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ウェブ進化論 の商品レビュー

4.2

498件のお客様レビュー

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    190

  2. 4つ

    177

  3. 3つ

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2009/10/04

自分の中でITとは、アマゾンで購入・Yahooオークション・ソーシャルワーキングサイトくらいだ。そんな自分でも面白く読めた。ネット上の「こちら側」と「あちら側」の新鮮な感覚。「ロングテール」により今まで日の目を見なかった表現にスポットがあたる可能性がある。そして自分自身が表現者に...

自分の中でITとは、アマゾンで購入・Yahooオークション・ソーシャルワーキングサイトくらいだ。そんな自分でも面白く読めた。ネット上の「こちら側」と「あちら側」の新鮮な感覚。「ロングテール」により今まで日の目を見なかった表現にスポットがあたる可能性がある。そして自分自身が表現者になれる可能性がある。それをひっくるめて、ネット社会にたいする希望と不安が感じられました。

Posted byブクログ

2009/10/04

インターネットが誕生して10年。 第一次インターネット・ブームの結論は「何も起こらない」だった。 しかし、今、大きな変化の時を迎えている。 本書はネット世界の最先端で何が起きているのかに焦点を当てる。 情報技術(IT)ではなく「情報そのものに関する革命的変化」が今起こ...

インターネットが誕生して10年。 第一次インターネット・ブームの結論は「何も起こらない」だった。 しかし、今、大きな変化の時を迎えている。 本書はネット世界の最先端で何が起きているのかに焦点を当てる。 情報技術(IT)ではなく「情報そのものに関する革命的変化」が今起ころうとしている。 その大変化はネットの「あちら側」で起きている。 知ろうとしないと決して知ることができない「あちら側」の変化の本質をとらえ、 対処する知恵を説く、非常に完成度の高い本です。 これから「ネットの世界の住人」になろうと考える人にオススメしたい本です。 以下、これからも「ネットの世界」に住み、「ネット」に過大な信望を寄せる私に勇気を与えてくれたセンテンスです。 ・「何かを表現したって誰にも届かない」という諦観は 「何かを表現すれば、それを必要とする誰かにきっと届くはず」という希望に変わろうとしている。 ・(ほぼ無限大)×(ほぼ無)=Something ・ノーベル物理学賞受賞者、ファイマン教授 「量子力学」は物質と光の性質を詳細に記述し、特に原子的なスケールにおける現象を記述するものである。 これらの現象は日常で直接に経験するどのようなものにも全く似ていない。 したがってニュートン力学からのアナロジーで理解しようとしてはいけない。 (「量子力学」を「あちら側」、「ニュートン力学」を「こちら側」に読み替える)

Posted byブクログ

2009/10/04

久々にIT系をテーマにした本を読んでみたけれど、これは面白かった! 本書で「Web2.0」が理解できるとは思えないし、「ロングテール」も、専門の本が現在とっても売れています。 しかし、本書ではこれらの概略に触れるに留め、 インターネットの魅力、可能性を十分に堪能させてく...

久々にIT系をテーマにした本を読んでみたけれど、これは面白かった! 本書で「Web2.0」が理解できるとは思えないし、「ロングテール」も、専門の本が現在とっても売れています。 しかし、本書ではこれらの概略に触れるに留め、 インターネットの魅力、可能性を十分に堪能させてくれました。 ちょぴりGoogleを過大評価している向きもありましたが、旧来のIT系企業とGoogleなどのネット企業の思想の違い。そんな中で生まれるであろう、旧来社会と、近未来のネット社会の違い。いろんな気付きを読者に与えてくれると思います。 IT社会に身を置きながら、まさにこの世界は「アナロジーで理解しようとしてはいけない」のだと思いました。

Posted byブクログ

2010/11/04

現在のインターネットの潮流を的確に表し、かつその先を示唆的に表現している本。今だからこそ読む価値がある。

Posted byブクログ

2009/10/04

インターネットの可能性をすごく わかりやすく解説されています。 でも、わからない人には 受け入れられないのかも。

Posted byブクログ

2020/07/15

グーグルが考えたのは、ネットの「あちら側」に自分たちが作る情報発電所は、「コンピュータシステムそのものを設計する」という学問分野におけるここ10年の成果をすべてぶち込んで、全部ゼロから自分達で作ろう、ということだった。価格性能比向上スピードが著しいマイクロプロセッサやストレージと...

