屋久島ジュウソウ の商品レビュー

森絵都(著者)

2017/09/15

屋久島にいこうと思ってて下調べ的に読みました。
登山初心者でこれはすごい。
私は縄文杉まで20㎞トレッキングと知り、シューズ買ったりまずは近所の山で練習したりしないと無理だな、歩けないな、楽しめないな、って思って今年行くのを諦め3年計画ぐらいにしたので。
まー屋久島のことを知れるってほどでもないし、旅先エッセイとしてもゆるいけど、多少の参考にはなったかな。

2016/03/30

登山経験の無い作家と編集者達がノリで屋久島縦走に出掛けて、うんうんウナルだけの旅行エッセイ。
セットで載っていたすばる連載の旅行エッセイの方は悪くないけど、メインの屋久島が酷すぎ。

2015/03/04

高校生の修学旅行の感想文みたい。どこ行った、大変だった、美味しかった、という調子で、含みも余韻も何もなく、逆にびっくりした。プロの小説家がどうしてこういうものを書いたのか、ぼくはどうしてこれを読んでいるのか（屋久島に興味があったからなんだが・・・）わからなくなった。おまけみたいにくっついている短いエッセイはまだましだったが・・・

2014/10/06

図書館の企画のような棚に並んでいた。
あぁ、秋の行楽シーズンにちなんでということだったのかも。
1泊2日で山小屋泊で杉を見るってかなり大変なことのよう。イメージだけで出かけたら後悔しそう。
しかし、さすがに人気の場所らしく山小屋とか人が多そうな雰囲気です。自然を楽しみに来たのに人でうんざりしそうなのが残念。屋久島に興味はあるが、こんなに人気だとちょっと行く気にはなれそうにないな。
後半IIのslight sight-seeingのほうがずっと面白かった。いろいろな場所へ行った時の思い出が書かれているからかも。
しかし、かなりの旅行好きなんですなぁ。
思い立ったらパーッと出かけられるなんて羨ましい。

2014/02/16

エッセイは苦手なので基本読みませんが
自分が６月くらいに屋久島に行こうと計画しているのと、
森さんは私が本好きになったきっかけの方なので
エッセイにも手を伸ばしてみる。

内容は、旅行に関する連載を持っている著者が
その特別企画の題材として屋久島を選定。
実際に上ってみるも軽い気持ちで行ったために、
若干の痛い目にもあいながら
ワイワイ過ごした、という旅行記です。
とても面白かった。

たくさん本を読んでいると、
「本が好きすぎて、もう読む本がないから、作家になったんだろうな」
「どうしてもこのテーマを描きたくて、作家にったんだろうな」
などと作家に対して感じることがあるのですが、
この本を読んで、森さんは
「好奇心のアウトプットの方法が、本を書くことだったんだろうな」
と感じました。
行動力がすごいし、いろんなことに興味を持つみたい。
その人とその場所で過ごすことの意味や価値や雰囲気を大切している感じ。

屋久島に行きたくなること必須。
また、ジュウソウの後ろにエッセイもついているのだけど、
それもまたよかった。旅がしたくなる。

山小屋のトイレの話と
鍵を亡くした話と
帰りの飛行機で恐縮しまくる話が特に◎。

2014/01/05

屋久島に行くと決めて準備を始めているので、目にとまったのか、迷わず購入。聞いたことのある地名や観光地が出てきて、イメージが膨らんできました。帰路の飛行機内での客室乗務員の説明のくだり、ワンランクアップなのかはわからないけれど、とにかく笑えました。

2013/09/01

いつかは行きたい屋久島。縦走したいと思っています。しかし、この本でトイレの凄さと、山小屋の居心地の悪さを知ると、テンションが著しく下がってしまいました。

その後、この話を飲みながらしていたら妙案が！ テント泊したら良いんだ！
テント買わないと。

2013/05/20

突然時間が出来たので一気に読んでみた。

旅のエッセイは昔から好きだったけど、最近読んでなかった気がする。
屋久島ってよくTVで取り上げられてるから、
結構気軽に回れる所かと思ってたけど、まったく違った。
ですよね～世界遺産だし。
登山じたいした事ない私。いつか行ける時があるのだろうか？？

「slight sight-seeing」ではいろんな国に旅立たせてもらった。
それにしても羨ましいな～

2012/10/18

森絵都の屋久島旅日記＋旅行にまつわる短いエッセイたち。かなりハードだけど行く価値はある屋久島ジュウソウが素敵だった。

2012/09/05

屋久島・・・というと、屋久杉。
単に、屋久杉を見に行った旅行記かと思ったら、登山記でした。

普通に面白かったです。
著者の人柄とか、作家を取り巻く人たちの雰囲気とかも。

なんか・・・とっても楽しそうに苦しいこと（縦走）をやり遂げていく様子で、こういう人間関係を仕事でも築けるなんて、うらやましい。

でも、縦走する覚悟は私にはないなあ・・・今は。（ってこの先、生まれるんだろうか？）