エンド・ゲーム の商品レビュー
「裏返さ」なければ「裏返される」?? 正体不明の「あれ」と戦い続けてきた拝島親子。 だが母が倒れ、残るは一族最強の力を持つ娘だけに。 大好きな「常野物語」シリーズの長編。 残された娘が手がかりをもとに母の元に迫っていく。 あの番号に電話し、謎の男と出会い、不思議な世界に入っていく...
「裏返さ」なければ「裏返される」?? 正体不明の「あれ」と戦い続けてきた拝島親子。 だが母が倒れ、残るは一族最強の力を持つ娘だけに。 大好きな「常野物語」シリーズの長編。 残された娘が手がかりをもとに母の元に迫っていく。 あの番号に電話し、謎の男と出会い、不思議な世界に入っていく。 洗濯屋とやらも出てきて、一回読んだだけだと、謎が謎を読んでよくわからなくなるかも。 最後にもまたどんでん返しがあって。 謎は謎のまま残り、ハッピーエンドなんだか、なんなんだか。 でもすごく恩田さんらしい展開と舞台設定が好みです。
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この結構陰鬱とした表紙に反して読後はさっぱりするかも 読み終わった後最初に漏れた一言は「火原どんまい」だったけど 静かな場所よりも、電車の中とか適当に世間と繋がっている場所で読むほうがいいかもしれないと個人的に思ってます
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はっきり言って面白い。 読む人がどうとるか、そこに大きな余白があるので、答えを与えて欲しい読者は落胆する。 「あなたたちの自由なのよ」と笑っているような作品。 「裏返す」と「洗濯する」という言葉がキーワードのようだが、「裏返す」ということは、自分が表だという前提があるわけで、更に...
はっきり言って面白い。 読む人がどうとるか、そこに大きな余白があるので、答えを与えて欲しい読者は落胆する。 「あなたたちの自由なのよ」と笑っているような作品。 「裏返す」と「洗濯する」という言葉がキーワードのようだが、「裏返す」ということは、自分が表だという前提があるわけで、更にすべての人が自分は表だと思っている。 卵と鶏のようなもので、なんの意味もない。 「洗濯する」といっても、汚れを取るのか、染めまでもとるのか。 元に戻すの元が曖昧で難しい。 世の中の摂理を説いた、宗教小説なのか。 読後感は、諸行無常と響いている。
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これ、3部作の3作目だったんですね(汗 一番最初に読んじゃった・・・ 「あれ」との戦い。 「裏返し」たり「裏がえ」されたり。 すべてを洗い流す「洗濯屋」も出てきて とにかく内容を理解するのに時間かかりました。 そりゃ3作目からじゃね(汗 ほかの2冊も順次読んでみたいと思ってます...
これ、3部作の3作目だったんですね(汗 一番最初に読んじゃった・・・ 「あれ」との戦い。 「裏返し」たり「裏がえ」されたり。 すべてを洗い流す「洗濯屋」も出てきて とにかく内容を理解するのに時間かかりました。 そりゃ3作目からじゃね(汗 ほかの2冊も順次読んでみたいと思ってます ラストはちょっと微妙だなぁ
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前作のオセロゲームの方が面白かった。 ファンタジーな雰囲気は種明かしされてしまうと冷めてしまうのかも。 裏返す人間は少数派、とか。あれは精神的疾患とか。
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「光の帝国 常野物語」の「オセロ・ゲーム」の長編。 裏返したり裏返されたりの戦いの連続。・・・ってことしか覚えてないなあ。そんで最後は、意外にめでたしめでたしだったような気が。 面白かったとは思うので、実家に帰ったらもう一度読み直したい。
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読む前に、みんなのビューを見て、続編と知ってしまい どうしようかと思ったが、読み始めたらズルズルと読み終わってしまった。 裏返す、裏返さない、実際関係ないよね、 世の中そんなもんだし、人の見え方が、大袈裟になってるだけかな? 時間軸が入り繰りしていたので、?になる時があったけど...
読む前に、みんなのビューを見て、続編と知ってしまい どうしようかと思ったが、読み始めたらズルズルと読み終わってしまった。 裏返す、裏返さない、実際関係ないよね、 世の中そんなもんだし、人の見え方が、大袈裟になってるだけかな? 時間軸が入り繰りしていたので、?になる時があったけど サラッと読めました。 予想として、1作目から読んでも、意味が分からないところは同じではないかな~
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「光の帝国」に収録されている「オセロゲーム」が好きだった分、すこしがっかり。けど嫌いじゃない作品です。
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恩田陸にはいつも…なんか…あれー?みたいな。 がっかり感というか…を味あわせられる。 すんごい良い話書いてたと思ったら次の本で裏切られる的な? 常野物語シリーズは前作までがものすごい面白かったのにな。 なんだ?この読後感の不快感は?
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「光の帝国」から派生した「常野」を描いた「蒲公英草紙」と対をなす作品。 ほのぼのな蒲公英草紙とは対照的にスリリングな展開だが、作者以外には理解できない点も多いのではないだろうか。「裏返す」能力についてもっと深く掘り下げて理解したいと思った。 最後の終わり方もとても微妙。
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