的にすごく面白かったので。 掘り下げればいろんなテーマが内蔵されている。そのままでも充分楽しめるが。 再読してよかった。

Posted byブクログ

2017/11/23

思ってたのはもっとくらい話かと。読んでみたら後半から希望、友情、奇跡という感じの話。 ストーリーは過去の話も織り交ぜつつ同時進行で、飽きさせない書き方。大人が読んで普通に面白いと思わされた。 深い話で一回読んだだけじゃ伏線開始しきれてないかもしれないので、また読みます。

Posted byブクログ

2017/08/16

逆転劇にスッキリ。児童文学の域を超えており、大人でも楽しめる良い作品。日本の児童書じゃ、こんな着想お目にかかれないんじゃないかな。

Posted byブクログ