1,800円以上の注文で送料無料

ヒストリアン(I) の商品レビュー

3.3

66件のお客様レビュー

  1. 5つ

    9

  2. 4つ

    21

  3. 3つ

    18

  4. 2つ

    13

  5. 1つ

    3

レビューを投稿

オススメ

1冊の本を見つけてしまったところから、旅は始まった。娘と父、そして父の恩師。亡くなった母。その手紙や手記をたどりながら、謎を解く旅が続く……。東欧の文化や歴史に触れ、描かれた情景から雰囲気に酔えます。

yui

2023/04/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

10年以上前に購入し、途中で挫折した小説。 ようやく1巻を読み終わりました。 個人的には不要な描写が多く、読みにくかったです。 建築物や街の美しさをかきたかったんでしょうが、 その街や歴史に詳しくないとわからないことが多く、肝心のドラキュラは物語の真ん中辺りまで全然出て来ません。 ヴラド・ツェペシュや、オスマン帝国などに詳しい人が読むと非常に面白い本ではあると思います。 実際知らなくても後半くらいからはとても面白く、ハラハラしながら読むことができました。 2巻に期待です。

Posted byブクログ

2022/07/17
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

高校生くらいの頃読んだ。こういうゴシックホラーは大好きで、つい読んでしまう。しかし推理小説に近い展開で、肝心のヴァンパイアはその気配を濃厚に漂わせるもなかなか登場しない。そのじりじりした感じが好きで、楽しく読んだ。

Posted byブクログ

2020/03/15

むーん。粗筋はねー。高校生の女子がいて、父の書斎で怪しい本を見つける。問い詰めても口は重い。仲良し親子は外交官の出張の度に2人で旅行する。ある日、父は娘を置いて消える。妻を捜しにゆく。娘は一応おつきの人と家に帰る。父の書斎で自分宛の手紙を見つけ、出かける。そのターンと、父の青春時...

むーん。粗筋はねー。高校生の女子がいて、父の書斎で怪しい本を見つける。問い詰めても口は重い。仲良し親子は外交官の出張の度に2人で旅行する。ある日、父は娘を置いて消える。妻を捜しにゆく。娘は一応おつきの人と家に帰る。父の書斎で自分宛の手紙を見つけ、出かける。そのターンと、父の青春時代のターンが交互で読みにくい。両方、吸血鬼っぽいゾンビみたいなのに襲われる。ヨーロッパ全土の、オスマントルコの時代からの歴史の話という感じ。メフスト2世の名前ばっか出てくる。どうも東欧は日本以上に英語が普及してない印象だ。

Posted byブクログ

2019/08/15
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

☆ドラキュラをめぐる旅。託された問いかけ。結構、読める。 (著作 白鳥泥棒 県立 7F933コ 市立933コ)

Posted byブクログ

2019/03/02

この本は処女作ながら,全米第一位をとるベストセラー 日本での出版社も何故か日本放送出版者協会(NHK) かなり売れた本のようですね~。 秋になって,ちょっと長編ものを読みたくなり 図書館にぶらり。目についたのがこれ。 内容はドラキュラ 大国からの侵略に果敢に抵抗した難攻不落の小...

この本は処女作ながら,全米第一位をとるベストセラー 日本での出版社も何故か日本放送出版者協会(NHK) かなり売れた本のようですね~。 秋になって,ちょっと長編ものを読みたくなり 図書館にぶらり。目についたのがこれ。 内容はドラキュラ 大国からの侵略に果敢に抵抗した難攻不落の小さな国 そこには恐ろしい領主がいた。 そしてその恐ろしい人物は実在し,今もなお。。。 世界各地の民謡、おとぎ話、言い伝え キリスト教もイスラム教も巻き込んだ不死の怪物 実在する教会、地図、文書などを盛り込み どこまでが,フィクションなのか戸惑わせるような展開。 字が小さいのが老眼にがちと、厳しいですが ここ何年かのアメリカの吸血鬼ブームの始まりはこれ? と,思わせるような本でした。 2006年に日本で初版。全2巻1000ページほど。

Posted byブクログ

2018/12/16

私が大学生の頃は最も就職先がないのは史学科と哲学科と言われてた。でもフィクションの世界では意外と歴史学者が活躍してるかも。インディジョーンズも考古学の教授だし、王家の紋章でも主人公のキャロルは歴史オタクで、その知識がタイムスリップした古代エジプトで役に立つのだから、歴史とかなめて...

