ご冗談でしょう、ファインマンさん(上) の商品レビュー
物理学者のR・P・フ…
物理学者のR・P・ファインマンさんの自叙伝。 とはいえ、ファインマンさんの人生は愉快痛快面白い。口語の文体も読みやすく、時間軸に沿って様々なビックリエピソードが並んでいます。 自叙伝というよりエッセイに近いのではないでしょうか。 おちゃめで真っ直ぐで、興味があれば何にでも挑戦して...
物理学者のR・P・ファインマンさんの自叙伝。 とはいえ、ファインマンさんの人生は愉快痛快面白い。口語の文体も読みやすく、時間軸に沿って様々なビックリエピソードが並んでいます。 自叙伝というよりエッセイに近いのではないでしょうか。 おちゃめで真っ直ぐで、興味があれば何にでも挑戦してしまうお人柄に惚れました。向上心溢れていて前向きで、ひたむきで、励まされます。 訳者さんも上手いです。そんなファインマンさんという人がよく顕れた日本語になっています。 楽しく、元気になれる本
文庫OFF
ユーモアにあふれるフ…
ユーモアにあふれるファインマンの逸話が軽妙な文章でつづられていて笑えるところもあり,また,科学者や科学技術のあり方,人の生き方について考えさせられるところもある.特に物理学に興味がなくても十分楽しめる本です。
文庫OFF
資生堂の福原さんの教養読書より。 好奇心豊かで次から次へといろんなことを思いつき、行動に移す様は興味深い。ほとんど真似できるものではないが、膨大な行動を重ね、学びを積み重ねていく姿勢には刺激を受ける。
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物理学者のファインマンさんのエッセイ。 元々の書き方なのか、訳し方が上手いのか、洋書には珍しくするすると入ってきた。 が、読み終わるのに時間がかかった。 ひと項目の話は短いのだが、23エピソードあり、読んでも読んでも減らない! 読んでいて感じたことはフリーダム!! 思った...
物理学者のファインマンさんのエッセイ。 元々の書き方なのか、訳し方が上手いのか、洋書には珍しくするすると入ってきた。 が、読み終わるのに時間がかかった。 ひと項目の話は短いのだが、23エピソードあり、読んでも読んでも減らない! 読んでいて感じたことはフリーダム!! 思ったことは四の五の言わずに実行に移す。 気になることはとことんする。 それが、ノーベル賞を取る人なのだと感じた。 大学時代に別学部の講義をどんどん受けたり、不便を楽しむということは思考や視野の広がりの助けになったことだろうと思う。 もういい大人になったわたしが足りないのは、こんな“興味関心のおもむくままに動く”ことなのかもしれない。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
長年積読になっていた本。 この本は、2年前に亡くなった元資生堂会長福原義春氏がオススメ本として紹介していたもの。 多忙でありながら、彼が大の読書家だったのは有名な話、というか昔の経営者は軒並みリベラルアーツ重視が当たり前だった。 ちなみに、最近違法薬物で騒がれている新浪剛史氏に知性や品格を感じられないのは、おそらく彼が読書よりももっと俗なことに夢中だからなのでしょうね、知らんけど。 さて本書のリチャード・ファインマン氏は米国の原爆開発のマンハッタン計画に名を連ねていましたが、およそ当時の目先のきく物理学者が総動員されていた一大国家プロジェクトだったことを考慮すればある意味仕方のない状況だったのでしょう。従って、ここではその道義的責任の是非には立ち入りません。 結論から言えば、本書が福原氏の様な目のこえた読書家をも感心させる面白さなのは事実です。 権威に屈せず持ち前の好奇心といたずら好きな人柄がとても魅力的です。上の者に媚びることなく堂々と意見するところは、白洲次郎を少しダサく子供っぽくした理論物理学者と言えるかも。そして、ノーベル物理学賞を受賞した超天才の経歴が愉快なエピソード(特に金庫破りの話は爆笑モノ)を交えて語られます。下巻に続く。
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物理学の天才の頭の中を覗き見したらただ面白い人だったという感覚。 私が好きなことに熱中するのと、彼が物理に夢中になるのはきっと同じなんだろうなと思った。
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自分はこの人について何も知らなかったので、読みはじめると、子供の頃から、思いついたことを実験してみたり、ラジオを修理したり、アルバイト先では、いかに効率よくやるか、考え実践したり、とにかく、何かを突き詰め、行動できる賢い人だという印象をもった。 それが、原爆を作ることに携わった...
