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模倣犯(1) の商品レビュー

4.2

413件のお客様レビュー

  1. 5つ

    151

  2. 4つ

    170

  3. 3つ

    57

  4. 2つ

    7

  5. 1つ

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2009/11/25

産休中に読んだ本。 1ヶ月ぐらいでシリーズを最後まで読んだ。 出産後は読書をしない方がいいと言われてたので、こっそりと・・。 寝不足なのも関係なく読み続けてしまうおもしろさ。

Posted byブクログ

2009/11/15

休職中の刑事、本間俊介は遠縁の男性に頼まれて彼の婚約者、関根彰子の行方を捜すことになった。自らの意思で失踪、しかも徹底的に足取りを消して―なぜ彰子はそこまでして自分の存在を消さねばならなかったのか?いったい彼女は何者なのか?謎を解く鍵は、カード会社の犠牲ともいうべき自己破産者の凄...

休職中の刑事、本間俊介は遠縁の男性に頼まれて彼の婚約者、関根彰子の行方を捜すことになった。自らの意思で失踪、しかも徹底的に足取りを消して―なぜ彰子はそこまでして自分の存在を消さねばならなかったのか?いったい彼女は何者なのか?謎を解く鍵は、カード会社の犠牲ともいうべき自己破産者の凄惨な人生に隠されていた。山本周五郎賞に輝いたミステリー史に残る傑作。 第5話まである超長編。面白かったがやっぱり長い。この作品を読み終えた後、短くても面白い本集めにはまった。

Posted byブクログ

2009/11/05

全巻は登録しないが、宮部みゆきの本の中で一番好きな本。最後までわくわくどきどきするし、本当に面白い。周りの人にも薦めました。映画は見たことが無いけど、おススメ!

Posted byブクログ

2009/10/28

結構昔に一気に読み上げました。宮部さんの小説は時代物含めかなり読み込んでいて、個人的にはハズレ無しですが中でもかなりの長編なのに続きが気になってどんどん読んだ、という点で印象に残っています。 全部読みきりましたがとりあえず「1」だけ本棚に^-^

Posted byブクログ

2010/04/23

ちょっと引っ張りすぎ感はあるんですけど・・・ やっぱり面白いんですなぁ いろいろと視点を変えながら読まないといけないんで 一気読みには適さないです

Posted byブクログ

2009/10/23

墨田区・大川公園で若い女性の右腕とハンドバッグが発見された。やがてバッグの持主は、三ヵ月前に失踪した古川鞠子と判明するが、「犯人」は「右腕は鞠子のものじゃない」という電話をテレビ局にかけたうえ、鞠子の祖父・有馬義男にも接触をはかった。ほどなく鞠子は白骨死体となって見つかった―。未...

墨田区・大川公園で若い女性の右腕とハンドバッグが発見された。やがてバッグの持主は、三ヵ月前に失踪した古川鞠子と判明するが、「犯人」は「右腕は鞠子のものじゃない」という電話をテレビ局にかけたうえ、鞠子の祖父・有馬義男にも接触をはかった。ほどなく鞠子は白骨死体となって見つかった―。未曾有の連続誘拐殺人事件を重層的に描いた現代ミステリの金字塔、いよいよ開幕。 読み応え抜群。途中,若干の寄り道を感じるけど,一気に文庫5冊読んだ。 家族という一つの環境をものすごく考えた。

Posted byブクログ

2010/05/16

久しぶりに読めた宮部みゆき長編物。出だしは平凡な感じだったが、読み進めるうちに続きがどんどん気になり、最終的にはどっぷり嵌っていた。本当に読み応えのある長さなので読後「ああ、読書した!」という充実感に浸れる。何だかんだ言っても宮部みゆきはやっぱり上手いなぁと思う。視点が様々変わる...

久しぶりに読めた宮部みゆき長編物。出だしは平凡な感じだったが、読み進めるうちに続きがどんどん気になり、最終的にはどっぷり嵌っていた。本当に読み応えのある長さなので読後「ああ、読書した!」という充実感に浸れる。何だかんだ言っても宮部みゆきはやっぱり上手いなぁと思う。視点が様々変わるが、良い人間、嫌な人間のどちらも描き方が非常に上手い。個人的にはルポライターの滋子がとても苦手な人物だった。同じ事件を被害者側、犯人側、それに関わる人々、そして第三者側の視点で読めたのも面白い。キーパーソンの豆腐屋の祖父や少年、犯人のまっとうな人間性とその強さ、弱さにはっとさせられつつ共感した。最後に改めて例え犯人はつかまっても亡くなった被害者は帰ってこないという事実が重く悲しい。ところで近年の宮部作品のラストの締め方は何処か似通っている感じがする。

Posted byブクログ

2011/03/14

日本中を恐怖に陥れる2人の男、崖から転落した車に乗っていた2人の男、友人を助けようとテレビに出演する男。 家庭環境が子どもに及ぼす影響と言うのがどれだけ大きなものかを改めて考えさせられた。 自分を表現したい、認められたいという欲望がこんなにも恐ろしい形で現れるのか・・・と。

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2010/06/10

1巻〜5巻まで、私が読んだ今までの本の中で、最長のページ数でした。 でもちっとも長いと感じさせないのは、圧倒的に文章力と、徹底したキャラの裏づけに よるものだと思います。 脇役の脇役にも魂が宿るように、ちゃんと作りこんであり、 読めば読むほど、現実との境い目が分からなくなってきた...

1巻〜5巻まで、私が読んだ今までの本の中で、最長のページ数でした。 でもちっとも長いと感じさせないのは、圧倒的に文章力と、徹底したキャラの裏づけに よるものだと思います。 脇役の脇役にも魂が宿るように、ちゃんと作りこんであり、 読めば読むほど、現実との境い目が分からなくなってきたほどでした。 犯罪(この場合は殺人)をあらゆる立場から描いていて、 殺した犯人、またその家族や友人。殺された当人、またその家族や友人。 マスコミ、ジャーナリスト、警察、そして直接には関わらない世間と言うもの。 どの立場の人もみな不幸であり、誰も幸せにはならない。 その度合いが違うだけ。 犯罪は本当に何も生み出さないのだと言うこと。 生み出さないどころか、何もかも奪ってゆく、最悪の存在でしかないと言うことです。 ラストは少し救われる部分もあり、引きずられるタイプの私には良かったです。

Posted byブクログ

2009/10/07

文芸書で上下巻、文庫だと全5巻。 シリーズ物を除くと、今まで読んだ小説の中で最長です。 読み進めるごとにドキドキしながら読みました。 こんな話を書ける宮部さんは、やっぱりすごい才能の持ち主。 とにかく長いので、読み終わった時の達成感はすごいです(笑)

Posted byブクログ