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模倣犯(2) の商品レビュー

3.9

192件のお客様レビュー

  1. 5つ

    43

  2. 4つ

    85

  3. 3つ

    49

  4. 2つ

    4

  5. 1つ

    1

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2023/04/30

打って変わってダークサイド陣営の話。続きが気になりすぎる。終盤は寄せられた電話などが羅列されていく演出が凝っていて好きです。

Posted byブクログ

2023/03/16

Audibleで読みました。 1巻は事件の全体像で、2巻からは犯行の背景が語られ、同じ事件をなぞりながらさらに一段掘り下げられていきます。こんな仕掛け初めてでワクワク。その奥底にはきっと作者の言いたいことが待っているんだろうな、と期待を込めて読んでいます。また思っていたよりはグ...

Audibleで読みました。 1巻は事件の全体像で、2巻からは犯行の背景が語られ、同じ事件をなぞりながらさらに一段掘り下げられていきます。こんな仕掛け初めてでワクワク。その奥底にはきっと作者の言いたいことが待っているんだろうな、と期待を込めて読んでいます。また思っていたよりはグロくなくて助かりました。 さて2巻では犯人や周囲の人の心情、生い立ち、育ってきた環境や抱えている問題などなど繊細な内面の描写が、まるで彫金アートかのごとく精緻に描き込まれています。 Audibleなので良かったけれど、これが文字だとかなりタフそう。 敢えて一言で言えば愛着障害によって承認欲求モンスターと化してしまった犯人が、どこをどう転んでこんなんなっちゃったのか、というビルドアップが実況されるわけですが、その端々になぜ女性を狙うのか、とか精神病(時代に即して敢えて)なら何でも許されるのか、とかバブル崩壊当時のニュースな問題が見え隠れしている気がしました。 そして、そろそろ気になるタイトルの模倣犯とは…? 関係ありませんが、まさかその後リーマンショックやコロナショックやら新たな社会転換が起こるとは…などとつい思いを巡らせてしまいました。

Posted byブクログ

2023/02/08
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※このレビューにはネタバレを含みます

面白かった……!!!! 栗橋浩美の残虐な被害女性への仕打ち、そこに至るまでの人生が細かく書かれていて、栗橋浩美に全く共感はできないけれど、つい読み進めてしまいました。 1巻のラストで彼が事故で死んでいることは明記されているので、これからそこに至るまでのストーリーが展開されるのかと思うと早くも3巻が読みたいです。

Posted byブクログ

2023/02/03

犯人サイド側からの視点で、1巻をなぞっていくが・・・ 描写が細かいのを作品の良さと捉えるか、 回りくどいと見てしまうか・・・

Posted byブクログ

2022/11/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

切りの悪い終わり方ですね。続きが嫌でも気になります。しかも犠牲者がもう2人いたとなると、この2人の遺体は一体どこへ?

Posted byブクログ

2022/10/19

Audible にて。 1の裏側、犯人サイドからの視点。 面白いのだけれど、相変わらず細かすぎる描写で長い…。 なんだかもう終わっちゃいそうだけど大丈夫かな? まだあと3巻もあるので、この先タイトルの展開になっていくのかなあ。

Posted byブクログ

2022/09/22

第1巻で衝撃的な終わり方をし、第2巻に期待を寄せましたが、ん-、ちょっとあれですかね、ネタバレしたくないので、アレの生い立ちと、アレの心情、アレのポンコツ具合、そしてアレの経緯等、1巻と比較して中だるみでしょうか。ま、これが有るからこそ次のステップへって事なんでしょうね。 ただ一...

第1巻で衝撃的な終わり方をし、第2巻に期待を寄せましたが、ん-、ちょっとあれですかね、ネタバレしたくないので、アレの生い立ちと、アレの心情、アレのポンコツ具合、そしてアレの経緯等、1巻と比較して中だるみでしょうか。ま、これが有るからこそ次のステップへって事なんでしょうね。 ただ一々人物紹介が長いのでもう少しショートカット出来るのじゃないかと上から目線で宮部せんせ大変申し訳ございません。 次の3巻が楽しみです。

Posted byブクログ

2022/07/26

二巻は犯人の幼少期や家庭環境など、生い立ちのストーリーが描かれていた。アタマガイカレテイル。犯人がまわりに思うこと。でも、その本人がアタマガイカレテイルことには気づかない。確かに、幸せな家庭ではなかった。それでも、ここまで歪んだ人格になってしまったのはなぜだろう。決定的な事件はな...

二巻は犯人の幼少期や家庭環境など、生い立ちのストーリーが描かれていた。アタマガイカレテイル。犯人がまわりに思うこと。でも、その本人がアタマガイカレテイルことには気づかない。確かに、幸せな家庭ではなかった。それでも、ここまで歪んだ人格になってしまったのはなぜだろう。決定的な事件はない。ただ、不吉な予感がずっとして、今か今かと、最初の殺人のシーンを待ち構えて読む。そして、人の死とはこんなにもあっけないものなのか。自分が死ぬ瞬間を予測して生きている人なんていない。みんな、死ぬ瞬間はきっと信じられない、今なのか、とびっくりするのだろう。何気ない日常に死が存在する、そんなことを感じつつも、自分が居心地のよい部屋で安心してこんの本にむきあえていることに、ホッと胸をなでおろす。

Posted byブクログ

2022/07/25

1巻で起きた事件の裏側が少しずつ明かされていく。読み進めるごとに解像度が増して、ミステリーのこういうところが好きなんだよねぇと思った。

Posted byブクログ

2022/05/19
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

一巻に続き読破。 一巻の最後で犯人がそれとなく匂わせて終わったのでどうなるかと思ったが、結果的には二巻で犯人の1人に着目して物語が進む展開。 どこかでどんでん返しがあるんじゃないかと思ったので、結果的には裏切られた形に。 一巻と大きく違うのは明確に「誰か」が「誰か」を殺したシーンがありありと描かれているということだろうか。 やっぱりミステリーとしてゾクゾクするシーンが多いのは面白いし、まだまだ暴かれていない謎が多いので続編に期待。

Posted byブクログ