黒い家 の商品レビュー

貴志祐介(著者)

2011/07/16

アー、やっと読み終わった。何なんだろ、この気持ち悪さ。なんだかいやな読後感。この「黒い家」がホラーなのが良くわかるよ。人間の怖さ、現実にいるかもしれない恐怖感。読み初めからいやな気分になって読み進まないんだけど、それでも真相を知りたい気もするし、もしかしたらあっけないほど明るい結末があるのでは読んだのに最後まで悪意というかなんというか。苦手なジャンルだった。

2009/10/15

いや〜〜怖い！
ホラーだ、ホラー。
それもお化けがどうとかじゃなくって、生身の人間の怖さといったら！
夢に出てきそうなぐらい怖い。

というか、完読した日の夜、実際に悪夢にうなされました（＾＾；）

これ、活字で読んだからこれぐらいだったもの、映画版を見たら・・・う〜〜〜でも見てみたいような･･･。

ちなみに、去年韓国でも映画化されてるんだね。
題名もそのまま"검은 집（黒い家）"。
そういえば、そんな映画があったような・・・。

日本版も韓国版も見てみたいけど･･･みる勇気がない。
見たら２、３日はうなされそうな・・・。

2009/10/04

■内容（「BOOK」データベースより）
若槻慎二は、生命保険会社の京都支社で保険金の支払い査定に忙殺されていた。ある日、顧客の家に呼び出され、期せずして子供の首吊り死体の第一発見者になってしまう。ほどなく死亡保険金が請求されるが、顧客の不審な態度から他殺を確信していた若槻は、独自調査に乗り出す。信じられない悪夢が待ち受けていることも知らずに…。恐怖の連続、桁外れのサスペンス。読者を未だ曾てない戦慄の境地へと導く衝撃のノンストップ長編。第4回日本ホラー小説大賞大賞受賞作。

■感想
生まれながらに悪い人間はいないのなら、生まれながら善い人間もいないってやつかな。

序盤〜中盤は「得体の知れぬ恐怖」がじわじわときて、その後は「得体の知れた恐怖」が一気に襲い掛かるという、ある意味スタンダードなホラー展開。
腕をすぱっときられるとことか、ホントに怖いんですが…ぶるぶる。
貴志さんらしい黒いうぞうぞしたものが這い回る、なんともいえない本でした。

なんか私、刃物にすっぱりきられるって、なぜかものすごく鮮明なイメージを持っているんですよ。
きられるというよりよりは、きられる寸前？　なんか自分がきられる様をありありと想像できる。刃物をつきつけられたとか、そんなことされた記憶はまったくないのになあ。

私が貴志さんが好きな理由って、きっと「怖いもの見たさ」ってやつなんだろうなあ（ホラー映画は嫌いだけど、ホラー小説は平気な私。

2009/10/07

前半から中盤にかけてジットリした雰囲気で恐怖感を煽り、終盤は圧倒的なモンスターの存在で恐怖を煽る。物語を導く悪意の邪悪さが理解しやすく、濃い。面白かった。

2009/10/07

もうちょっと心理戦が繰り広げられるのかと思いきや、意外にもラストシーンはアクション系だったりしてちょっと自分のホラー小説のイメージとは違っていた。いろんなレビューに「怖い」と書かれていたので覚悟し（期待しすぎ）ていたせいかもしれないが、自分にはあまり「怖さ」が感じられなかった。

2009/10/07

めっちゃ怖〜い！　存分に楽しむためには、真夜中に一人で読むのがお勧め♪
ホラー大賞受賞作をいくつか読んでみて、結局のところ、一番怖いのは人間だとつくづく思った。

2009/10/04

H20.7　読了
生命保険会社勤めの主人公。
そこに来る色々な客…
ある日，お客から名指しで指名され家に行く。妙な臭いがするその家で，家の息子が死んでいた。
その親父が犯人ではと疑い，独自で調査を始めるが，犯人は実は…

2009/10/04

保険金殺人の話。

保険って全然身近じゃないから
どーだろーって読み始めのときは思ったけど、すごくたのしめた
特に犯人に追われる場面を読み終えたのが帰宅途中の電車の中だったから、
帰り道がこわかった
うしろをチラチラ見ながら帰った笑

2009/10/04

面白い…と言っていいのかな？怖くて面白いです。特に最後の方。“どうなるの？どうなるの？”とハラハラしながら一気に読んでしまいました。

2009/10/04

保険金殺人のホラーミステリー、それでそれでっと一気に読める。すごい怖いと聞いていたが、そこまでではなかった。おもしろかった！