クローズド・ノート の商品レビュー
この小説は映画化されたらしいが、見に行けなかったので小説を読みました。女子大生はあるアパートに引っ越した。引っ越し先に置いてあった普通の日記帳がおいてあり、それは先住民のものでした。見てはいけないと思いながらも好奇心でみてしまう。それから始まる切なくしみじみする話でした。
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大学生の香恵はイラストレータの隆にひかれている。香恵の家には前の住人のもののノートがありそれは小学校教諭の女性のものでありそこには恋愛や子供たちのことなどがつづられていた。決心したかえは先生にあいにいく。
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この小説は映画化されたもので、沢尻エリカさんが主演をつとめた作品。 僕は映画を見てから小説を読みました。 ある日、一人の女子大生がいて引越しをする。引越し先に置いてあった何の変哲もないただの日記がぽつんと置かれていた。 どうやら、前住んでいた人が忘れていったものらしい。 見てはい...
この小説は映画化されたもので、沢尻エリカさんが主演をつとめた作品。 僕は映画を見てから小説を読みました。 ある日、一人の女子大生がいて引越しをする。引越し先に置いてあった何の変哲もないただの日記がぽつんと置かれていた。 どうやら、前住んでいた人が忘れていったものらしい。 見てはいけないと思いながらも見てしまう。 すると中には・・・ この続きはぜひ読んで見てからのお楽しみ。 素晴らしい恋愛小説でした。
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映画を見てから読みました。この物語は面白い。すきですねー。引っ越してきた、アパートに置き忘れてあった、一冊のノート。前住人の日記だった。 読んでは申し訳ないと思いつつも興味が湧いてしまうもの 日記に描かれていた恋と主人公の恋が交差する。 切ない物語の筋に明るく元気な主人公とどこか...
映画を見てから読みました。この物語は面白い。すきですねー。引っ越してきた、アパートに置き忘れてあった、一冊のノート。前住人の日記だった。 読んでは申し訳ないと思いつつも興味が湧いてしまうもの 日記に描かれていた恋と主人公の恋が交差する。 切ない物語の筋に明るく元気な主人公とどこか陰のある男性キャラが上手にマッチしています。淋しいようで優しく、とても希望のあるお話です。個人的に主人公のキャラが気に入ってます。ラストシーンもとてもよかったです。
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これは面白い。感動した。 ストーリーの先は読めてもその感動は損なわれない。 感情の揺らぎがとても丁寧に描かれていて 感情移入してしまいますねー。
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一人暮らしをしている大学生が、部屋の前の住人が残していったノートとともに 一喜一憂しながらも、慣れない恋に頑張るお話。かな? 以下ネタバレありです。 まずこの人の本を読むの初めてです。 読む本がなくなったから適当に探しててみっけただけです。 話の流れ自体は、皆の予...
一人暮らしをしている大学生が、部屋の前の住人が残していったノートとともに 一喜一憂しながらも、慣れない恋に頑張るお話。かな? 以下ネタバレありです。 まずこの人の本を読むの初めてです。 読む本がなくなったから適当に探しててみっけただけです。 話の流れ自体は、皆の予想通り進んでいく話だと思います。 最近、意表を突くような話を多く読んでたので、逆にそこで勝負しない話は新鮮に感じた。 この話で一番いいなぁと思ったのは、それぞれの人物の性格かなぁ。 片思い相手、前の住人(ノートの中のみ)、親友の彼氏。 特にこの三人は魅力的だった。 それぞれと主人公が絡まって、そこにいくつかイベントがあって… と、割りと波のない話だったけど面白かった。 文章が読みやすく、話にも感情移入できて。 平凡な日常がちょこっとだけ動く。 そんなドキドキ感とかステキでした。 後、とてもステキだったノートの中の言葉達。 実は実際の先生の文章が下地にあると、あとがきで読んだ時はびっくりでした。 そう思ってもう一回読んでみるのもいいかも。 心暖まる好きなタイプの小説でした。
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この本は引っ越してきた家に1冊日記がおいてあり、それを読みながらそのひとの人生を想像していくという物語です。クローゼットから見つけた1冊のノートは、教師だった伊吹先生のもので、教師に憧れを持つ香恵は三角関係に困惑しながらもそこに書かれている様子に励まされたり共感しました。読み終え...
