レイクサイド の商品レビュー

東野圭吾(著者)

2023/06/24

犯人がまさかだった。
どんなに愛しい子供でもどこか心の底から完璧に信じられない。子供が将来いい方に進むようになんでもする親。ここまでじゃなくても、どんな親にも当てはまるのではないかと感じた。

2023/06/23

中学受験のための勉強合宿に参加した4家族。奇妙な連帯感があり、何か秘密めいた雰囲気を醸し出しながら進む。
真犯人は誰なのかと同時にこの4家族に隠された秘密がどういったものなのか・・・
被害者を殺害した犯人候補は意外であったが特定できないはやや行き過ぎの感がある。1人の親が事件直前に別荘に寄った描写があるので普通であれば部屋を覗くのではなかろうか。4家族の秘密の絆を保つが為の都合良い展開になっていたことが否めない。

2023/06/17

主人公と同じ目線で進んでいくから、真相に近づくにつれてハラハラした。

最初はこの世界に入れてない感じがちょっとだけあったけど、読んでいくと見事にハマって、最後まで一気読みした。

子供は大人が想像しているより見ているし考えている、に囚われすぎて、子供ならではの気持ちに気付かされた時は私もハッとした。やってしまったことは残酷でも、その思う気持ちは子供の純粋な心で悲しくなっちゃった。

やっぱり有名な作家なだけあってすごく面白かった。他の作品も読みたい。

2023/06/09

結末が予想外だった！
登場人物も割と多めで、こことここはどんな関係？！！って戻りながら読むのも楽しかった。

東野圭吾の作品の中では好きな方だな。

2023/05/06

さすが東野圭吾の作品。
読んでいて、ゾクゾクが止まらなかった…

子どものためになら、なんでもできる親。
その気持ちが見事に書かれている作品だった。

2023/04/24

テーマがわからなくなるくらい、二転三転。
予想外の方向に転がっていくお話に、緊張感を持って最後まで一気読み。
面白かった。

2023/04/19

箱根にて一気読み。
常に臨場感溢れる描写で、主人公視点で一緒に違和感を感じたり推理できたりするのは楽しいが、とにかく胸糞。
子供の未来のために親が倫理観を捨てて良いのかと言われるとそうではないと思う。元を辿れば、不倫したり、親の都合で中学受験で裏口入学を試みたりするのが悪い。。人1人殺してしまう前に踏み止まらなければならない悪事はたくさんあったはず。
自分が子育てするときはとにかく伸び伸び育てたいし、自分自身も子供に恥ずかしいと思うことはしない、そんな人間でありたいと思った！
とにかくわかりやすくハッピーエンドがいい！

2023/03/27

中学受験を控えて、同じ塾に通う4家族合同夏季合宿のなかで起きる殺人事件。
その中の1家族で再婚相手の連れ子の合宿に参加した俊介が今回の主人公。
俊介目線で語られ、この主人公が事件の推理を行っていく。
受験生、受験生の親、塾講師、進学希望先の職員。
自分は経験がありませんが、やはり中学受験は本人と同じくらいその親の比重も大きいのかな？
立場の違いで弱肉強食的な世界が作られていて、それは現実の世界にも言えることだと思いました。
主人公の俊介は加賀さん並みの推理力があり事件の真相に近づいて行くのですが...
犯人が大人ではなく子供という事も驚きましたが、肝となる犯行動機も東野さんらしい叙述トリックで1番大事なことを置き去りに本を読み進んでしまったなーと思いました。

2023/03/14

親同士乱交してるのかと思ってたけど少し違った。大きく乖離してるわけではないが。裏で何か絶対にある、それを予想しながら読むのは意外と楽しかった。

2023/09/28

サスペンスドラマみたいなストーリーだった。
まさかの犯人が…！？
親の気持ちも分からないわけではなかった。
ただ、側から見ればやっぱり異常としか言いようがない。