エンド・ゲーム の商品レビュー
登場人物の気持ちに ようやく寄り添うことができたと思ったら 最後の最後で置いてきぼりをくらう そういうたぐいの展開でした。 恩田陸の本はどれもいろいろな意味で驚かされる。
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意外な展開ばかりであっという間に読んでしまった。個人的に火浦の強引さが好きだった。想像すると怖すぎるところがあって鳥肌たちまくりだった。
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2つ目を飛ばして読んでしまいました! 常野のシリーズは読むときの気分で面白く思ったりそうじゃなかったりする感じがします・・・。 犬に見えた、のが恐かったです。
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「エンド・ゲーム 常野物語」恩田陸 ファンタジー。モスグリーン。 常野物語シリーズの、拝島一家の物語。 光の帝国、蒲公英草子に続く第3作。 今回も常野の人々の苦悩と生き様が読み応え有。 相変わらず恩田さんの書く日本人、というのは美しいなあと思います。 ただ、「裏返...
「エンド・ゲーム 常野物語」恩田陸 ファンタジー。モスグリーン。 常野物語シリーズの、拝島一家の物語。 光の帝国、蒲公英草子に続く第3作。 今回も常野の人々の苦悩と生き様が読み応え有。 相変わらず恩田さんの書く日本人、というのは美しいなあと思います。 ただ、「裏返し」「裏返され」のストーリーだともっとアクション性が強いかと思っていたのですが、傾向としては内向的な物語です。 もしそのような印象を持って読み始めようと思っている方は若干注意。 もちろん自分はこの雰囲気も大好きです。 ひとつ物足りない部分をあげるとしたら、「洗濯屋」火浦のキャラクターが若干中途半端だったかと思ったんですが・・・。 捉え方の違いかもしれないですね。 もっといろいろ盛り込んだ長編として読みたかったかな、という贅沢な要望を込めて、星4つ。です。
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図書館で借りる。 なんだかよくわからないな~ と思いながら読んでいたら、 どうも、シリーズものの 最終話だったらしい。 他の話を読んでないので なんとも言えないが、 ファンタジーものは やっぱり、 好みに合わない。
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このシリーズの前を読んでいないのでなんとも言えませんが、一族の不思議な力が何なのか、終わりにするとはどういうことなのか、謎が解けていく感じでした。 以前読んだ蒲公英草子とは全く違った話でしたが、どちらかと言うとダークな部分なのでしょうか。 この前編となる物語があるようなので、読ん...
このシリーズの前を読んでいないのでなんとも言えませんが、一族の不思議な力が何なのか、終わりにするとはどういうことなのか、謎が解けていく感じでした。 以前読んだ蒲公英草子とは全く違った話でしたが、どちらかと言うとダークな部分なのでしょうか。 この前編となる物語があるようなので、読んでみたいと思います。
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「裏返された。」 「裏返さ」なければ「裏返される」??正体不明の「あれ」と戦い続けてきた拝島親子。だが母が倒れ、残るは一族最強の力を持つ娘だけに。息もつかせぬ展開の果てに、驚愕の真相が明らかに! いや、読んでいて節々よくわからんと感じていたけど、 三部作の三作目だったなんて...
「裏返された。」 「裏返さ」なければ「裏返される」??正体不明の「あれ」と戦い続けてきた拝島親子。だが母が倒れ、残るは一族最強の力を持つ娘だけに。息もつかせぬ展開の果てに、驚愕の真相が明らかに! いや、読んでいて節々よくわからんと感じていたけど、 三部作の三作目だったなんて。無知もよいところ極まりなし。 しかし読む人が偏っていて、久しぶりに恩田さんの本を読んで ああ、やっぱいろんな人の本を読まないと、と思わせてくれた。 こんなところでこんな表現を使うなんて!ってなったもので。 世界観は独特で、どれがどうだって事はいえないんだけど、こんな設定で よくまとまりがついてるな、と作者が金を貰えるのも納得の物語。 暗いね。 あの番号に電話をかけてはいけない。 実際の世界は、矛盾と妥協、困難と挫折に満ちているのに。 それはあの子だった。 「もう、僕は君を『裏返した』。大教室の中に混じっていた『あれ』を、いっぺんに『裏返した』。君は常野一族じゃない。君は、僕が『裏返した』『あれ』の一人だったんだ」 「ここはボウリング場だ。で、あんたのボウリングのピンは今どこにあるんだ?」 「で、あんたたちのバケモノはいったいこれからどうなるんだ?」 「嘘付きめ」 火浦さんかっけーっす。 「あなたの名は―肇―はじめ―」 全てを消す消しゴム。彼だけの消しゴム。そして、彼は消し始めた。
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「裏返す」という感覚がよく掴めなかった。 疑心暗鬼になってしまう。終わりの始まりの雨。 光の帝国が一番おもしろかったなぁ。
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『光の帝国』の 『オセロゲーム』の長編。 読んでる間ずっと 違う世界にいるような 悪い夢見てるような 不安な気持ちになる。 これを読むと 人間何考えてるか 本当わかんなくて怖い。 時間軸がとんだり 「裏返す」の意味がいまいち わかんなくて少し残念(´・ω・`) でも恩田さ...
『光の帝国』の 『オセロゲーム』の長編。 読んでる間ずっと 違う世界にいるような 悪い夢見てるような 不安な気持ちになる。 これを読むと 人間何考えてるか 本当わかんなくて怖い。 時間軸がとんだり 「裏返す」の意味がいまいち わかんなくて少し残念(´・ω・`) でも恩田さんの作品の ファンタジー感はやっぱりすき。
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ある種の人間を『裏返す』能力を持つ一族の娘時子は, 母が突然倒れて眠りこんでしまったという知らせを受け, 『洗濯屋』火浦と会う。 一族はずっと裏返すか裏返されるかという戦争状態にあり, 洗濯屋に洗われることによりそこから離脱できるらしいのだが, なんだか分からない。 こういうのは...
ある種の人間を『裏返す』能力を持つ一族の娘時子は, 母が突然倒れて眠りこんでしまったという知らせを受け, 『洗濯屋』火浦と会う。 一族はずっと裏返すか裏返されるかという戦争状態にあり, 洗濯屋に洗われることによりそこから離脱できるらしいのだが, なんだか分からない。 こういうのは苦手だ。
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