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地に埋もれて の商品レビュー

3.2

43件のお客様レビュー

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2009/10/04

図書館にて。 正直好きになれなかった。 少年の存在もいまいち意味不明。 主人公にとっては怒り爆発じゃないかというような出来事の オンパレードな気がするが、ことのほか美しく描かれすぎているような気がする。 結局何が言いたかったのか? 逆境にもめげず生きていけ、捨てる神あれば拾う神あ...

図書館にて。 正直好きになれなかった。 少年の存在もいまいち意味不明。 主人公にとっては怒り爆発じゃないかというような出来事の オンパレードな気がするが、ことのほか美しく描かれすぎているような気がする。 結局何が言いたかったのか? 逆境にもめげず生きていけ、捨てる神あれば拾う神あり、というところか。

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2009/10/04

恋人と心中して埋められた女性の話。話の展開にぞっとしてしまった。 バッテリーと一転してなんだか色気漂う文章です。

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2009/10/04

読み始めから、不思議な感じだった。 仮死状態で埋められて女が謎の少年:白兎に助けられ、生きる意味探す。 3歳の頃に母親に捨てられ、高校生の時に強姦未遂に合い、犯人が自殺で被害者のはずが、 強烈な世間からのバッシング。 不倫の果てに不倫相手に埋めれる。 壮絶な人生だ。 白兎は結...

読み始めから、不思議な感じだった。 仮死状態で埋められて女が謎の少年:白兎に助けられ、生きる意味探す。 3歳の頃に母親に捨てられ、高校生の時に強姦未遂に合い、犯人が自殺で被害者のはずが、 強烈な世間からのバッシング。 不倫の果てに不倫相手に埋めれる。 壮絶な人生だ。 白兎は結局、何の精霊だったんだろうかね? 人って恐いし、強いし、弱い、優しい。 人生を振り返りながら、 生きる気力を取り戻す。 一気に読破。 人間って恐いよ、本当に。

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2009/10/07

○2008/03/22  背表紙の色が綺麗だったので手に取ったら、児童書でないあさのあつこ。こういう話を書くってイメージがなかったのでびっくりした。しっとり。ホラーファンタジーって書いてあったけど、ホラー要素はないような。頭? 人の出しかたというか、からめかたがちょっと不自然だっ...

○2008/03/22  背表紙の色が綺麗だったので手に取ったら、児童書でないあさのあつこ。こういう話を書くってイメージがなかったのでびっくりした。しっとり。ホラーファンタジーって書いてあったけど、ホラー要素はないような。頭? 人の出しかたというか、からめかたがちょっと不自然だった気がする。 でも、始終雰囲気が変わらなくて読みやすかった。白兎の不思議な感じと、優枝のふわふわ定まらない感じが影響して軽くなってる、かな。 白兎が出るシリーズとして前作があるらしいので、今度手にとってみようか。

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2009/10/04

「透明な旅路」の続編?的な本。安易に未来への希望を謳わず、今を生きることの大切さを描いている。いつもながら、人間の汚い部分、脆い部分の表現が上手い。

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2009/10/04

『透明な旅路と』で出てきた白兎という少年がまた出てきたのにビックリした。この本もあさのあつこさんの作品の中で1、2を争う作品。実はバッテリーを読んだ事がない。

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2009/10/04

良い話でした。最後にハッピーエンドで終わる作品は好きです。被害者である主人公が加害者呼ばわりされる場面には私は全く共感出来ませんでしたが。どんな理由であれ、人を傷つける行為は許されないと思いますから。死んで償えば良いというものでもないと思います。

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2009/10/04

まさかの白兎 ごちそうさまです あさの作品、女の人視点てわりにめずらしんじゃなかろうか 色気すごい

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2009/10/04

「死」を扱った軽めのミステリーって感じ。あさのあつこ=青春小説のイメージがある為、しっくりこない作品。 '07.12.03読書完了

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2009/10/04

『透明な旅路』と同じ世界観のお話。 白兎と名乗る不思議な少年がきっかけとなり、死ぬはずだった人間が自分と向かい合う。ホラー・ファンタジーって紹介されてますが、救いのお話だと思います。死んだ人や、死に向かう人が救われていくお話。 『透明な旅路』は、白兎+中年男性+少女という組...

『透明な旅路』と同じ世界観のお話。 白兎と名乗る不思議な少年がきっかけとなり、死ぬはずだった人間が自分と向かい合う。ホラー・ファンタジーって紹介されてますが、救いのお話だと思います。死んだ人や、死に向かう人が救われていくお話。 『透明な旅路』は、白兎+中年男性+少女という組み合わせで話が展開したのですが、今回は白兎+女性という組み合わせでした。 物語の始まりでは、白兎の意図や女性の生死が非常に曖昧で、見えてこない部分が多い。ぼんやりとした疑問がたくさんあるので、それを解消したい欲求でどんどん読み進めてしまう。しかも白兎がいちいち思わせぶりというか……伏線のようなそうでないような言動が多くて惑わされます。『透明な旅路』でもそうでした。まんまと騙されてしまいます。作者はそれを狙ってるのかなぁ。 物語が終盤に差し掛かると、白兎のやろうとしていることや、主人公女性の状況が読めてきます。「なるほどー」といった具合。 しかし、白兎の正体は結局のところ不透明なままです。それでもまぁ、『透明な旅路』では、白兎は本当に曖昧模糊とした存在だったけど、この『地に埋もれて』では少しだけ彼の役割が見えました。ああ、そういうことだったのか、と納得。それを踏まえて『透明な旅路』での白兎の行動を思うと、さらに切ないことに。 『透明な旅路』と『地に埋もれて』は、合わせて読むときっといい。 これからシリーズ化して、最終的には白兎という少年が何かがわかるのでしょうか……。気になるところです。 個人的には、主人公女性と父親の関係が切なかったです。 主人公の気持ちもわかるし、父親の気持ちもわかる。そして母親。母親に関しては、ばっさり言わせていただくと、結局主人公が言うように、ワガママなのでしょう。確かに強いからこそ、自分の選んだ人生を生きようと思うし、自分を殺したまま生きることができないのだとは思います。見方によっては、それはとても良いことなのでしょうが…… でも、母親に置いていかれた子どもの傷がどれほどのものか考えて欲しい。 まあ……それでも自分の道を選んでしまうのでしょうけれど。 主人公の恋人である、日出彦の存在も辛いものがありました。でも最後、解放されて良かった。

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