ヒストリアン(I) の商品レビュー
Historian=歴史家 ある日、少女が父の書斎で見つけたのもは… ドラキュラのモデルとされた、実在の人物。執拗に迫り来る刺客。失踪。手に汗握る。というよりは、淡々と事件は進んでいきます。思春期の少女の心理描写もすごく、よく表現されていたと思います。 Historianを読ん...
Historian=歴史家 ある日、少女が父の書斎で見つけたのもは… ドラキュラのモデルとされた、実在の人物。執拗に迫り来る刺客。失踪。手に汗握る。というよりは、淡々と事件は進んでいきます。思春期の少女の心理描写もすごく、よく表現されていたと思います。 Historianを読んで、改めて、世界史を選択してよかった!!と思いました(いまさら?!)。がしかし、『ナルニア国物語1.ライオンと魔女』で、タムナスさんが「もっと地理の勉強をしっかりしておけば」って心境と同じです。もっと、ちゃんと勉強しておけば、もう少し面白みがわかったのかなと思います。冷戦のあたりの、話とかも。 辞書のような、厚さで、かなりの分量だったので。読むのに中々苦戦してしまいました。しかも、ちょっぴり、ホラー・・?ホラーではないのですが、じわじわと恐怖があるように感じました。小さいお子さんが、読む時は注意してあげた方が良いかもしれません。ヨーロッパ各所やイスタンブールやブダペストなど、たくさんの場所が登場します。それがまた、その描写も綺麗で。行ってみたくなりました。 最後は、?へ続いてしまいます。早く読みたいな。
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これはなんだろう・・・歴史系?ミステリとは言えまいが。吸血鬼の話です。父親がかつて学生だった頃の教授までさかのぼって展開していきます。名の通り、歴史学の要素あり。旅行が好きな人とかいいかもしれない。ただわたしは風景よりも話を進めたい人なので、加えて世界史には疎いので、こう、やきも...
これはなんだろう・・・歴史系?ミステリとは言えまいが。吸血鬼の話です。父親がかつて学生だった頃の教授までさかのぼって展開していきます。名の通り、歴史学の要素あり。旅行が好きな人とかいいかもしれない。ただわたしは風景よりも話を進めたい人なので、加えて世界史には疎いので、こう、やきもきしました。ちょっと賢くなったと考えるならば、東ヨーロッパの古い都市とかその時台背景とか、かな・・・。
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ドラキュラを歴史学者が追う!という展開は新鮮で面白いと思いました。最後には、実際にドラキュラが現れるので現実感が薄れますが、それまではいるようでいないような演出に惹かれます!!ダ・ヴィンチ・コードと同じく学者が主人公となって物語が進みますが、こちらの学者はラングドン(ダ・ヴィンチ...
ドラキュラを歴史学者が追う!という展開は新鮮で面白いと思いました。最後には、実際にドラキュラが現れるので現実感が薄れますが、それまではいるようでいないような演出に惹かれます!!ダ・ヴィンチ・コードと同じく学者が主人公となって物語が進みますが、こちらの学者はラングドン(ダ・ヴィンチ・コード)と違って弱い気がします★というより、家庭を持っているので父としての強さを感じるかもしれません。でも、やはり主人公の学者よりもその妻のほうが強いかも。なにせドラキュラの・・・だから♪ちょっと話が長いけど楽しめます!中世の雰囲気を味わえますヨ
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面白い・・・はずなんだけど、ちょっと消化不良なのは、やはりあの時代&あの土地の歴史に疎いからなのかも。ただし、読めばイスタンブールに行きたくなる事は間違いなし!っていうか私は行ってしまいました。そして帰ってきた今、もう一度読んでみたいと思います。 吸血鬼ものを読んだと言うより歴史...
面白い・・・はずなんだけど、ちょっと消化不良なのは、やはりあの時代&あの土地の歴史に疎いからなのかも。ただし、読めばイスタンブールに行きたくなる事は間違いなし!っていうか私は行ってしまいました。そして帰ってきた今、もう一度読んでみたいと思います。 吸血鬼ものを読んだと言うより歴史物を読んだようなそんな感じです。
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読みやすく、出だしはなかなかおもしろかったんですょ。お父さんが失踪した辺りから雲行きが怪しくなってくる。(おもしろさという点で)
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店頭に置かれていた紹介文に魅せられて手に取ったものの……とにかく、進みが遅い。先の展開をここまで予測させないのは如何なものか。気の短いひとには薦めませんが。
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うーん、帯に書かれているようなことを期待すると「?」になってしまうなぁ。確かにある歴史の物語ではありますが。
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とてつもなく長い。そして、読めども読めども話は進まず、同じ展開が幾度となく繰り返される。リサーチにかなりの歳月が費やされているらしいが、それをすべて読者に押しつけるのはどうかと思う。読者はあくまで読者であって、作家でも歴史学者でもないのだ。ドラキュラに関する参考書を読んでるようで...
とてつもなく長い。そして、読めども読めども話は進まず、同じ展開が幾度となく繰り返される。リサーチにかなりの歳月が費やされているらしいが、それをすべて読者に押しつけるのはどうかと思う。読者はあくまで読者であって、作家でも歴史学者でもないのだ。ドラキュラに関する参考書を読んでるようで、早々と飽きがきてからの読書は、思い出すのも鬱陶しいだけの作業となった。父、娘、恩師の三世代の物語形式となっているが、これが同時に語られているので、世代の入れ替わりが不規則で実に判りにくい。ひとつの段落も異常に長く、その中に会話や描写がごちゃ混ぜになってるのも辟易した理由のひとつ。下巻に入ってからは斜め読みしたが、それでも大まかなストーリーにはついて行ける。ここまで書く必要があったのかと疑問を感じずにいられない。各国を渡り歩いて不確かな伝説に振り回されただけ。話にキレはなく流れもなく、そしてオチもない。
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【16歳の少女が、ある夜遅く、父の書斎で一冊の古い「本」を見つけた。竜の挿絵がひとつある以外は何も印刷されていない奇妙な本だった。本といっしょにあったのは黄ばんだ手紙の束。手紙にはどれも宛名がなく、「不運なるわが後継者へ」と記されていた。 少女の冒険は、「本」を手にした瞬間か...
【16歳の少女が、ある夜遅く、父の書斎で一冊の古い「本」を見つけた。竜の挿絵がひとつある以外は何も印刷されていない奇妙な本だった。本といっしょにあったのは黄ばんだ手紙の束。手紙にはどれも宛名がなく、「不運なるわが後継者へ」と記されていた。 少女の冒険は、「本」を手にした瞬間から始まる。】 こういう謎に夢中になれる少女時代を送ってみたかった…と、すっかり引き込まれた。 が、しかし…これってどう収拾がつくのかしらん?という感じだった。 IIに続く。
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ドラキュラ絡みの歴史ミステリだが、手に汗握る冒険活劇的な展開はなし。コツコツと不思議な本の謎に迫ってゆく。
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