エンド・ゲーム の商品レビュー
短編「オセロ・ゲーム」が好きだったので期待していたのですが 後半のダラダラ感が少しもどかしかったです。 しかし、次第に明らかになっていく謎や不安定な心理描写は 丁寧に書き込まれており、さすがだなと感じました。 独特の世界観で始終ひんやりさせられます。 読み終わってみると時子や...
短編「オセロ・ゲーム」が好きだったので期待していたのですが 後半のダラダラ感が少しもどかしかったです。 しかし、次第に明らかになっていく謎や不安定な心理描写は 丁寧に書き込まれており、さすがだなと感じました。 独特の世界観で始終ひんやりさせられます。 読み終わってみると時子や瑛子が不気味な存在として残りました。 火浦はよっぽどまともですね(笑)
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むむむ。 「裏返す」のイメージが難しく、何だか苦戦。 わかりそうで、分からん。それを文章にするなんて、凄いことだとは思うのですが。
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時子の「きっかけ」にまつわる描写が強烈でした。視覚的に訴えられたら卒倒しそうです。 「あれ」らのグロテスクさはもちろん、気分が追い詰められる鬱々とした展開を好んで読み進めていたので、もうちょっと絶望的な終わり方でもよかったかなと思いました。 あとは火浦の物言いがやたらと魅力的でし...
時子の「きっかけ」にまつわる描写が強烈でした。視覚的に訴えられたら卒倒しそうです。 「あれ」らのグロテスクさはもちろん、気分が追い詰められる鬱々とした展開を好んで読み進めていたので、もうちょっと絶望的な終わり方でもよかったかなと思いました。 あとは火浦の物言いがやたらと魅力的でした。彼のビジュアルがしっかりと確立していたせいか、彼から目が離せなかった。
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あえて言うなら「やっちゃった系」。 でも常野シリーズだから一貫して世界観はある。 しかし・・・突然こう極端に自分の中のグロを出してくる恩田さんが好きだなぁ。 裏っかえっちゃうわ。
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あまり評判はよくなかったようですが・・・ 結構楽しめました。 不思議な力を持っている常野一族。(遠くのものが見えたり、聞こえたりなど) 今回の物語は、「裏返す」能力を持つ一族。 「裏返す」というのは、突然、異形の物が目にはいり、油断すると自分自身が 「裏返され...
あまり評判はよくなかったようですが・・・ 結構楽しめました。 不思議な力を持っている常野一族。(遠くのものが見えたり、聞こえたりなど) 今回の物語は、「裏返す」能力を持つ一族。 「裏返す」というのは、突然、異形の物が目にはいり、油断すると自分自身が 「裏返される」というもの。 突然現れるため、多くの人が現れる場所には常に注意が必要 常野一族は血が濃くなる恐れを心配し、一族間の結婚は認めていなかった。 そのタブーを犯した「裏返す」能力を持つ一族の運命はいかに?? 読み終わったあとも、ハッピーエンドと言っていいのか・・・ 辛い物語と言っていいのか、判断しかねます。
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普通の人にはみえない「あれ」が見えてしまう主人公。「あれ」に負けると飲み込まれてしまう。「あれ」の正体は結局いまいち掴めませんでしたが、終始先の展開が気になり、どんどん読み進めてしまいました。 ダークファンタジーな内容かつシリーズ3作目らしいですが、4作目でないのかなぁ。
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常野物語の続編。序盤からグイグイ引込まれたけど、終盤にさしかかり収集つかなくなったのか展開がちと強引な気がした。常野物語も同じような読了感だったけ。このシリーズの特徴なのか。
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『光の帝国 常野物語』の中の「オセロゲーム」の続編 暎子の娘の時子が力に目覚めたところで終わった前作 今回は暎子が眠ったままの状態で発見され 裏返されたと思った時子は母を助けようと奔走する なんかあんまりすっきりする展開じゃなかった 時子目線で冒頭から進む展開 謎の男火浦と母から困ったときのために教えられていた電話番号の先の老婦と どちらが味方か疑いながら行方不明の父を探していく 最後のほうで火浦目線に移り主役と思ってた時子が火浦の手のひらで遊ばれている みたいな展開に移ったのち やっぱり時子に伏線戻るっていうのはよくある恩田陸の展開ではあるのだけれども どうも解せない ずっと主役と思ってた時子のキャラが作られたものだったからなのか 敵と思っていた存在がそうではなくなってあいまいな感じになってしまったからなのか 最後どんでん返しみたいなことを演出しようとしたんだろうけど説明不足 全部説明する必要はないけどそれにしてもあんまり意味がわかんない 蒲公英草紙のほうがおもしろかった
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「裏返され」たら一体どうなるのか、そもそも裏返すとは?ラストは予想もできないどんでん返し。正体不明のアレと闘う一族、「叩いて洗って白くする」洗濯屋、登場人物全てが怪しく自分の精神すら信じられない。記憶なんて曖昧なもので、恐怖もただのきっかけ、作られた物語。ファンタジーのようだけど...
「裏返され」たら一体どうなるのか、そもそも裏返すとは?ラストは予想もできないどんでん返し。正体不明のアレと闘う一族、「叩いて洗って白くする」洗濯屋、登場人物全てが怪しく自分の精神すら信じられない。記憶なんて曖昧なもので、恐怖もただのきっかけ、作られた物語。ファンタジーのようだけど生きていくためにはそんなことも身近なことかもしれない。さすが恩田陸の不思議な世界。一気に読める。
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常野物語の第三弾。 前作二作が大好きだったので、期待して読んだら、はじめから終わりまで虫唾がはしるような嫌な気分で読み終えた。 ひさびさの駄作。
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