グーグルが考えたのは、ネットの「あちら側」に自分たちが作る情報発電所は、「コンピュータシステムそのものを設計する」という学問分野におけるここ10年の成果をすべてぶち込んで、全部ゼロから自分達で作ろう、ということだった。価格性能比向上スピードが著しいマイクロプロセッサやストレージといった部品群を大量に並べて、大規模な情報を高速に信頼性高く処理できる低コストのコンピュータ・システムを作ることにした。しかも構成要素たる一個一個の部品が頻繁に故障しても、全体としてはきちんと動き続けるシステムを構想した。日々増え続けるデータ、日々増え続けるトラフィック量に対応するために、シンプルに部品の量を増やしていけばいい設計を徹底した(専門的にはスケーラブル・アーキテクチャーと言い、この考え方がコンピュータサイエンスにおいて根源的に重要な概念だと主張する研究者も多い)(p.66)

Posted byブクログ

2009/10/04

googleやamazonの動向。 このウェブ時代をどう生きるか。近年のチープ革命、オープンソース、ブログ、ロングテール、Web2.0などの新現象を読み解きながら、大変化の本質をとらえ、変化に創造的・積極的に対処する知恵を説く。 梅田望夫のブログ http://d.hatena....

googleやamazonの動向。 このウェブ時代をどう生きるか。近年のチープ革命、オープンソース、ブログ、ロングテール、Web2.0などの新現象を読み解きながら、大変化の本質をとらえ、変化に創造的・積極的に対処する知恵を説く。 梅田望夫のブログ http://d.hatena.ne.jp/umedamochio/

Posted byブクログ

2009/10/07

「インターネット」「オープンソース」「チープ革命」。 ロングテールの理論は、初めて耳にしたときに直感的に理解した内容と大分異なっていた。リアル社会の小売業(特に大組織)には応用が難しそうです。

Posted byブクログ

2009/10/04

ディスプレイの向こう側、回線の向こう側で起こっている大変革について、直近の具体例を挙げて書かれている。世の中はネットを介することによって、1円を一億人から集め、1億円稼ぐことを可能にした。それがどういう事なのか、既にどういった事が行われているか、今後どうなっていくか。ウェブ進化論...

ディスプレイの向こう側、回線の向こう側で起こっている大変革について、直近の具体例を挙げて書かれている。世の中はネットを介することによって、1円を一億人から集め、1億円稼ぐことを可能にした。それがどういう事なのか、既にどういった事が行われているか、今後どうなっていくか。ウェブ進化論、本当の大変化はこれから始まる。それは決して、私が直接恩恵を被るような、私にとって都合のいい事ではない。しかしながら、なんだろうこの希望は。この世の中の変革に対しての、わき上がる好奇心は。これが、大人が若者に見せるべき世界の原動力なのかもしれない、そう思うぐらい沸き立つものがあった。この先も、ウェブの行方を大いに見ていきたい。ただそれだけでも

Posted byブクログ

2009/10/04

分類=インターネット。06年2月。グーグル、アマゾン、ブログ、SNS、ウィキペディア…Web2、0の世界のガイド。これにより新しい富の分配が創出されるとして、それが新しい権威・権力の誕生に結び付くのは望ましくない。また、人間の現実社会への関与が弱まるのも好ましくない。この先の舵取...

分類=インターネット。06年2月。グーグル、アマゾン、ブログ、SNS、ウィキペディア…Web2、0の世界のガイド。これにより新しい富の分配が創出されるとして、それが新しい権威・権力の誕生に結び付くのは望ましくない。また、人間の現実社会への関与が弱まるのも好ましくない。この先の舵取り(人類の未来の選択)が肝心。

Posted byブクログ