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ヒストリアン(I) の商品レビュー

3.3

66件のお客様レビュー

  1. 5つ

    9

  2. 4つ

    21

  3. 3つ

    18

  4. 2つ

    13

  5. 1つ

    3

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2009/11/18

謎めいた一冊の本に秘められた謎を追うヒストリアンたちの物語。 三世代の物語が並行して進んでいく構造をとる為には必要なんだろうけど、「私」パートの必然性がイマイチ感じられない。 あと、竜の人は一体何がしたいんだ。 なんだか山もなくオチもなく、といった印象。

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2009/10/04

ひとりで夜読むと、 シーンの1つ1つにドラキュラの気配がしてちょっと怖い。 独特の世界にぐっと引き込まれる。 歴史モノとはまた少し違う、斬新なミステリー。

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2009/10/04

伝説のイメージがすっかり肥大化しているドラキュラ伯爵の実人生を、 歴史的にきちんと紐解き、作者の人生と、ファンタジーを見事に螺旋状に 絡み合わせ、一編の壮大なドラキュラストーリーとして練り上げた大作。 大人の冒険心と、知的好奇心を、ダイナミックにくすぐってくれる。 歴史的な背...

伝説のイメージがすっかり肥大化しているドラキュラ伯爵の実人生を、 歴史的にきちんと紐解き、作者の人生と、ファンタジーを見事に螺旋状に 絡み合わせ、一編の壮大なドラキュラストーリーとして練り上げた大作。 大人の冒険心と、知的好奇心を、ダイナミックにくすぐってくれる。 歴史的な背景が緻密に描かれてる故に、事実とイマジネーションの相克 ポイントが、絶妙に研ぎ澄まされていて全く飽かずに読み切れる。 歴史を紐解く、とはこういうことか。 著者懇親のデビュー作。唸!

Posted byブクログ

2009/10/04

上巻だけ読んでがっかりした。 下巻から面白くなったりするのだろうか。 前評判だけでこんな分厚い本を買ったことを後悔。

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2009/10/04

失踪した教授を探す父と、時を経て同じように失踪した父を探す娘の物語。奇妙な本がつなぐ縁と、関わった者たちに降りかかる危険。本当にドラキュラは今も生きているのか。後半に続く。2008/5/8

Posted byブクログ

2009/10/04

無意味にダラダラ長い。つまらん。初めの方は面白かったのに・・・ 途中でやめるのは癪なので下巻も読むが。

Posted byブクログ

2011/09/03

ベールの向こう側の東欧、社会主義国、共産圏の人々の生活が垣間見れておもしろかった。ドラキュラって今も生きてるの?えっと?この話って実話なんですよねえ?ちなみに私は上巻は頑張って読んだ。下巻に入って加速した。

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2009/10/04

ダ・ビンチコードをはじめキリスト教冒険サスペンスはかなり読んだんだけど、この本は「ドラキュラ」について。同じようなテンションで読める!!

Posted byブクログ

2009/10/04

歴史好きなのでタイトルに惹かれ、また舞台が私の好きな東欧ということでかなり期待して読んだが…正直期待はずれ。いわゆる吸血鬼ものでもっと斬新な展開・視点かと思ったのになぁ。話の進み方も一人称と手紙が交錯してややもっさりした印象。2巻で読むのをやめてしまった。

Posted byブクログ

2009/10/04

●えらく評判がよく、あちこちで書評されていたので、ネット予約してまでレンタル。 図書館から連絡来るのに1ヶ月弱かかったところからすると、けっこう順番待ち長かったのか?(←借りる時確認しろよ。) あるいは、前の人がずっと抱え込んで温めてた?(←いえ、それは私・・・。) てなわけで、...

●えらく評判がよく、あちこちで書評されていたので、ネット予約してまでレンタル。 図書館から連絡来るのに1ヶ月弱かかったところからすると、けっこう順番待ち長かったのか?(←借りる時確認しろよ。) あるいは、前の人がずっと抱え込んで温めてた?(←いえ、それは私・・・。) てなわけで、読了にけっこう時間がかかりました。 ●ヴラド・ツェペシュ=“ドラキュラ”の闇と恐怖に包まれた謎を追う、歴史学者たちの物語。 まだ幼児の頃に母親を亡くした主人公の少女は、外交に関する財団を運営する父親と、しばしば旅に出る。 歴史に対して深い造詣を持つ父親が、旅先でその土地の風土について行ってくれる説明は面白い。 しかし、父親が秘密を持っていることに気づいた少女は、『その話』を父に願う。 やがて彼は、重い口を開き始めた。 周囲を恐れ、見回しながら。声をひそめて。 それは少女が生まれる以前、彼が歴史を学ぶ前途有望な学生だった頃の物語。 図書館で、一頭の竜が描かれた古い羊皮紙の本を見つけたことが、始まりだった。・・・ ●ふーん、なーんだ、よくあるドラキュラもの? と思いながら読み始めたんですが、そこにはひとひねり加えてありました。【元の枠 ⇒ 「娘が父親の語る話を聞き、行動する。」】【その中の枠 ⇒ 「父親が、指導教官の話を聞き、行動する。」】 箱の中に箱がある〜♪ ってカンジかな。 とは言え、決して読みにくくはないです。 父娘が旅する先々の、土地の雰囲気描写もよろしい。 思わず旅心がつきそうになった。 また行きたいよイスタンブル! そしてやはり物語のポイントは、“歴史学者=ヒストリアン”。 ドラキュラの足跡を求めて、アメリカからオスマン帝国の都イスタンブル、そしてワラキアへと移動する過程で、若き史学生であった父親は、何人もの歴史学者と知り合います。 作者の書きたかった事ってのは、異説ドラキュラ譚である以上に、彼らの研究に対する姿勢、心の有様だったんじゃないのかな? それくらいの勢いだ。 最終的には、ドラキュラの目的も明かされますが、それもまた「・・・(※ある意味感心)」ではあります。 少なくとも、『夜×姫伝』のヒロインほどテキトーな目的じゃないっすよ(笑)←まった古い小説をひきあいに・・・。 ●ま、映画化すればいいんじゃん? 脚本は、だいぶ頑張る必要があるかもしんないが。 読む前に期待した「・・・・・そ、そおおおおゆうううう事だったのかあああああ!?Σ(゜◇゜;)」的なカタルシスは得られず、「ま、そんなとこでしょ☆」ってレベルに落ち着いてしまったり、ちょっとラストのあたりが、せわしなかったりしましたが、そこは前評判で期待しすぎたのが敗因だったと言うことで。また次回。

Posted byブクログ