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西の善き魔女(7) の商品レビュー

4.1

54件のお客様レビュー

  1. 5つ

    20

  2. 4つ

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  3. 3つ

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2013/08/14

図書館借用。 フィリエルとルーン八歳の頃の話。 節分とクリスマスと正月を混ぜこぜにしたミツバチ祭りの描写はとても良かった。おかみさんの武勇伝も。 同じ年頃の子どもを持つ親としては大人の事情に巻き込まれる子どもたちに切なくなった。フィリエルのトンデモ思考も八歳なら許せる。ただこのま...

図書館借用。 フィリエルとルーン八歳の頃の話。 節分とクリスマスと正月を混ぜこぜにしたミツバチ祭りの描写はとても良かった。おかみさんの武勇伝も。 同じ年頃の子どもを持つ親としては大人の事情に巻き込まれる子どもたちに切なくなった。フィリエルのトンデモ思考も八歳なら許せる。ただこのまま十五歳になったのは…箱入り娘ならぬセラフィールド入り娘ってことか

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2013/06/30

フィリエルとルーンの幼いときのお話。 おかみさんの武勇伝がかっこよかった。オチまで含めて。 ルーンがだんだんセラフィールドに慣れて、感情豊かになっていく様子がおもしろかった。 フィリエルがルーンを殺そうと思ったことがあるなんて、ちょっとびっくりした。 でもそこに至る鬱屈した感情は...

フィリエルとルーンの幼いときのお話。 おかみさんの武勇伝がかっこよかった。オチまで含めて。 ルーンがだんだんセラフィールドに慣れて、感情豊かになっていく様子がおもしろかった。 フィリエルがルーンを殺そうと思ったことがあるなんて、ちょっとびっくりした。 でもそこに至る鬱屈した感情は理解できる。子どもの感覚。 お互いがお互いのことを小さなころから守ろうと思うシーンに感動した。絆強過ぎる…!

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2013/05/09

西の善き魔女、外伝1。 ルーンに対して過保護なフィリエルが出来上がるまでのお話。 ここまで読んできて、突然、上橋菜穂子さんの精霊シリーズや梨木香歩さんの『西の魔女が死んだ』を思い出した。 それらと比べると、このシリーズはなんとなく深みが足りない感じだ。それがイマイチのめり込めなか...

西の善き魔女、外伝1。 ルーンに対して過保護なフィリエルが出来上がるまでのお話。 ここまで読んできて、突然、上橋菜穂子さんの精霊シリーズや梨木香歩さんの『西の魔女が死んだ』を思い出した。 それらと比べると、このシリーズはなんとなく深みが足りない感じだ。それがイマイチのめり込めなかった一因かも、と思い至る。 8歳のフィリエルと、15歳になった本編のフィリエルとの独りよがり度がそれほど差がないように見受けられるのはいかがなものか。 ルーンがフィリエルに対して密かに決意したことに、ちょっとギクっとした。 あれれ、フィリエルのこと好きになれないなぁって思ってたのは、近親憎悪ってヤツ?

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2013/02/19

西の善き魔女本編を読んでから読みました。 物語は主人公の幼少期時代のお話で、フィリエルとルーンの2人が好きな私としてはなかなか楽しめるお話でした。物語も本編と比べゆっくり進んでいるぶん、入り込みやすかったと思います。 しかし、小さい女の子が人殺しを決意し、肉切り包丁持って出か...

西の善き魔女本編を読んでから読みました。 物語は主人公の幼少期時代のお話で、フィリエルとルーンの2人が好きな私としてはなかなか楽しめるお話でした。物語も本編と比べゆっくり進んでいるぶん、入り込みやすかったと思います。 しかし、小さい女の子が人殺しを決意し、肉切り包丁持って出かける様子を想像して戦慄したのは私だけでしょうか…。フィリエルちゃん怖い。

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2012/11/23

本編ありきのお話ではあるんだけど,もしかすると本編よりも好きかも知れない.セラフィールドの閉ざされた世界で暮らすこどもたちと大人たちの,危うい土台に立ったつつましく輝かしい日々のおはなし. 児童文学のファンタジーでは,世界が変わったり大きな出来事が起きるのが多いけれども,こうい...

