模倣犯(1) の商品レビュー

宮部みゆき(著者)

2021/02/06

読み始めてから、本作のドラマを数年前に見ていたことに気づいた。あまりにも分厚い本だし、読むのを辞めようかと思ったけど、ついつい、細かい描写やここまで書けるかと驚くほどの丁寧な掘り下げに引き込まれてしまった。

ドラマや映画を先に見てしまうと、もうそれを演じた俳優の顔が浮かんできてしまうので、自分の頭で作り上げることができないから、それが残念。

やっぱり、原作をなんとしても先に読んでおきたい。そして、ドラマや映画を観るなら絶対期待してはいけない、と思い知った。

2021/02/05

先は長いので急な展開はないかなぁと油断してたら。

最後の数十頁でまさかの展開。

これが伏線なのか本線なのかを楽しみに続きを読みたいと思います。

宮部作品。。5年ぶりぐらいに読みます。

しかも、模倣犯。
ようやく、やっと、です。

2021/02/05

最高傑作。5冊もあるけど、1冊ずつ読み終えるのが惜しいと思うくらい没頭する。被害者の葛藤、犯罪者の闇、社会の異常性を苦しいくらいリアルに感じる一冊。これを書ける宮部みゆきほんとすごい。

2021/02/03

読もう読もうと思っていた宮部みゆきワールドを今更ながら初体験。
ある凄惨な事件に巻き込まれた少年、その少年が絡むことになってしまった連続誘拐事件を軸に、被害者の家族や警察関係者、事件の関係者など、広げた話の大きさや登場人物の多さを感じさせない筋運びや人物それぞれの心象描写の巧みさが凄いです。
続きが気になる1巻目。

2020/11/15

ミステリーの面白さを教えてくれた本。
「ミステリーってどこか雑なところがあると一気に醒めるんだよなぁ。」てな調子こいたこと言ってたあの頃。この本に圧倒されてその後はミステリー三昧でした。

2020/11/05

15年ぶりくらいに再読。面白い。一気に読んでしまいました。内容はほぼ忘れていて、この話がどうなっていくか楽しみでしょうがない。

2020/10/10

高校生の塚田真一は犬の散歩中に人間の腕を発見します。
女性の腕とハンドバッグが発見されたことで、娘が行方不明中の古川真智子は動揺します。
そして、その犯人は嘲笑うかのように、警察を翻弄して——。

有名な本作をやっと読むことが出来ました。
と言ってもまだ序の口の一巻ですが（笑）。
そして、登場人物も多いので把握が大変です。
全巻読み終えるまでに忘れてしまうと思うので相関図を書きました。

第一発見者の真一には辛い過去がありました。
家族を殺されてしまっていたのです。
そんな彼に、その犯人の娘は父親の減刑嘆願書を書いてもらおうとつきまとってきます。
彼女と話したくない真一は、ルポライターの前畑滋子の家に隠れることにします。
滋子にもルポライターとしての思惑があったりします。

様々な人が登場する一巻は今後の布石になっているのでしょうが、今後どのように展開するのか楽しみです。

真智子の父で孫を殺されてしまった有馬義男、彼も犯人に翻弄された一人です。
娘や孫を思う彼の気持ちを弄ぶような犯人に憤りしか感じません。

そして最後に発見された事故車の遺体の二人が本当に犯人なのか、続きがとても気になります。

2020/09/08

文庫版にて再読です。ずいぶん忘れてる・・・。有馬さんの気丈さと聡明さ、坂上さんの奔走に助けられながら読んでいます。ピースが本当に嫌な感じ。殺人犯である父親の減刑を、被害者につきまとって迫る娘がやっぱり気持ち悪い。まだまだ序章。二へいきます。

2020/08/01

読もう読もうと思っていた作品を図書館で借りて。
ミステリー小説が好きで、トリックや犯人予想も
「まあまあ、こうくるでしょ？」っていうのがわかるようになっていた

早朝の公園で見つかった女の子の手
描写が少し今の時代よりも古い感じはあるけど
それが読みにくい理由になってはない

多角的な視点から綴られる物語

2020/07/27

全巻読んだ。
長いのに、一冊目を読んだら
次の日には、他の本を全て揃えて
読んでいた。
私の正月休みが消えた…。