この本は引っ越してきた家に1冊日記がおいてあり、それを読みながらそのひとの人生を想像していくという物語です。クローゼットから見つけた1冊のノートは、教師だった伊吹先生のもので、教師に憧れを持つ香恵は三角関係に困惑しながらもそこに書かれている様子に励まされたり共感しました。読み終えた香恵は伊吹を探してノートを返そうとしようとしましたが死んでしまっていたという悲しい結末でした。
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うわさの彼女の映画の原作本。 最後の日記を読む場面にウルウルしてしまった。 ほんわか優しいお話。
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「犯人に告ぐ」がおもしろかったために挑戦した一冊。 同じ作家とは思えない、今度は完全な恋愛ストーリーです。 映画の記者会見の件は置いといて、、、。 大きな意外性は特になく、むしろ思ったとおりの展開に話は進んでいきます。 だけどわかっていながらも感動してしまいます。 爽やかで温か...
「犯人に告ぐ」がおもしろかったために挑戦した一冊。 同じ作家とは思えない、今度は完全な恋愛ストーリーです。 映画の記者会見の件は置いといて、、、。 大きな意外性は特になく、むしろ思ったとおりの展開に話は進んでいきます。 だけどわかっていながらも感動してしまいます。 爽やかで温かい気持ちになりました。 ノートに書かれた言葉ひとつひとつの重み。 その理由は最後のあとがきに書かれていました。
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【ネタばれあり】 ついこの間、古本屋で100円で買った本。それを手に取り、読もうと思ったきっかけは3つ。1.私の好きな万年筆が出てくる、2.雫井脩介作品をいつか読みたかった、3.エリカ様主演で映画化された作品(未鑑賞)の原作を読んでみたかった。ということで書架に眠る多数の未読本...
【ネタばれあり】 ついこの間、古本屋で100円で買った本。それを手に取り、読もうと思ったきっかけは3つ。1.私の好きな万年筆が出てくる、2.雫井脩介作品をいつか読みたかった、3.エリカ様主演で映画化された作品(未鑑賞)の原作を読んでみたかった。ということで書架に眠る多数の未読本を差し置いて読みました。 まず思ったのは、女の子目線の話を、よく男性作家が書ききったなということ。しかも、香恵と伊吹という二人の女性の心情をかなりリアルに描ききったと思ったが、女性読者はどう思ったことか。その辺りが知りたいところ。 特に、伊吹の日記に込められた隆への想いなどは、愛情なり、葛藤なりがとても素直で表現力豊かに表現されており、作家の力量を感じさせてくれました。 一方で不満だったのはストーリー展開。恐らく、読者の誰もが 隆と隆作が同一人物だと早々に気付いているはずなのに、その真相を最後まで引っ張る引っ張る。ストーリーの核心部分なのでしょうがないかと思いましたが、ちょっと引っ張りすぎかなと思いました。 それと、伊吹が実は亡くなっていたというくだり。これも、早々に想像はしており、真相までに引っ張りすぎかなと思いましたが、実際にその部分に来てしまうと思わず涙腺が緩んでしまいました。死への作者の表現の仕方が絶妙だったと思います。 隆作が万年筆を選ぶくだりで多数の万年筆の固有名詞が出てきますが、私は好きなので耐えられましたが、多分、詳しくない人にはこのくだりが長すぎたのではないかと感じました。 普通、原作を読んだ作品の場合、映画化されても一切見ないのですが、この作品に関しては観てもいいかなと思いました。エリカ様も観て見たいしね。 そして最後に、作者後書きを読んで少し衝撃を受けました。詳細は割愛しますが、この作品には作者の思いがたくさん詰まっているのだなと感じました。 雫井脩介:初読 読書期間:2009.6.22~6.25
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