模倣犯(1) の商品レビュー
宮部みゆきさんの本はほとんど読んでるけど、これは3本の指に入る位 ドキドキしたな。 宮部みゆきさんの本はたまに優等生っぽすぎて苦手な時も(たまーにだけど) あるんだけど、これは本当に面白かった。 長いんだけど、長いのが幸せな位読んでて面白かった。 でも面白すぎてストーリーを読んで...
宮部みゆきさんの本はほとんど読んでるけど、これは3本の指に入る位 ドキドキしたな。 宮部みゆきさんの本はたまに優等生っぽすぎて苦手な時も(たまーにだけど) あるんだけど、これは本当に面白かった。 長いんだけど、長いのが幸せな位読んでて面白かった。 でも面白すぎてストーリーを読んでから何年もたった今でも鮮明に覚えていて 読み返す気が起きないのが残念。 そんな本滅多に無い。
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あらゆる人々を巻き込んだ壮大な事件の話。 事件には必ず被害者と加害者がいて、それぞれにそれぞれの家族がいて、その人達が事件に巻き込まれることでどうなるのか、どんな人生になるのかというところが、とても悲しかった。 それを利用する人間もいる現実の社会が如実に描かれていた。 劇場型と言...
あらゆる人々を巻き込んだ壮大な事件の話。 事件には必ず被害者と加害者がいて、それぞれにそれぞれの家族がいて、その人達が事件に巻き込まれることでどうなるのか、どんな人生になるのかというところが、とても悲しかった。 それを利用する人間もいる現実の社会が如実に描かれていた。 劇場型と言える犯人も、やはり現代ミステリに相応しいと思う。 かなり面白いです。
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(文庫本全5巻)長い作品でしたが中だるみなくひきつける展開は素晴らしかった。内容は犯人たちが残忍で薄ら寒さを覚えました。
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◆あらすじ◆ 墨田区・大川公園で若い女性の右腕とハンドバッグが発見された。 やがてバッグの持主は、三ヶ月前に失踪した古川鞠子と判明するが、「犯人」は「右腕は鞠子のものじゃない」という電話をテレビ局にかけたうえ、鞠子の祖父・有馬義男にも接触をはかった。 ほどなく鞠子は白骨死体となっ...
◆あらすじ◆ 墨田区・大川公園で若い女性の右腕とハンドバッグが発見された。 やがてバッグの持主は、三ヶ月前に失踪した古川鞠子と判明するが、「犯人」は「右腕は鞠子のものじゃない」という電話をテレビ局にかけたうえ、鞠子の祖父・有馬義男にも接触をはかった。 ほどなく鞠子は白骨死体となって見つかった──。 未曾有の連続誘拐殺人事件を重層的に描いた現代ミステリの金字塔、いよいよ開幕!
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おもしろかったですよ! さすがに有名な作品だなーって感じです。 ではなぜ星が少ないのか、というと。 すっっっっっごい胃にもたれるからです。 内容の半分くらいは犯人(たち)の心理とかが犯人の視点で描かれているんですが、それがしんどくてしんどくて……!! それだけ内容に引き込まれてい...
おもしろかったですよ! さすがに有名な作品だなーって感じです。 ではなぜ星が少ないのか、というと。 すっっっっっごい胃にもたれるからです。 内容の半分くらいは犯人(たち)の心理とかが犯人の視点で描かれているんですが、それがしんどくてしんどくて……!! それだけ内容に引き込まれているっていうことなんでしょうが、しばらく鬱みたいになります。 心の底から楽しく読めたのは4、5巻だけでした…… 有馬のおじいちゃんのかっこよさだけで読み進めた作品です。 後半になればなるほど有馬のおじいちゃんと塚田くんに引き込まれ、反面由美子とピースにイライラしてくるという。 ピースはともかく、由美子は……実際自分が同じ立場におかれたら同じことをしかねないな、と思うと恐ろしかったです。 一読する価値はあると思います。 ただ、引き込まれすぎるひとは注意が必要かも。
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新規購入ではなく、積読状態のもの。 2009/4/9 東京出張の行き帰りの新幹線内で読了。 長い間積読本であったが、なぜにもっと早く読まなかったのか。いつもながらのストーリーテラーぶりを堪能。続きが楽しみ。
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いわゆる劇場型殺人なのですが、この犯人は一味違う。 最後のテレビ出演の部分には特に引き込まれた。 宮部みゆき超大作。
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文庫で5冊の長編。ブックオフで1冊100円を狙い続け、半年かかってやっと5冊揃えました。何しろ長いので読み始めるのに勇気が要りましたが、さすが宮部さんの傑作、ものすごくスラスラ読めます。1巻は導入部分のはずですが、退屈なプロローグではなく、充分に楽しませてくれます。犯人に振り回さ...
文庫で5冊の長編。ブックオフで1冊100円を狙い続け、半年かかってやっと5冊揃えました。何しろ長いので読み始めるのに勇気が要りましたが、さすが宮部さんの傑作、ものすごくスラスラ読めます。1巻は導入部分のはずですが、退屈なプロローグではなく、充分に楽しませてくれます。犯人に振り回される被害者の親族・警察・死体発見者などの各キャラの描写はさすがの一言。特に有馬義男さんの揺れる心・強い心は親近感をおぼえました。警察・放送局を巻き込んだ犯人とのやり取り・駆け引きもなかなかスリリングでいいですね。1巻の終わりで犯人が捕まったとされますが、もちろん1巻ですからこれには裏があるんでしょう。今後の展開期待充分です
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何年か前に中居が主役で映画をやってたのを思い出してなんとなく興味がわいて読んでみた。 大川公園のゴミ箱から若井女性の右腕とハンドバッグが見つかったことから事件が発生し、そこから連続殺人事件がはじまる。 全然関係のない人が実はすごい重要な役割を担ってたり、期待を裏切らない展開が起...
何年か前に中居が主役で映画をやってたのを思い出してなんとなく興味がわいて読んでみた。 大川公園のゴミ箱から若井女性の右腕とハンドバッグが見つかったことから事件が発生し、そこから連続殺人事件がはじまる。 全然関係のない人が実はすごい重要な役割を担ってたり、期待を裏切らない展開が起こったりで続きがすっごく気になる一冊。おススメです。
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言わずと知れた宮部みゆきの長編ですよね。 五巻まで読み終わりましたが、一冊ごとに感想とか 到底かけそうに無いので一巻でまとめて…。 長かったけど、被害者の遺族、犯人、犯人の家族、捜査する側、 それから報道する方からなど、色々な方向から書かれていて 面白かったです。 一つの事件(...
言わずと知れた宮部みゆきの長編ですよね。 五巻まで読み終わりましたが、一冊ごとに感想とか 到底かけそうに無いので一巻でまとめて…。 長かったけど、被害者の遺族、犯人、犯人の家族、捜査する側、 それから報道する方からなど、色々な方向から書かれていて 面白かったです。 一つの事件(と言っても被害者は複数ですが)で、たくさんの 人の人生が狂わされていく様が恐ろしかったです。 特に高井兄妹が、かなり気の毒だったのですが…。 最後の方で、犯人を追い詰める女性ライターが 随分思い切った事するなぁと思いました。
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