私が大学生の頃は最も就職先がないのは史学科と哲学科と言われてた。でもフィクションの世界では意外と歴史学者が活躍してるかも。インディジョーンズも考古学の教授だし、王家の紋章でも主人公のキャロルは歴史オタクで、その知識がタイムスリップした古代エジプトで役に立つのだから、歴史とかなめてないで勉強しようと思ったものだった。この本で歴史学者が対峙するのはドラキュラ。世界各地のヒストリアンが、親子3世代にわたるヒストリアンが、ヨーロッパ各地の歴史的建造物を廻りながら、古文書を紐解きまくって、今も生きているドラキュラを追っていく。こうしてあらすじを書いて見ても思うが、かなり荒唐無稽で、少々引いてしまった。いや、リアルに描こうとすればするほど、なんか底の方に嘘くさいものがにじんじゃうようで、うまく話に入り込めなかった。トルコから東欧地域を周る冒険はエキゾチックで美しく、リラの修道院とか行ってみたくなったりもしたけれど、冷戦時代の難しさも相まって本当に良く書けてるんだけど、そこまでという感じ。ロッシ教授とドラキュラの図書館の話がいちばんの読ませどころで、そのあとはちょっと気が抜けちゃった。

Posted byブクログ

2018/10/14

"16歳の時に見つけた手紙、父の失踪。から始まる物語。 とても、おもしろかった。ヨーロッパ各地を旅する。"

Posted byブクログ

2018/06/10

ドラキュラのモデルとなったワラキアの串刺し公ヴラド。怪しげな本を見つけたポールが、謎の資料を残して消えた師を追う過去と、消えた父ポールを追う娘の今(厳密には既に過去だが。)が重なりながら真相に迫っていく。吸血鬼は現代に存在するのか?消えた師や父は生きているのか。 第1章はいまいち...

ドラキュラのモデルとなったワラキアの串刺し公ヴラド。怪しげな本を見つけたポールが、謎の資料を残して消えた師を追う過去と、消えた父ポールを追う娘の今(厳密には既に過去だが。)が重なりながら真相に迫っていく。吸血鬼は現代に存在するのか?消えた師や父は生きているのか。 第1章はいまいちのたのたしているが、2章からスピードが増していき、どんどん面白くなる。ポール編では、運命のように集まってくる仲間たちと、真相に近づくにつれ激しくなる敵の妨害。娘編では、不振な人物か追ってくるなか、父を見つけることができるのかという不安感。なかなかスリリングで面白い。 ダンブラウンとよく比較されるようだが、個人的にはわかりやすくファンタジーなこちらの方が好み。

Posted byブクログ

2015/01/19

2015年2冊目。 あきらめずに最後まで読めたことに満足。 とにかく頑張った! あとがきに「もう一度冒頭の【読者へ】を読むことをお勧めする」と書いてあるけど、とてもその気にはなれない。 話が広がりすぎ。 単にポールとヘレンがロッシ教授を追うだけの話でよかったのでは?娘と父(ポール...

2015年2冊目。 あきらめずに最後まで読めたことに満足。 とにかく頑張った! あとがきに「もう一度冒頭の【読者へ】を読むことをお勧めする」と書いてあるけど、とてもその気にはなれない。 話が広がりすぎ。 単にポールとヘレンがロッシ教授を追うだけの話でよかったのでは?娘と父(ポール)の話までは広げすぎ。

Posted byブクログ