自分はこの人について何も知らなかったので、読みはじめると、子供の頃から、思いついたことを実験してみたり、ラジオを修理したり、アルバイト先では、いかに効率よくやるか、考え実践したり、とにかく、何かを突き詰め、行動できる賢い人だという印象をもった。 それが、原爆を作ることに携わったメンバーの人だったこと。そして、ノーベル賞も取った人だとわかった。 原爆は犠牲者が酷い、辛い事になったので、悲しいことだ。被爆者が、その作成の様子を読むと どう思うんだろうか。仲間の一人が大変なものを作ってしまったと塞ぎ込んでいたとの記述には、そういう人もいてくれたのかと思ったが。 金庫破りのくだりでは、金庫の暗証番号をどれも同じにしている人がいて、今のネットの暗証番号の使い回しと危険さで同じだと感じた。 それと、 最後の女の子との駆け引きのし方とか、面白い箇所はあったけれど。
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前半部分、沢山の「遊び」が描かれている。そしてファインマンが燃え尽きた時、「遊び」がいかに大事であったか、「遊び」によってまた燃え上がる様が描かれていた。 まさに自分だとおもった。 大先生と同じだとは恥ずかしくて思わないが、真面目な仕事での燃え尽きと最近になって意識してはやろう...
前半部分、沢山の「遊び」が描かれている。そしてファインマンが燃え尽きた時、「遊び」がいかに大事であったか、「遊び」によってまた燃え上がる様が描かれていた。 まさに自分だとおもった。 大先生と同じだとは恥ずかしくて思わないが、真面目な仕事での燃え尽きと最近になって意識してはやろうとしている遊びと他人の期待は自分の責務じゃないという心持ち。 大先生が同じことを書いてあるのはなんて心強いのか。 疲れ始めている同職種の人に伝えたい、我々はひとりではないと。
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◼️リチャード・フィリップス・ファインマン 「ご冗談でしょう、ファインマンさん」上下 理系的内容、だけの本ではないが、分からないのもおもしろい。ノーベル賞学者の活動記。 物語が好きな人が頬を半ば上気させながら、好きな本を読むのを見たことがある。仲間うちで水族館に行った時、大学...
◼️リチャード・フィリップス・ファインマン 「ご冗談でしょう、ファインマンさん」上下 理系的内容、だけの本ではないが、分からないのもおもしろい。ノーベル賞学者の活動記。 物語が好きな人が頬を半ば上気させながら、好きな本を読むのを見たことがある。仲間うちで水族館に行った時、大学で生物専攻の者が目をキラキラさせていた。こないだご飯食べた時、おもしろい理系本は、と訊いて出てきた作品名のうちの1つがこのファインマンさん、だった。 ノーベル賞受賞の理論物理学者、ファインマン。厳重に秘密が管理された原爆の製造に携わり、経路積分やファインマン・ダイアグラムにより量子力学の発展に貢献した。アインシュタインやオッペンハイマーとも仕事で関係している。 この本には、これらに関する体験や経緯も含まれている。が、専門的なことはほとんど載っていない。確率論を駆使して金庫破りの名人になったり、ラスベガスで負けない男のカラクリを理解したり、ドラムに没頭したり、さらには絵を描いて客に売れるほどになったりと才気溢れすぎる性格。しかもオープンで明るく、イタズラ好き。 一方で教科書選定に関しては本気で取り組み、根源的なことを指摘し続ける。権威や威張りに敏感、怯まない。どうやら専門的な分野でも型破りな存在のようで、アプローチが独特らしい。天才的、という言葉が当てはまるような気がする。 原爆を造る側、のレポートはあまり読んだことがなかったし、そもそも理系的、数学的、物理な部分は理解は出来ないんだけれども、その分からなさ加減の感覚が文系脳的には興味深く、おもしろかったりする。 また、理論的、というのは数学的でもあって、ファインマンの言うように、いまの仕事でも実験実証的な観点で行くと、ひょっとして間違っている部分があるかもしれないと身を引き締まる気がしたりする。ちょいこわ。個人的には感覚的、というのはすごく大事と思いたい。 人が本能的に好む、というのを傍から見るのは、人間の奥を見る気がする。誰にも変えられない、自然なもの。ファインマンも、私に教えてくれた友人も、なんか理系人って特にそういうのがあるようにも思える。 来日したファインマンは、フランク・ロイド・ライト設計の帝国ホテルに泊まることになった時、日本に来たならこんな西洋のホテルじゃなくて旅館に泊まりたい、と強く要望したという。いいよね。でも私はライトの帝国ホテルに泊まれるのがホンマうらやましいな、とちょっと微笑してしまった。
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https://opac.lib.hiroshima-u.ac.jp/webopac/BB01975203
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