穴 の商品レビュー
再読。 最初に読んだ時ほどの「おぉ!そういうこと!!」という感動はなかったけれど やっぱり面白かった。 全体的に「アメリカのYA!」という感じながら(どんな感じだ 笑)後半の展開と決着の付け方にはちょっと感動する。 他にもサッカーの小説をいくつか読んだけど、これが断然好きだ...
再読。 最初に読んだ時ほどの「おぉ!そういうこと!!」という感動はなかったけれど やっぱり面白かった。 全体的に「アメリカのYA!」という感じながら(どんな感じだ 笑)後半の展開と決着の付け方にはちょっと感動する。 他にもサッカーの小説をいくつか読んだけど、これが断然好きだなぁ。
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図書室で大きい本を読んでハマり、その後を描いた「道」というのも借りて読み、 文庫も買ってしまいました。 図書委員でも紹介しました。
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色んな時代のエピソードがところどころに現れて、これはなんだろう?と思いながら読み進めると、最後に色々繋がってくるという感じ。 小説の伏線回収はどこかご都合主義になりますが、そういった空気が少ない所も好印象! 登場人物の性格付けや行動などは、いかにも物語的で好みは出てくると思いま...
色んな時代のエピソードがところどころに現れて、これはなんだろう?と思いながら読み進めると、最後に色々繋がってくるという感じ。 小説の伏線回収はどこかご都合主義になりますが、そういった空気が少ない所も好印象! 登場人物の性格付けや行動などは、いかにも物語的で好みは出てくると思いますが、読みやすい文章と、行き過ぎない展開で許容範囲は広くなり、そこまで人を選ばずに楽しめるものになっていると思います。 ハッピーエンドな所も、それまでのかさかさした展開をちゃんと吹き払ってくれて良かったかな。 読んでいて、原本で読んだらもっと味があるのかもしれないと思って来ました。
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小学校の4年生ぐらいからかな?ずっと読みたいと思ってたのをやっと読みました´▽` 勉強の息抜きに3時間ぶっつづけで読んじゃったよ・・・ 無実の罪でひっどいキャンプにいれられちゃった原始人(スタンリー)くん でもそんなないてわめいて俺は無実だー!!っていうわけでもなく運命を受け入れあきらめ体勢笑 ぜーんぶあんぽんたんのへっぽこりんの豚泥棒のひいひいじいさんのせい! というかそのキャンプがほんとにひどいというか第一穴掘りなんかで人格治るわけないじゃーん!!あやしすぎるじゃーん!! というか人格直すってまずどういういみ 直るってどういうこというのって思った 穴掘るのもつらそうだしシャワーもないしごはんまずそうだしほんとにひどい環境なのに友達(?っていっていいのかわかんない子たちだけどじつはみんな根はいいやつなんだろうなあ)ができたってよろこんでたり文字を教えてあげたり行き帰りのバスの運転手さんきづかったり完全にあきらめたうえで人を気遣えるのはほとんど才能のの域だとおもう あとゼロ君の穴なんかほんとは掘りたくないとかシャベルでぶんなぐるとか誰とも話さないのにスタンリーとだけは親しくしたり(こういうところもスタンリーいいやつなんだろなって思う) ふたりで逃げるとことかむちゃくちゃだけどすごい なんか最後になってぜんぶぐるーっと話がつながったから世界って実はけっこうせまいところでまわってるんだな~って思った
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いやーこれは一気に読めてオモシロイ! 不運でいじめられっ子な主人公スタンリー。 無実の罪で地獄のキャンプに送り込まれ、ひたすら穴を掘らされる。所長は残忍、仲間たちは一癖あって、気を抜けない。 主人公が素直さと前向きさを失わず、どんどんたくましくなっていくのがいいし、友達のゼロのキャラクターも応援したくなる。 五代前の呪いや、百年前の悲劇などのエピソードがだんだんきれいにつながっていく。 終わり方もとっても好きでした。絵に描いたような大団円。
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無実の罪で少年院にいれらた少年が過酷な環境の中、労役として穴をほる。その中、いままで代々運がわるい彼の人生に転換期が訪れます。 体だけ大きく、精神も肉体も軟弱だった少年が労役の中、変わっていきます。少年の行く末が気になり、目が離せない作品でした。
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不幸な少年と運命のはなし 読みやすかった ストーリー展開がよかった すっごい不憫な少年2人が 最後の最後でやっと 救われて良かった 巡り巡る運命の定め 自身の身に起きるのは全て運命 その運命に逆らわずただ受け止める 超絶感動した 一気に読んだ 穴、宝物、桃ジャム、玉ねぎ、...
不幸な少年と運命のはなし 読みやすかった ストーリー展開がよかった すっごい不憫な少年2人が 最後の最後でやっと 救われて良かった 巡り巡る運命の定め 自身の身に起きるのは全て運命 その運命に逆らわずただ受け止める 超絶感動した 一気に読んだ 穴、宝物、桃ジャム、玉ねぎ、 スタンリー、ゼロ、砂漠、トカゲ。 友達、家族、善と悪、主従関係、 大人と子供、運命、己の芯、心。
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ユース向けの本ながら「たくさんの伏線が最後のつながる」という評価を見て読んでみた。たしかに100年ごしの出来事が最後につながっておもしろかった。物語に出てくる歌詞も英語ではもっと意味深いのかな。
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ずっと昔の先祖の物語と、不幸な少年の物語がゆきかうおはなし。 でも学校よりも仲間がいて、仲間だけど、上下関係もそれなりに決まっている。毎日1つ穴を掘る。少年にとっては、これまでよりも幸せな場所になっていると思う。 自分の意思と、友達を思う気持ちが少年を成長させた。
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冒険ものとしてもよくできているし、男の子の成長の物語としてもいいです。ぱっとしない男の子がこつこつがんばるところが。 ラストは伏線をきれいに回収していきますが、筋だけで読ませる小説では ないです。例えば物語の舞台になっている砂漠のざらざらした感じも絶えず感じられるところとか、丁...
冒険ものとしてもよくできているし、男の子の成長の物語としてもいいです。ぱっとしない男の子がこつこつがんばるところが。 ラストは伏線をきれいに回収していきますが、筋だけで読ませる小説では ないです。例えば物語の舞台になっている砂漠のざらざらした感じも絶えず感じられるところとか、丁寧に書いてあるお話だと思いました。
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