凍りのくじら の商品レビュー

辻村深月(著者)

2009/10/04

若干、冗長すぎた感はあるけれど、藤子・F・不二雄への敬愛あふれる作品。

ドラえもんが読みたくなるのです。

2011/08/15

一寸、世代的に読み続けるのはツラいので、止めよう。読んで読めない訳では無いけど、琴線に触れて来ない。

2009/10/04

Sukoshi・Fushigiなお話だったんですね。ありがちな感じですが、すごく素敵でした。号泣です。なんか最初のほうの理帆子ちゃんの冷めた感じとか、人を小馬鹿にしてる感じとかよくわかるなぁって思いました。私は彼女みたいに上手く生きれてないけど。んで、終わりはもちろんハッピーエンドでいいんだけど、ちょっと納得いかないなとか思っちゃうのは今自分の心の状態が良くないからなのかな？

2009/10/07

カメラマンの父が失踪してから5年。毀れそうな家族をたったひとりで支えてきた高校生・理帆子の前に現れた青年・別所あきら。彼の優しさが理帆子の心を癒していくが…。家族と大切な人との繋がりを描く「少し不思議」な物語。

2009/10/04

ところどころで主人公とシンクロしすぎて、泣く通り越して吐き気までもよおしそうになりました。まずい。このままじゃまずい、私。「この感情って言葉で表すとこうなるんだ！」辻村さんの文章はとにかくこれがすごい。すごい以外の語彙がないんですがほんとすごい。脱帽とか圧巻とかそういうんじゃなくて……すごい。つ、伝わらない
ドラえもんって、原作のマンガを読むと結構悲しくてジビアなんですよね。最終的には温かいんですけど。そんな感じの一冊です。

2009/10/07

ドラえもんを使った切ない、家族や友情の絆。
理帆子と郁也に幸せになってほしいです。そして別所さんの優しさも切なかったです。

2010/11/02

達観し何事にも冷めた目で見ている女子高生が主人公で、ある少年との出会いを通して、言葉では言い尽くせない、家族愛や友情、人との関わりを描かれた不思議要素アリのお話。ドラえもんが好きなら、とか、ドラえもんが好きなる、とか、ナゾのレビューを色々見て、何となく気になっており――いざ手に取ってみて、あぁなるほど、と着眼点が面白いな、と思いました。全体を通し、構成を含めて面白かったけれど――クライマックス部であろうトコがちょっと残念。こういう風になっちゃうんだ、と。あ、因みに……
私は、ドラえもん、読みたくなりました(笑

2009/12/27

面白い。そんな単純な言葉しか思い浮かばない。
久々にページをめくるのがもどかしいと思った。
続きが気になって息をつく暇もない。

こういう物語に出会えるから、読書はやめられない。

ドラえもんへのオマージュ作品かと思いきや、きちんと作者なりに消化して、物語に生かされている。
かつて幼かった頃に魂を震わせたドラえもん映画の、あの感覚を、大人になってからまた味わえるなんて。

いい物語に出会えてよかった。

2009/10/04

「挫折しなくちゃ。　いつも、持病のせいとか、親のせいとか、自分の力では無い他のせいにしてきた。だけど、悪いのは自分だと認めなくちゃ。全部を自分の責任だと認めて、その上で自分に実力が無いんだと、そう思って諦めなくちゃならない。精一杯、本当にギリギリのところまでやった人にしか、諦めることなんてできない。挫折って、だから本当は凄く難しい」

2011/07/31

読書完了日2007年06月13日。初辻村さんです。自分のことをSFでなぞらえてみる。Sukosi Fuantei…かな…今は。