1,800円以上の注文で送料無料

冒険の国 の商品レビュー

2.9

61件のお客様レビュー

  1. 5つ

    3

  2. 4つ

    7

  3. 3つ

    29

  4. 2つ

    14

  5. 1つ

    3

レビューを投稿

2010/09/22

桐野夏生の初期の作品。 変わっていく街で、取り残されていく家族の話。 桐野夏生らしさはあまりなく、特にひっかかりもなく読了。 終わりに向かうしかない家族の描写はリアルで、自分の姿と重ねあわせて考えてしまった。

Posted byブクログ

2010/09/04

9/3 おもしろくなかったってわけじゃないんだけど、暗すぎて死にそうだった。幻のデビュー作、というか、投稿作品らしいが、こんなのを投稿する作品に選んでいる時点でびっくり。たしかに歯切れは悪いけど、こういう感じはこのころから桐野さんだったんだろうなあ。姉妹の話をもう少し膨らましたら...

9/3 おもしろくなかったってわけじゃないんだけど、暗すぎて死にそうだった。幻のデビュー作、というか、投稿作品らしいが、こんなのを投稿する作品に選んでいる時点でびっくり。たしかに歯切れは悪いけど、こういう感じはこのころから桐野さんだったんだろうなあ。姉妹の話をもう少し膨らましたら、今の桐野さんになる感じ。

Posted byブクログ

2010/08/27

昔の賞の取れなかった作品を最近アップデートして出した作品らしい。 だからか?いつもの桐野らしからぬ作品だった。 あとがき読んでテーマが私には分かった。 “取り残された人”がテーマなんだ。

Posted byブクログ

2010/07/06

読みきっても、なんだかスッキリしない感覚です。 中途半端に心に残るような…残らないような。 なんだか、もやもやした感じになってしまいました。

Posted byブクログ

2009/12/17

桐野夏生さんの処女作。 ディズニーランドができたばかりの頃のお話だから、時代の差を感じられてちょっぴり面白かった★ けど、全体的にのーぺりというか、同じペースですすんでいって、あまり動きがないのが退屈だったかな。 それでいて内容がほのぼのじゃなくて、すごく暗いか...

桐野夏生さんの処女作。 ディズニーランドができたばかりの頃のお話だから、時代の差を感じられてちょっぴり面白かった★ けど、全体的にのーぺりというか、同じペースですすんでいって、あまり動きがないのが退屈だったかな。 それでいて内容がほのぼのじゃなくて、すごく暗いから、後味がなんというか・・。 終わりも中途半端な感じがしちゃいました。 たぶんそれは、私が深く読み込めてないせいもあるけど。 もう少し大人になってから読みたい一冊。

Posted byブクログ

2009/12/06

昔「OUT」を読んでそれがとってもおもしろかった桐野夏生さんの作品。 図書館であったので借りてきました。 読み終わって思ったのは……なんて中途半端なんだ!! ちょっと殺意抱きましたよ、私(笑) なんかね、恩田さんの中途半端とはちょっと違うんですよね。なんだろ、このもやもや。 全体...

昔「OUT」を読んでそれがとってもおもしろかった桐野夏生さんの作品。 図書館であったので借りてきました。 読み終わって思ったのは……なんて中途半端なんだ!! ちょっと殺意抱きましたよ、私(笑) なんかね、恩田さんの中途半端とはちょっと違うんですよね。なんだろ、このもやもや。 全体的に救いがないです。話もぶつぎりで終わるし、登場人物もいい人なんだか悪い人なんだかよくわかんないし。 で、文庫版あとがきを読んで納得。 この作品、「すばる文学賞」の最終候補に残って落ちた作品らしいです。だからかぁ。納得。そんなわけで☆二つです。

Posted byブクログ

2012/02/10

おもしろかったー。個人的には息抜き的な一冊だったのですが、若い人とかは苦手なのかな。。。荒削りで未完成の油絵のような印象。 すばる文学賞応募作(最終候補まで残ったものの受賞は逃してしまったと)に加筆・修正が加えられたものとか。 あらすじを見るかぎりあまり気乗りはしなかったのに、読...

おもしろかったー。個人的には息抜き的な一冊だったのですが、若い人とかは苦手なのかな。。。荒削りで未完成の油絵のような印象。 すばる文学賞応募作(最終候補まで残ったものの受賞は逃してしまったと)に加筆・修正が加えられたものとか。 あらすじを見るかぎりあまり気乗りはしなかったのに、読み始めると読ませる力があります。さすが桐野夏生。あくまでも優しくない現実のディテールが個人的には好き。昔の恋人がハゲてるあたりとか。 ペーソス好きな人には向いてると思います。

Posted byブクログ

2009/10/04

図書館にて。 く、暗い。暗すぎる。 桐野夏生だから、一筋縄ではいかないと思っていたけど。 ずーんと気分が重くなった。でもリアル。

Posted byブクログ

2010/01/28

2008.09.30. やりきれんなぁ。この家族設定(父・母・姉・妹)というのは、うちと一緒じゃないか。あと15年もしたら、うちもこんな風になるのか・・・。ならないだろうけど。進みゆく街に住人たちに取り残されてしまう、家族。昔の桐野さんの筆致だと感じた。

Posted byブクログ

2009/10/07

2008/9/7 たぶん何回もかりては返し借りては返ししてた本。 無意識の予想どおり暗かった。 この人の本ってみんなそうで、見たくないけどつい見ちゃうみたいな。

Posted byブクログ