本編ありきのお話ではあるんだけど,もしかすると本編よりも好きかも知れない.セラフィールドの閉ざされた世界で暮らすこどもたちと大人たちの,危うい土台に立ったつつましく輝かしい日々のおはなし. 児童文学のファンタジーでは,世界が変わったり大きな出来事が起きるのが多いけれども,こういう静かで驚きに満ちた日常を描くのも,その世界で生きる人たちに命を与えるには必要じゃないかなあと思う. とっても面白かった!

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2012/08/04

フィーとルーンの出逢い、共に過ごした季節の移ろい。 ルーンにとってフィーはセラフィールドそのもので、太陽だった。 フィーが居たからこそ、ルーンはルーンになれた。 本編は正直なところ、もう読み返すことは無いと思います。 でもこの外伝はまたいつか読み返したい。

Posted byブクログ

2012/05/24

外伝だった…! 遠い昔の思い出。フィリエルが不憫でならない。愛されたい、愛されていると実感したいのは当たり前だと思う。 ルーンを殺したいほど憎むのは、彼女が残酷だからではなくて、幼いからだと思う。 いまはやっと幸せなのかな。そうだといいなあ。

Posted byブクログ

2012/03/05

ルーンが初めてセラフィールドに来てからのお話で、フィリエルの父、ディー博士もちょこちょこ登場します。 フィリエルがルーンに嫉妬して殺人を企てる下りがあまりに彼女らしくて笑えて、でもちょっと共感できて何となく涙ぐみました。でも子どもながらの残酷さと率直さ、単純さがたまらなく滑稽...

ルーンが初めてセラフィールドに来てからのお話で、フィリエルの父、ディー博士もちょこちょこ登場します。 フィリエルがルーンに嫉妬して殺人を企てる下りがあまりに彼女らしくて笑えて、でもちょっと共感できて何となく涙ぐみました。でも子どもながらの残酷さと率直さ、単純さがたまらなく滑稽で自分にもそんな覚えがあるから尚更面白く感じました。 あとハチミツ祭で緑の年男が訪れ恐怖におののくルーンをディー博士が優しく介抱する場面を見ると、やっぱりルーンはずっとずっと辛かったんだなと思っていたたまれなかったです。 後でルーンがセラフィールドに来たばかりのことを語ってる場面があるけれど、その表現が文字通りに殻にこもっている描写なので、それ程までの仕打ちを受けたんだと痛感しました。 そんな彼の目の前に現れたフィリエルによって、彼が彼らしく意志を持って行動し、フィリエルと一緒に居れることが7巻まで読んでみてしみじみと嬉しかったです(親か) 外伝面白い!!

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2011/11/30

物語の動き出す、本編の前日譚。 田舎も田舎、ど田舎どころか、人の住まない荒地の天文台と、それに寄り添って家畜を育てて暮らす一家。そこに住む子供たちの、慎ましやかな暮らしのお話。 「西の善き魔女」な要素は抑え目ですが、何てこと無いシーンで泣けるのは今までの伏線があってこそ。いやも...

物語の動き出す、本編の前日譚。 田舎も田舎、ど田舎どころか、人の住まない荒地の天文台と、それに寄り添って家畜を育てて暮らす一家。そこに住む子供たちの、慎ましやかな暮らしのお話。 「西の善き魔女」な要素は抑え目ですが、何てこと無いシーンで泣けるのは今までの伏線があってこそ。いやもう本当に、読んでて胸が苦しい。 なんて綺麗なお話なんでしょ。なんて残酷な作者なんでしょ。 こんな風にも書けるんですね、荻原さん。

Posted byブクログ

2011/11/05

Usually I don't go for side stories as I like to indulge in the main story... but reading about the arrival of ルーン and how he and フィリエル...

Usually I don't go for side stories as I like to indulge in the main story... but reading about the arrival of ルーン and how he and フィリエル grew up in セラフィールドwas great! It also made me realize how extreme children can be (especially フィリエル). Reading the last book next!

Posted byブクログ